No.850 ポリーニ・インタビュー 投稿者:博多の人 投稿日:2012/11/04(Sun)
09:35 東京公演を楽しまれている皆様方のことを、遠く博多の地から、うらやましく思っています。梶本音楽事務所のサイトでポリーニ・インタビューを見つけ、現代音楽に対するポリーニの積極的な態度に感銘を受けました。でも、現代音楽は、やはり聞きづらいです。ずっと以前に、テレビだったかラジオだったか、それとも本からだったかは忘れましたが、次のような発言があったことを思い出しました。「12の音を平等に扱う現代音楽と比べ、12音から8音を選んで作った長調(12種類)と短調(12種類)の方が、我々はずっと聞きやすい。人間の感性は、音の差別化を求めている。」正確には思い出せないのですが、大体このような内容だったと思います。とても過激な発言ですが、ポリーニはこれを打ち破ろうとしているのですね。 |
No.848 10/23 コンサートについて 投稿者:ポリーニファン 投稿日:2012/10/28(Sun)
22:33 コンサートに行かれた方、感想等を書き込んでください。リズムの乱れやミスタッチ、音の抜けが目立ち、かつて無い様な低調であったと、あるコンサート評には書かれていました。聴きに行かれた方は、相当な衰え方にさどかし驚いたことでしょう。本当なのでしょうか? |
No.847 日本公演初日 投稿者:ともママ 投稿日:2012/10/24(Wed)
18:11 久しぶりに書き込みさせていただきます。 昨晩、今年の日本公演の初日を聴いてきました。 前半は、マンゾーニ作曲のとても前衛的な室内楽曲?(ソプラノ、ビオラ、クラリネット、ピアノ、パーカッション)。 頭の固い私には理解できない曲でしたが、興味深く聴きました。 作曲家ご自身が客席で聴いていらして、最後に盛大な拍手を浴びていました。 私の席から、舞台袖の楽屋への出入り口が見えたのですけれど、サスペンダー姿のマエストロポリーニが笑顔で演奏者たちを迎え入れていました。 後半、いよいよベートーベンのソナタ3曲。 大変なプログラムですよね。 後半に進むにしたがってどんどん調子を上げていました。 ワルトシュタインも熱情も、2楽章から3楽章への移行の仕方が絶妙でした。 外見は・・やはり70代になられたんだな・・という感じですが、演奏はまだまだ全然枯れていない!熱情なんて本当にパッションみなぎっていて、素晴らしい音も健在で、また今年も演奏会を生で聴けた喜びに浸りました。 すみ子さん初め、数名のポリーニファンのお顔も拝見で来て嬉しい夕べでした。 |
No.845 ポリーニとブラームスの1番 投稿者:博多の人 投稿日:2012/10/07(Sun)
14:09 マーリン様、ご意見有り難うございます。おっしゃるとおり、ポリーニはブラームスの1番を何度も録音していて、弾き方も似ていますね。きっとこの曲のことが、何度弾いても飽きないというか、心底好きなんでしょう。ポリーニがあと30年位は演奏活動を続けるのではと期待して、現代作曲家の新作をとりあげる時間も必要ですから、アシュケナージほどたくさんの録音をとまでは贅沢を言いませんので、ゴールドベルク変奏曲、謝肉祭、パガニーニの主題による変奏曲、展覧会の絵など、ポリーニの演奏で聞きたい曲がまだまだたくさんあります。おじさん様のご意見を楽しみにしています。 |
No.844 ショパンの新録音 投稿者:おじさん 投稿日:2012/10/05(Fri)
21:55 博多の人様へ そうですか♪ 自分も早く聞きたいんですが、SACDで旧譜が4枚発売されてそれを確認中… 今回の新譜は、今月中旬までお預けです(;^_^A |
No.843 ポリーニの再録音 投稿者:マーリン 投稿日:2012/09/30(Sun)
21:09 そうですか、博多の人様が涙を流されるような演奏だったのですね。 私も26日発売ということで27日にCDショップに行ったのですが、売れ切れでした。それでまだ聞いていません。ちょうど同じ日に発売だったグールドとシュワルツコップのリヒャルトシュトウスのCDを買ってきました。私はMorgen(明日)という曲が大好きなのですが、感激しました。というか単純になんと言って表現したらいいのかわからずただ感激しましたって言っているのですが。 私は先ごろ発売されたブラームスの1番では基本的にはポリー二は変わっていないな~と思いました。これまでの演奏時間を比べてみてもほんとにわずかな違いです(スゴイと思う反面、もうちょっと遅くもったいぶって弾いていただけたらいいな〜思っているのですが) もちろんテンポだけの違いだけではないのでしょうが。ポリー二は誰と演奏しもブレないというか確固した美意識を持っておられるのだな~と思う反面、ならば何故ブラームスの1番を何回も録音されるのか??? 完璧なまでな演奏をされてきたマエストロが再録音されるというのはどういうことか?と考えてしまいます。ショパンで今までとは違っていたというご感想、楽しみです。 |
No.842 ポリーニの新譜 投稿者:博多の人 投稿日:2012/09/30(Sun)
15:22 ポリーニによるショパンの新譜を聞きました。全部が素晴らしかったです。マズルカOp.30-4は、ホロヴィッツのライブ名演がありますが、ポリーニの演奏もたいへん興味深く好きになりました。スケルツォOp.31は、以前に発売されたスケルツォ集の演奏より格段に素晴らしく、感動のあまり涙が出ました。今までは、ミケランジェリのDG盤が好きだったのですが、ポリーニの今回の演奏が1番になりました。皆様のご意見を伺いたいです。 |
No.839 とりあえずホッとしました 投稿者:Morgenstern 投稿日:2012/09/10(Mon)
22:02 春頃には死亡説まで流れて、復帰なさって、webなどで見る限りでは評価も悪くないのに自分の耳で聞くまでは。 今回も聞く直前まで、まさか、そんなことはないとは思いながらも1983年のホロヴィッツの日本公演(当事80歳なので10歳下ですが)が思い出されて、聴く直前まで何となく落ち着きませんでした。でも、早起きした甲斐はありましたね。多分これからも、というより、これからは大丈夫かな?と思う時の方が多いかもしれないけど、ずっとお元気でと願う次第です。 マエストロの演奏もさることながら早朝、皆が寝静まっている時間のシャリーノも、乙なもの。ご子息のピアノも初めて聞けて、いつもと違った充実した朝になりました。教えて頂いた皆様、ありがとうございました。 |
No.836 ジュリーニとのシューマンの協奏曲 投稿者:とも 投稿日:2012/08/24(Fri)
16:57 珍しいエアチェック録音を教えていただきましたので・・・ 1974 年のシューマンのピアノ協奏曲です。 音は、まあまあかな? ジュリーニ指揮のウィーン交響楽団との共演です。 http://www.todoperaweb.com.ar/musica/instrumental/schumann-concierto-piano--id-871.html |
No.829 菩提樹 投稿者:マーリン 投稿日:2012/06/05(Tue)
02:10 博多の人様と同じ経験をしました。前日に月刊誌で評論を読んだのに。。。90歳を超えられる御高齢だからこのような日が来ないとは思っていませんでしたが。 吉田さんの「永遠の故郷」は菩提樹で終わっています。すみこさんが書かれているようにポリー二とフィシャーディスカウとの共演がありました。私もラジオで聞いていたのですが、その時まだ「冬の旅」自体がわかりませんでした。今でもわかっていませんが。。。でも伴奏をするポリーニってどうだったのかなと想像します。私の思いこみは「歌曲で優れた伴奏をする人は独奏曲を演奏するとなると物足りないけど、伴奏者としてはこれ以上ない演奏を聞かせてくれる」というものです。でもポリー二はそれを否定して最高のソロピアニストでありながら、最高の伴奏者であった(ある)と想像します。何故か?、歌う人も伴奏する人もみんな求めるものが同じだからだと思います。 |
No.828 びっくりしました 投稿者:博多の人 投稿日:2012/06/01(Fri)
12:48 街の本屋でレコ芸最新号を手にとって、「之を楽しむ者に如かず」が掲載されているのを見て、お元気で執筆活動を続けておられることを確認した、その翌日の朝刊で吉田秀和氏の訃報を知り、びっくりしました。1976年3月、ポリーニが2度目の来日をし、シューベルト「ピアノソナタ第21番」とシューマン「交響的練習曲」がテレビで放映された際、吉田氏が解説をされ、その時初めて、同氏の存在を知りました。評論家というより芸術家のような雰囲気(豊かな量の髪の毛と真摯な眼差しのためかもしれませんが)をかもしだしておられ、強く印象に残りました。きっと今頃は、先に逝かれた奥様や加藤周一氏らと再会され、芸術談義に花を咲かせておられることと想像します。 |
No.827 ポリーニを教えてくれた吉田さん、さようなら 投稿者:マーリン 投稿日:2012/05/27(Sun)
15:12 吉田秀和さんの訃報に接しました。ポリーニを初めて知ったのは、吉田さんの文章からでした。マエストロの平均律について書かれた文章を読みたいという願いは、永遠に叶わなくなってしまいました。マエストロもどうかお体を大事にされて、私たちの進むべき道に光を照らし続けていただきたいと思います。 ところで、吉田さんの執筆された中に「芸術は幸せになるためにあるのではありません」という確かニーチェの言葉として引用された箇所があったような気がするのですが、どの文章だったかどうしても思い出せません。もし、どなたかご存じの方いらっしゃったら教えていただけないでしょうか。 |
No.823 なるほど、医師の忠告ですか・・・ 投稿者:とも 投稿日:2012/05/03(Thu)
22:18 無責任なことは言えませんが・・・ 「医師の忠告」というのが、よくある「○時間以上の飛行機での移動は避けるように」というようなものなら、今後は来日は難しくなるのかも知れません。 晩年のフリードリヒ・グルダさんのように・・・、それでもあの人は「今回が最後」と来日したんですけどね。 「長生きも芸のうち」と言いますから、マエストロには無理だけはして欲しくないです。 |
No.821 心配です 投稿者:るり 投稿日:2012/04/23(Mon)
00:20 久しぶりに投稿させていただきます。 今回の演奏会のキャンセルのことは本当に残念でなりません。ですが、マエストロの1日でも早い健康の回復を祈り待つのがファンの努めと思います。 某ブログを拝見したところ、数年前からポリーニは演奏中に呼吸が荒くなることがあったようで、そのブログの執筆者の方の見解では、ポリーニのヘビースモーカー故の呼吸器系等の疾患をその当時から疑っておられました。 もし、その見解が当たっているのだとしたら、病気の程度によってはかなりの期間の休養と療養が必要になるかもしれません。何年かかってもいいので、ご親友の指揮者の方のように復活できる日を待つばかりです。 |