Wie aus der Ferne 〜Guest Book〜

2006/02/14から2019/02/06のゲストブック記事です。

1052-10011000-971970-941940-911910-881880-851★850-821820-791790-752751-720
718-681680-647646-611610-572571-535533-497496-459458-423422-393392-363
362-333332-303302-273272-243242-212211-182181-151150-121120-8584-51
50-2120-1


[ HOME ]

No.850 ポリーニ・インタビュー 投稿者:博多の人 投稿日:2012/11/04(Sun) 09:35

東京公演を楽しまれている皆様方のことを、遠く博多の地から、うらやましく思っています。梶本音楽事務所のサイトでポリーニ・インタビューを見つけ、現代音楽に対するポリーニの積極的な態度に感銘を受けました。でも、現代音楽は、やはり聞きづらいです。ずっと以前に、テレビだったかラジオだったか、それとも本からだったかは忘れましたが、次のような発言があったことを思い出しました。「12の音を平等に扱う現代音楽と比べ、12音から8音を選んで作った長調(12種類)と短調(12種類)の方が、我々はずっと聞きやすい。人間の感性は、音の差別化を求めている。」正確には思い出せないのですが、大体このような内容だったと思います。とても過激な発言ですが、ポリーニはこれを打ち破ろうとしているのですね。


No.849 23日の演奏会 投稿者:すみこ  投稿日:2012/10/30(Tue) 00:26

ともママ様、早速ご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
本当に「ワルトシュタイン」も「熱情」も、終楽章へアタッカで入るところ、見事でしたね。
私の頭の中では、しばらくの間「熱情」の第3楽章が、輝かしい音で鳴り響いていました。

ポリーニファン様、人によって音楽の味わい方、音楽に求めるものなど、様々なのですね。
23日の演奏会は、いくつかミスタッチ等があったとしても、音楽の流れの中では殆ど気にならないもの、音楽表現を少しも損なうものでは無かったと思います。指の動きも鮮やかに、美しい音で、ポリーニならではの格別な(別格というべきか)演奏が聴けて、感銘深いものでした。満場のいつまでも鳴り止まぬ拍手、スタンディング・オヴェーションも、聴衆の感動を証していました。



No.848 10/23 コンサートについて 投稿者:ポリーニファン 投稿日:2012/10/28(Sun) 22:33

コンサートに行かれた方、感想等を書き込んでください。リズムの乱れやミスタッチ、音の抜けが目立ち、かつて無い様な低調であったと、あるコンサート評には書かれていました。聴きに行かれた方は、相当な衰え方にさどかし驚いたことでしょう。本当なのでしょうか?


No.847 日本公演初日 投稿者:ともママ 投稿日:2012/10/24(Wed) 18:11

久しぶりに書き込みさせていただきます。

昨晩、今年の日本公演の初日を聴いてきました。

前半は、マンゾーニ作曲のとても前衛的な室内楽曲?(ソプラノ、ビオラ、クラリネット、ピアノ、パーカッション)。
頭の固い私には理解できない曲でしたが、興味深く聴きました。
作曲家ご自身が客席で聴いていらして、最後に盛大な拍手を浴びていました。
私の席から、舞台袖の楽屋への出入り口が見えたのですけれど、サスペンダー姿のマエストロポリーニが笑顔で演奏者たちを迎え入れていました。

後半、いよいよベートーベンのソナタ3曲。
大変なプログラムですよね。
後半に進むにしたがってどんどん調子を上げていました。
ワルトシュタインも熱情も、2楽章から3楽章への移行の仕方が絶妙でした。
外見は・・やはり70代になられたんだな・・という感じですが、演奏はまだまだ全然枯れていない!熱情なんて本当にパッションみなぎっていて、素晴らしい音も健在で、また今年も演奏会を生で聴けた喜びに浸りました。

すみ子さん初め、数名のポリーニファンのお顔も拝見で来て嬉しい夕べでした。



No.846 北京公演を終えて・・・ 投稿者:すみこ   投稿日:2012/10/19(Fri) 14:49

ポリーニの北京公演は大成功だったとのこと、kajimotoの「ポリーニ・パースペクティヴ2012特設サイト」にて写真付きで報告されています。曲目はベートーヴェンのソナタ第22番、第21番「ワルトシュタイン」、第24番、第23番「熱情」でした。
ルツェルンでのインタヴューも4回に亘って紹介されています。すでにご覧になった方も多いと思いますが、お知らせいたします。
マエストロは、もう、来日されているのかもしれませんね(^^)v



No.845 ポリーニとブラームスの1番 投稿者:博多の人 投稿日:2012/10/07(Sun) 14:09

マーリン様、ご意見有り難うございます。おっしゃるとおり、ポリーニはブラームスの1番を何度も録音していて、弾き方も似ていますね。きっとこの曲のことが、何度弾いても飽きないというか、心底好きなんでしょう。ポリーニがあと30年位は演奏活動を続けるのではと期待して、現代作曲家の新作をとりあげる時間も必要ですから、アシュケナージほどたくさんの録音をとまでは贅沢を言いませんので、ゴールドベルク変奏曲、謝肉祭、パガニーニの主題による変奏曲、展覧会の絵など、ポリーニの演奏で聞きたい曲がまだまだたくさんあります。おじさん様のご意見を楽しみにしています。


No.844 ショパンの新録音 投稿者:おじさん 投稿日:2012/10/05(Fri) 21:55

博多の人様へ
そうですか♪
自分も早く聞きたいんですが、SACDで旧譜が4枚発売されてそれを確認中…
今回の新譜は、今月中旬までお預けです(;^_^A



No.843 ポリーニの再録音 投稿者:マーリン 投稿日:2012/09/30(Sun) 21:09

そうですか、博多の人様が涙を流されるような演奏だったのですね。
私も26日発売ということで27日にCDショップに行ったのですが、売れ切れでした。それでまだ聞いていません。ちょうど同じ日に発売だったグールドとシュワルツコップのリヒャルトシュトウスのCDを買ってきました。私はMorgen(明日)という曲が大好きなのですが、感激しました。というか単純になんと言って表現したらいいのかわからずただ感激しましたって言っているのですが。
私は先ごろ発売されたブラームスの1番では基本的にはポリー二は変わっていないな~と思いました。これまでの演奏時間を比べてみてもほんとにわずかな違いです(スゴイと思う反面、もうちょっと遅くもったいぶって弾いていただけたらいいな〜思っているのですが)
もちろんテンポだけの違いだけではないのでしょうが。ポリー二は誰と演奏しもブレないというか確固した美意識を持っておられるのだな~と思う反面、ならば何故ブラームスの1番を何回も録音されるのか???
完璧なまでな演奏をされてきたマエストロが再録音されるというのはどういうことか?と考えてしまいます。ショパンで今までとは違っていたというご感想、楽しみです。



No.842 ポリーニの新譜 投稿者:博多の人 投稿日:2012/09/30(Sun) 15:22

ポリーニによるショパンの新譜を聞きました。全部が素晴らしかったです。マズルカOp.30-4は、ホロヴィッツのライブ名演がありますが、ポリーニの演奏もたいへん興味深く好きになりました。スケルツォOp.31は、以前に発売されたスケルツォ集の演奏より格段に素晴らしく、感動のあまり涙が出ました。今までは、ミケランジェリのDG盤が好きだったのですが、ポリーニの今回の演奏が1番になりました。皆様のご意見を伺いたいです。


No.841 お知らせ3つ 投稿者:すみこ   投稿日:2012/09/29(Sat) 22:59

あるファンの方からお知らせをいただきました(ありがとうございました!)
(1)イタリアのテレビRAI3にポリーニが出演します。
Fabio Fazio氏のインタヴュー番組"Che tempo che fa"の今シーズンの幕開けとなる放送です。
マエストロの他に現財相のパッセラ氏も出演するとのこと、豪華な番組ですね。(家のマークにもUrl.入れます)

http://www.chetempochefa.rai.it/dl/portali/site/page/Page-72d4d3e5-a5e7-4f5d-b4ce-da70ead94dac.html

9月30日(日)夜8:10〜9:30の放送ですから、日本時間では10月1日(月)午前4:10〜5:30となります。
なお、この番組は翌日からオン・デマンドで見られるそうです。

(2)12月12〜15日のベルリンで行われるティーレマン & BPOとのコンサートは、曲目が変更になりました。モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467が演奏されます。

(3)嬉しいお知らせです。ポリーニがショパン・コンクールのすぐ後に録音し、昨年発売された「ショパン:24の練習曲」(Testament)がイギリスのGramophon Awards 2012のHistorical"部門で受賞しました。
マエストロ、おめでとうございます!



No.840 音楽の友10月号 投稿者:すみこ  投稿日:2012/09/20(Thu) 21:30

特集は「世界の名ピアニストが聴きたい!」。
ポリーニの独占インタヴューが載っています。岡部真一郎氏による、ルツェルンにて行われたもので、お元気な様子で、Perspectives Polliniについて語っています。
8月12日の演奏会でアンコールにバガテル2曲が弾かれ、30日はアンコールなしだったようです。下(No.837)の投稿では間違っていました、お詫びいたします。
ウィーンのアバド&ルツェルン管との共演によるモーツァルトの協奏曲も成功裡に終わったとのお知らせを受けました。このメンバー、曲目で、9月23日にフェラーラにて地震(5月22日のイタリア北部地震)からの復興へ向けてのチャリティー演奏会が行われます。スケジュール表に付け加えてUpいたします。



No.839 とりあえずホッとしました 投稿者:Morgenstern 投稿日:2012/09/10(Mon) 22:02

春頃には死亡説まで流れて、復帰なさって、webなどで見る限りでは評価も悪くないのに自分の耳で聞くまでは。
今回も聞く直前まで、まさか、そんなことはないとは思いながらも1983年のホロヴィッツの日本公演(当事80歳なので10歳下ですが)が思い出されて、聴く直前まで何となく落ち着きませんでした。でも、早起きした甲斐はありましたね。多分これからも、というより、これからは大丈夫かな?と思う時の方が多いかもしれないけど、ずっとお元気でと願う次第です。
マエストロの演奏もさることながら早朝、皆が寝静まっている時間のシャリーノも、乙なもの。ご子息のピアノも初めて聞けて、いつもと違った充実した朝になりました。教えて頂いた皆様、ありがとうございました。



No.838 ラジオのお知らせ 投稿者:すみこ   投稿日:2012/09/08(Sat) 23:31

ルツェルンのポリーニ・パースペクティヴ8月12日の公演がスイスのラジオDRS2で聴けます。(Danke, Joachim!)(家のマークにもUrl.入れます)

http://www.drs2.ch/www/de/drs2/sendungen/im-konzertsaal/2670.sh10239088.html


10月30日、22時30分〜(現地時間)ですから、日本時間は10月31日(水)6時30分〜 となります(サマータイムが終わって時差8時間として)。
この日の曲はベートーヴェンの初期の2曲のソナタ。日本公演では演奏されないので、是非聴きたいですね・・・。

下の(No.833)でもお知らせしましたが、8月30日の公演は、9月10日(月)午前4:00〜(日本時間)同ラジオDRS2で聴けます。

http://www.drs2.ch/www/de/drs2/sendungen/weltklasse-auf-drs-2/342755.sh10230223.html



No.837 ルツェルン8/30 投稿者:すみこ   投稿日:2012/09/02(Sun) 12:35

とも様、珍しい音源のご紹介、ありがとうございました。

「ポリーニ・パースペクティヴ2012」特設サイト、ご覧になった方も多いと思いますが、新たに8月30日の公演の模様がアップされています。マエストロの穏やかな笑顔が嬉しいですネ。

この日もアンコールとしてバガテルop.126から2曲が披露されたようです。



No.836 ジュリーニとのシューマンの協奏曲 投稿者:とも 投稿日:2012/08/24(Fri) 16:57

珍しいエアチェック録音を教えていただきましたので・・・

1974 年のシューマンのピアノ協奏曲です。
音は、まあまあかな?

ジュリーニ指揮のウィーン交響楽団との共演です。

http://www.todoperaweb.com.ar/musica/instrumental/schumann-concierto-piano--id-871.html



No.835 ルツェルンとザルツブルク 投稿者:すみこ  投稿日:2012/08/23(Thu) 13:49

「カジモト・イープラスマガジン」のメールが届きました。既に御存知の方もいらっしゃると思いますが、次のサイトの紹介が載っています。

◆「ポリーニ・パースペクティヴ2012」特設サイト
http://www.polliniperspectives2012.jp/

ルツェルンの公演の様子もあります。

◆必見!ポリーニ・パースペクティヴ公演の写真が届きました
http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=1101/

また、ザルツブルク音楽祭のリサイタル評が“Die Presse”に載っていましたが、「心服させるに足る明晰(澄明)さ」の演奏だったようです(まだちゃんと読めていませんm(_ _;)m)
アンコールとしてバガテルop.126の3と4が弾かれたそうです。



No.834 「マエストロはお元気です」 投稿者:すみこ  投稿日:2012/08/05(Sun) 13:44

8月3日、シエナでのマエストロのリサイタルをお聴きになった方からメールを頂きました。
5ヶ月ぶりの舞台では、“感情が溢れんばかりで、自由で無邪気で何かから解き放たれたような演奏でした”とのこと。
ファンの皆様が、きっと祈る思いで待っていたマエストロの演奏会の再開。速報をお知らせできて嬉しいです。



No.833 お知らせ 投稿者:すみこ   投稿日:2012/07/16(Mon) 20:09

8月30日のルツェルンでの公演(シャリーノとベートーヴェン後期3曲)が、スイスのラジオDRS2で放送されます。あるファンの方から、お知らせ頂きました(ありがとうございました!)。

9月9日21:00〜の放送ですから、日本時間では9月10日(月)午前4:00〜 となります。

http://www.drs2.ch/www/de/drs2/sendungen/weltklasse-auf-drs-2/342755.sh10230223.html


ドイツのレコード賞“ECHO KLASSIK 2012”が発表になり、ポリーニとティーレマン、ドレスデン・シュターツカペレによる「ブラームス:ピアノ協奏曲第1番」が選ばれました。
19世紀の協奏曲演奏/ピアノ(Konzerteinspielung des Jahres (19.Jh.)/Klavier)というジャンルです。
おめでとうございます、マエストロ!

http://www.echoklassik.de/klassik-preistraeger-2012/



いよいよ、秋の「ポリーニ・パースペクティヴ 2012」が発売となります。

カジモト・イープラス会員限定先行受付:7月18日(水)12時 〜 22日(日)18時(Url.を家のマークにも入れます)

http://w1.onlineticket.jp/kajimoto/main.jsp?prm=U=14:P1=0019:P2=001450:P3=0070:P3=0077:P3=0075:P3=0071:P3=0076:P3=0078:P6=060:P10=10

一般発売:7月29日(日)10時〜

http://w1.onlineticket.jp/kajimoto/main.jsp?prm=U=14:P1=0019:P2=001450:P3=0070:P3=0077:P3=0075:P3=0071:P3=0076:P3=0078:P6=067:P10=10


皆様のご希望のチケットが、手に入りますように!!



No.832 ポリーニ・パースペクティヴ2012 詳細発表! 投稿者:すみこ   投稿日:2012/06/29(Fri) 11:16

取り急ぎお知らせします。

「ポリーニ・パースペクティヴ2012 チケット発売日が決定しました」との情報が、KAJIMOTOのサイトに載っています。
詳細は、以下のページでご覧ください。(家のマークにもUrl.入れます)

http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=1068/



No.831 新譜とライブ 投稿者:すみこ   投稿日:2012/06/11(Mon) 20:36

ドイツ・グラモフォンのサイトに、ポリーニの新譜「ショパン・リサイタル」(タイトルは未定)が“9月28日インターナショナル・リリース”と載っています。当初の予定より大分遅れましたが、初レコーディングのマズルカop.30を含む新録音、楽しみですね。

http://www.deutschegrammophon.com/artist/whatscoming?ART_ID=POLMA

12月に行われるポリーニとティーレマン、ベルリンフィルによる演奏会がディジタル・コンサートホールで視聴できます(お知らせ、ありがとうございました)。
12月15日(土)午後8時からの演奏会のライブ(と思われます)で、日本時間では
12月16日(日)午前4時から、となります。リストの交響詩2曲の後に、ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」の演奏です。(Url.を家のマークにも入れます。)

http://www.digitalconcerthall.com/en/live



No.830 吉田秀和さん 投稿者:すみこ  投稿日:2012/06/11(Mon) 20:32

吉田秀和さんのご逝去を知って、とても寂しい思いがします。音楽のみならず美術や文学に広く通暁しての活動は、重箱の隅をつつくような評論ではなく、新たな視点から音楽を見るかのようで、暖かい筆致とともに読者を音楽へと誘うものでした。お若い頃の「子供のための音楽教室」の活動から、最近までの水戸芸術館長(「水戸室内管弦楽団」創設)としての活動まで、音楽に接する姿勢は、常に音楽の現場に身を置き、演奏者を支え、心を通わせ合って音楽を享受するもので、評論家という前に、音楽を深く愛する人の姿と思えます。日本の音楽界の守護聖人を失ったようで、寂しさを感じずにはいられません。ご冥福をお祈りいたします。


No.829 菩提樹 投稿者:マーリン 投稿日:2012/06/05(Tue) 02:10

博多の人様と同じ経験をしました。前日に月刊誌で評論を読んだのに。。。90歳を超えられる御高齢だからこのような日が来ないとは思っていませんでしたが。
吉田さんの「永遠の故郷」は菩提樹で終わっています。すみこさんが書かれているようにポリー二とフィシャーディスカウとの共演がありました。私もラジオで聞いていたのですが、その時まだ「冬の旅」自体がわかりませんでした。今でもわかっていませんが。。。でも伴奏をするポリーニってどうだったのかなと想像します。私の思いこみは「歌曲で優れた伴奏をする人は独奏曲を演奏するとなると物足りないけど、伴奏者としてはこれ以上ない演奏を聞かせてくれる」というものです。でもポリー二はそれを否定して最高のソロピアニストでありながら、最高の伴奏者であった(ある)と想像します。何故か?、歌う人も伴奏する人もみんな求めるものが同じだからだと思います。



No.828 びっくりしました 投稿者:博多の人 投稿日:2012/06/01(Fri) 12:48

街の本屋でレコ芸最新号を手にとって、「之を楽しむ者に如かず」が掲載されているのを見て、お元気で執筆活動を続けておられることを確認した、その翌日の朝刊で吉田秀和氏の訃報を知り、びっくりしました。1976年3月、ポリーニが2度目の来日をし、シューベルト「ピアノソナタ第21番」とシューマン「交響的練習曲」がテレビで放映された際、吉田氏が解説をされ、その時初めて、同氏の存在を知りました。評論家というより芸術家のような雰囲気(豊かな量の髪の毛と真摯な眼差しのためかもしれませんが)をかもしだしておられ、強く印象に残りました。きっと今頃は、先に逝かれた奥様や加藤周一氏らと再会され、芸術談義に花を咲かせておられることと想像します。


No.827 ポリーニを教えてくれた吉田さん、さようなら 投稿者:マーリン 投稿日:2012/05/27(Sun) 15:12

吉田秀和さんの訃報に接しました。ポリーニを初めて知ったのは、吉田さんの文章からでした。マエストロの平均律について書かれた文章を読みたいという願いは、永遠に叶わなくなってしまいました。マエストロもどうかお体を大事にされて、私たちの進むべき道に光を照らし続けていただきたいと思います。

ところで、吉田さんの執筆された中に「芸術は幸せになるためにあるのではありません」という確かニーチェの言葉として引用された箇所があったような気がするのですが、どの文章だったかどうしても思い出せません。もし、どなたかご存じの方いらっしゃったら教えていただけないでしょうか。



No.826 受賞のことば 投稿者:すみこ   投稿日:2012/05/13(Sun) 14:26

ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの器楽部門で受賞されたマエストロ。授賞式への出席はなかったものの、ビデオ・インタビューに応じられ、同ソサエティのHPに画像がUpされています。

http://www.rpsmusicawards.com/2012/winners/categories/instrumentalist.html


The Royal Philharmonic SocietyのプロモーションヴィデオとしてYouTubeにも投稿されています。

http://www.youtube.com/watch?v=T7puoGdv0O0 (このUrl.を家のマークにも入れます)

少しお痩せになったようですが、お元気そうな姿に触れることができて、本当に嬉しくなりました(*^^*)



No.825 お知らせ2つ 投稿者:すみこ   投稿日:2012/05/09(Wed) 14:36

良いニュースと、残念なニュースです(お知らせありがとうございましたm(- -)m)


5月8日、ロイヤル・フィルハーモニック・ソサェティの器楽部門賞をマエストロ・ポリーニが受賞されました。昨年5回に亘って行われたPollini Projectの功績により、ということです。おめでとうございます、マエストロ! なお指揮者ではマエストロ・アバドがルツェルン管との公演により受賞、また内田光子氏がゴールド・メダルを受けました。

ウィーンで6月4日に予定されていたマエストロのリサイタルは、健康上の理由によりキャンセルとなりました。代わりにヴェンゲーロフ(Vn)とゴラン(P)の公演となります。
本当に残念ですし、ご病状が気懸かりですが、今シーズンはもうゆっくりと静養されて、夏・秋の公演(それも無理はなさらずに!)に向けてしっかり養生なさり、すっかり恢復されますよう、皆でお祈りいたしましょう。

なお、Musikverein Wienのfacebookがあって、そこにポリーニとムーティが共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第21番の映像へのリンク(YouTubeへ)があります。2004年ミラノでのスカラフィルの演奏会です。

http://www.facebook.com/musikverein.wien

http://www.youtube.com/watch?v=dUfIdOd7-IA (家のマークにもこのUrl.を入れます)



No.824 「ぶらあぼ5月号」 投稿者:すみこ   投稿日:2012/05/05(Sat) 18:23

演奏会場やCD店にて既にお手にされている方も、またWeb版でご覧の方もいらっしゃると思います。
まだチケット発売延期の決まる前に記事の編集がなされたのだと思いますが、KAJIMOTOの広告でPollini Perspectives 2012が載り(9ページ)、さらに67ページに“ぴっくあっぷ”として青澤隆明氏の文が載っています。とても示唆に富む、また共感を覚える文章と思われますので、是非お読みになってみて下さい。マエストロの快復と、来日、“Perspective Pollini 2012”の実現を願いつつ。(家のマークにもUrl.入れます)

http://www.mde.co.jp/ebravo/book/201205/#page=70



No.823 なるほど、医師の忠告ですか・・・ 投稿者:とも 投稿日:2012/05/03(Thu) 22:18

無責任なことは言えませんが・・・

「医師の忠告」というのが、よくある「○時間以上の飛行機での移動は避けるように」というようなものなら、今後は来日は難しくなるのかも知れません。
晩年のフリードリヒ・グルダさんのように・・・、それでもあの人は「今回が最後」と来日したんですけどね。

「長生きも芸のうち」と言いますから、マエストロには無理だけはして欲しくないです。



No.822 現在の状況 投稿者:すみこ  投稿日:2012/04/30(Mon) 16:02

マエストロの健康上の理由による公演キャンセル、或いは日程の見直しの報に、多くのファンの方が心配されたことと思います。ある方はネットで状況を探り、ある方は主催者に電話して尋ねて下さり、私にも多くの情報をお寄せくださいました。皆様、ありがとうございました。
ウィーン公演は、主催者へキャンセル等の通知はなく、予定通り6月4日に行われるようです。
8月は夏の音楽祭。シエナでは2回のリサイタルで、曲目は当初の予定のベートーヴェンの後期5曲のソナタです(曲目の組合わせは不明ですが、第28番、29番で1回、第30〜32番で1回ではないかと思います。)
ルツェルンのPerspective Pollini3と4も予定通り行われるようですが、“4”ではシャリーノ作品のピアノにダニエーレ・ポリーニの名が挙がっています。ベートーヴェンのソナタ3曲はマエストロが弾くようです。また新たにArtist Talkの予定があることが、判りました。
ザルツブルク音楽祭はチケット完売で、キャンセルの報はなく、予定通りの出演のようです。
ウィーンで9月に予定されている、アバドとルツェルン管との共演(モーツァルトの協奏曲第17番)も変更はありません(ただ、数日後にハンブルクでも同じ内容の公演が予定されていますが、こちらはピリスがソリストとなっています)。
10月に来日前の北京公演も、ネット上では現在のところ変更は見当たりません。
マエストロは医師の忠告により(ケルンのキャンセルにはこのように書かれていました)、健康に配慮しつつ、お身体に無理のない行動、日程、演奏内容で活動を続けるお気持ちではないでしょうか。
無理はなさらず、でも一日も早く、すっかり恢復されるようにと願いながら、今後の秋の日本公演の詳細を待ちたいと思います。



No.821 心配です 投稿者:るり 投稿日:2012/04/23(Mon) 00:20

久しぶりに投稿させていただきます。
今回の演奏会のキャンセルのことは本当に残念でなりません。ですが、マエストロの1日でも早い健康の回復を祈り待つのがファンの努めと思います。
某ブログを拝見したところ、数年前からポリーニは演奏中に呼吸が荒くなることがあったようで、そのブログの執筆者の方の見解では、ポリーニのヘビースモーカー故の呼吸器系等の疾患をその当時から疑っておられました。
もし、その見解が当たっているのだとしたら、病気の程度によってはかなりの期間の休養と療養が必要になるかもしれません。何年かかってもいいので、ご親友の指揮者の方のように復活できる日を待つばかりです。



このページのTOPへ

[ HOME ]