Wie aus der Ferne 〜Guest Book〜

2006/02/14から2019/02/06のゲストブック記事です。

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No.680 ポリーニ氏と小澤氏 投稿者:博多の人 投稿日:2010/07/07(Wed) 12:28

シェーンベルクの協奏曲を協演した時ですか。それから四半世紀、月日のたつのは早いですね。また、日本初演ということも、今回はじめて知りました。バッハからの伝統の行き着く先がシェーンベルクだそうですが、その歴史全体をポリーニは眺めているのですね。すごい!


No.679 Re:音楽の友にポリーニの写真 投稿者:eternity 投稿日:2010/07/06(Tue) 21:40

博多の人様

音楽の友、まだ開いてもおりませんでしたが、とても和やかなお食事風景ですね!!

1986年は《青少年のための特別リサイタル》で「熱情」を演奏された年でしたね。

このお写真は5月12日、東京文化会館でのショパン、ドビュッシーのリサイタルの日のものだと思います。
クライバーが会場にいらしていたことは存じておりましたが、小澤ご夫妻もいらしていたのですね!
この5度目の来日公演の初日は、小澤/新日本フィルとの共演でシェーンベルク:ピアノ協奏曲の日本初演でしたね。
ポリーニは「こんなすばらしい曲がまだ日本で演奏されていなかったのは信じられませんが、おかげで初演という役にあたれて光栄です。マエストロ・小澤、オーケストラは共にすばらしく、聴衆の反応も熱狂的でした。日本でももっと現代音楽が盛んになってもいいのではないでしょうか」とインタビューで語っていらっしゃいました。
“すでに20回もこの曲を演奏したというポリーニはスコアのすみずみにまで精通しており、練習中もオケにアドヴァイスすることもしばしばだった。”という記事を憶えています。
5月12日のドビュッシーの練習曲・・・本当に凄い!!としか言いようがなかったです。
この年は奥様が同行されず、お独りでの来日でした。



No.678 音楽の友にポリーニの写真 投稿者:博多の人 投稿日:2010/07/06(Tue) 07:51

「音楽の友」最新号に、ポリーニの写真が載っていますね。クライバー特集のページで、指揮者の小澤さん他と一緒に、日本食レストランでの写真です。1986年5月の来日時と書いてありましたから、ベートーベンの「熱情ソナタ」を弾いたときでしょうか。


No.677 お知らせ 投稿者:すみこ   投稿日:2010/07/04(Sun) 18:33

ベルリン・フィルからのメルマガで、Digital Concert Hallの来シーズンのスケジュールが判りました。(pdfです↓)

http://dch.berliner-philharmoniker.de/pdf/dch_programme_1011_en.pdf

2011年5月15日(日)午後8時(現地時間)からのアバド指揮の演奏会が放送され、
ポリーニが共演する「リスト:死の舞踏」も聴くことができます!

日本時間では、真夜中になってしまいますが、Archivesを利用すれば、数日後にも聴くことができるようです。

家のマークには、Digital Concert HallのWebサイトのHOMEページを入れます。

私はまだ利用したことがなく不案内なのですが、視聴方法、料金など詳細については、このページの"Welcome"の下の"Guided Tour"をクリックし、日本語の「ご利用手引き」をご覧になってください。

DGのマエストロのOn Tourに、"03 October 2010 Beijing, China Concert"というスケジュールが載りました。
昨年と同様に、中国ツァー(他の日程もあるのでしょうか?)の後に、来日されるのですね。



No.676 Re:ロンドンでのブラームスピアノ協奏曲 投稿者:すみこ  投稿日:2010/07/01(Thu) 20:58

クロチルド様、ロンドンの公演の様子をお知らせくださって、ありがとうございました。
現代音楽が前半を占める演奏会は、どんな風に受け止められるのかしらと思っていましたが、現代音楽も熱心に聴く、きっとポリーニが大好きな聴衆が集まっていたのでしょうね。

ラッヘンマンの弦楽器のための作品が、ポリーニの委嘱によるものとは、全く知りませんでした。
2004年はマエストロがルツェルン音楽祭のArtiste Etoileとして、またアカデミーでマスタークラスを受持つなど活躍し、ひと夏をルツェルンで過ごした年。2005年はラッヘンマンがこの音楽祭のコンポーザー・イン・レジデンスとなり、ポリーニ委嘱のこの作品"Double(Grido U)"もここで初演されたのだそうです。演奏だけではなく、作曲家と交流し、創作の場にも深く関わっているマエストロなのですね。
舞台の袖から、舞台とホールの聴衆の喝采の様子を、嬉しそうに見ていらしたというマエストロ。満足そうなお顔が、目に浮かぶようです(*^^*)

ブラームスの協奏曲は、重厚な演奏だったのですね。第3楽章に入り次第に緊張感の漲っていく演奏は、ポリーニのパワー炸裂!だったのでしょう。
ポリーニは協奏曲の演奏時、本当によく指揮者を見て、演奏しています。そしてオーケストラをよく聴いて、ピアノ・パートのない時も深く曲に入り込んで、全身で演奏に参加しているかのようです。その姿を目にして、私達聴衆もどんどん曲に惹き入れられていくような気がします。

この演奏会は、すぐ後にパリで、Perspectives Polliniの最後の回として演奏されました。本当にポリーニ・プロジェクトの一つなのですね。来年はロンドンでポリーニ・プロジェクトが行なわれますが、まったく新たな趣のプロジェクトも、楽しみですね。



No.674 Re:RE: 素敵なチラシ! 投稿者:すみこ   投稿日:2010/06/29(Tue) 00:30

“シュトックハウゼンの録音”については、いくつかの海外のサイトでも目にしたことがあり、不思議に思っていました。この書き方だと、本当に、もう既にCDが存在するかのようですね。「バッハ、ベートーヴェン全集、シュトックハウゼンの作品(他にも何かあったようでしたが)を録音するという、DGとの5年契約を交した」との報道が数年前にありました。きっと、着々と、少しずつでも、録音が進められているのではないでしょうか。もしかしたらリリースも近いのでは?と、期待が膨らみますね。

ザルツブルク音楽祭のプログラム、詳細が判りました。練習曲はやはり8曲です。
ショパン:前奏曲op.45、24の前奏曲、2つの夜想曲op.27、スケルツォ第1番、練習曲集op.25より8曲(1、2、3、4、7、10、11、12番)
聴き応えある多彩なプログラムですね。チケットは"Sold Out"だそうです。



No.673 RE: 素敵なチラシ! 投稿者:とも 投稿日:2010/06/27(Sun) 00:59

チラシ、カッコいいですね。

ところで、プロフィールの最後に「数多くの録音も・・・(中略)・・・マンゾーニ、ブーレーズ、シュトックハウゼンなどの作品を網羅し・・・」ってありますけど、シュトックハウゼンは録音してましたっけ?

一時期、インタビューで「シュトックハウゼンは録音したい」と語っていたのは覚えていますが、まだ実現していないような・・・。

それとお値段・・・、若葉シートはともかく、一番安い席でも一万円以上するんですねぇ。
ちょっと高くないかなぁ。



No.672 素敵なチラシ! 投稿者:すみこ   投稿日:2010/06/25(Fri) 11:26

ポリーニ・リサイタルのチラシがKAJIMOTOサイトに載りました。

http://www.kajimotomusic.com/upload/3bc648c88b677243e6577e9b7ecff0701277414547japanese.pdf
(家のマークにもUrl.入れます。)

27日(日)10:00〜 チケット一般発売です(今朝の新聞にも、極めて簡単な(^^;)広告が載っていましたね)。
まだご希望の席を入手されていない方は、この機会を逃さず、頑張ってください!



No.671 e+ イープラスからのニュース 投稿者:すみこ   投稿日:2010/06/15(Tue) 08:31

今朝イープラスのメルマガが来て、ポリーニ・リサイタルのチケットについて記載がありました。
KAJIMOTOイープラスの先行発売とは別に、イープラスの先行発売があり、
6月17日(木)12:00〜 「座席選択先行」発売が行なわれます。(家のマークにもUrl入れます)

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002001450P0050001P006001P0030063P0030065P0030066P0030064

16日のKAJIMOTOイープラスの先行発売では、自分で座席を選ぶことはできないので(※電話申込み=オペレーターと会話して、であれば、座席選択も可能かもしれません)、自分の好みの席を得るには、こちらを利用するのも良いかと思います。
なお、27日(日)からの一般発売では「座席選択」が可能です。



No.670 若い方達へ 投稿者:すみこ  投稿日:2010/06/13(Sun) 14:34

KAJIMOTOサイトの「ニュース」に6月11日付けで次の記事がありました。

●いよいよポリーニ先行受付スタート間近!

http://www.kajimotomusic.com/news/2010/06/11/post-163.php

その中に
「10月17日の公演は、30歳以下のご来場者に限り、演奏会当日に4000円をお返しいたします。」
という文があります。ブーレーズのソナタ2番を、若い人達に聴いてほしい、と言うマエストロのお考えによるものだそうです。配布チラシ(どんなのでしょう?)などにも載っているようで、既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、若い方々はこの機会に、是非お聴きになってみてください。

この画面の「カジモト・イープラス会員限定先行受付」の“●お申し込み”をクリックすると、3公演が一覧となった申込みページが現れます。



No.669 いよいよです! 投稿者:すみこ   投稿日:2010/06/11(Fri) 19:56

KAJIMOTOサイトの「カジモト・イープラス会員限定先行受付 カレンダー」に、ポリーニの4公演が掲載され、「●お申し込み」の表示が載りました。
(家のマークにUrl.入れます)
いずれも6月16日(水)12:00〜です。皆様、頑張りましょうネ!!!



No.668 朗報です! 投稿者:すみこ  投稿日:2010/06/05(Sat) 00:53

ある方から嬉しいお知らせをいただきました(ありがとうございました!)。

10月23日(土)、サントリーホールにて、ポリーニ・リサイタルが行なわれます!
曲目は、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番・第31番・第32番

携帯のKAJIMOTOサイト http://kajimotoeplus.com/ に先行発売(6月16日)の情報が載っていました。
PCのKAJIMOTOサイトでは、まだ公演情報も出ていず、先行発売カレンダーにも載っていませんが、検索で一般発売の情報は出てきました。

http://w1.onlineticket.jp/kajimoto/T1U89P0101P006067P0050001P002001450P0030065P0006

サントリーホールの公演カレンダーにも、載っています。

http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/list1010.html#P23M2

その内にPCサイトにも載ると思いますが、チケット発売は他の2公演と同じ日時です。
会員先行発売は 6月16日(水)12:00〜6月20日(日)18:00 
一般発売は 6月27日(日)10:00〜 



No.667 スケジュール表を更新しました 投稿者:すみこ  投稿日:2010/05/24(Mon) 00:10

ポリーニの新たに発表になったスケジュール、プログラム変更がありました。

来シーズン、日本ツァーから帰国後の11月に、ローマでパッパーノ(サンタ・チェチーリア管)と共演でシューマンの協奏曲、その後2回のリサイタル。
来年5月にはベルリンで、アバド(BPO)との共演でリスト「死の舞踏」と、リサイタルが1回。
「死の舞踏」は1970年代に演奏したことがありますが、その後は取り上げていないのではないでしょうか。来年のリスト・イヤーの“Surprise!”ですね。

それから、プログラムの変更がありました(Thank you, Jan!)。
ウィーンとアムステルダムで、ショパンの「練習曲(8曲)」の代りに「24の前奏曲」が演奏されます。



No.666 Re:1981年広島でのポリーニ 投稿者:すみこ  投稿日:2010/05/20(Thu) 18:04

Hyperion様、“広島でのポリーニ”のご紹介を、ありがとうございました。
このヒロシマ平和メディアセンターのHPを今回初めて見ましたが、アーカイブズをはじめ、掲載されている貴重な記録を、興味深く見ました。

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/peacemuseum_d/jp/message/message009.html

この写真は以前にどこか(音楽雑誌?)で見たことがありましたが、記事の方は初めて読みました。
ポリーニの平和を望む強い思いが、'81年の広島公演には込められていたのですね。
ちょうどこの5月には、ニューヨークでNPT(核拡散防止条約)会議が開かれ、日本のチェンバロ奏者光井安子さんの呼びかけで、カーネギーで平和コンサートが開かれた、とのニュースがありました。同時期にNYにいたポリーニも、きっと核廃絶への強い願いを持って会議の成り行きを見つめていたのではないでしょうか。29年前の状況より、少しは進歩した世界になっていたのか・・・。

リベラル・アーツの概念は、もともと古代ギリシャの思考から発したものなのですね。ただ、プラトンは「音楽」に対しては非常に警戒心(?)を持っていたようです。人の心を動かす力、その影響力の大きさを懸念して、若い人には“自由”より、むしろ“とらわれてしまう”危惧を抱いていたようです。ローマ時代、キリスト教の時代になって、数学系の4科に音楽が加えられたそうですが、ポリーニが数学を学んだこともあったのは、面白い附合ですね。
ポリーニの音楽は、本当に、Hyperion様の仰るように『メロディー、ハーモニー、リズムが高い次元で、かつ、情熱を伴いながらバランスよく実現されている』ものですね。
ヨーロッパの文化の歴史を根源から身に帯びて、“リベラル・アーツ”を体現しているのが、マエストロ、そう思わされるポリーニの演奏です。



No.665 Re:ポリーニがチェンバロ  投稿者:すみこ  投稿日:2010/05/15(Sat) 01:21

コッペリア様、ポリーニのチェンバロを弾く映像を探していただいて、ありがとうございました。「弾く」というか、試して、選んでいるところですが、ピアノとは随分勝手が違って、戸惑っているようですね。これは"Pollini e la sua musica"というフィルムに収められていた、ザルツブルクでのプロジェット・ポリーニ Uの映像で、モンテヴェルディのマドリガルの伴奏をするところです。本番ではすっかり“ハープシコードらしく”弾いていたように思います。
もうひとつの、ピアノでレクチャーしているのも、同じフィルムの一部です。交響曲のピアノ版も楽譜も見ずにサラッと弾いてしまうのですね(^^)



No.664 1981年広島でのポリーニ  投稿者:Hyperion  投稿日:2010/05/12(Wed) 16:24

ヒロシマ平和メディアセンターのサイトに、1981年、4月28日、広島での演奏会の翌日、広島で献花するポリーニに関する写真と記事が掲載されていました。

【中国新聞1981年5月2日朝刊より】
”研ぎ澄まされた感覚と集中力で最高の技術を駆使、時として聴衆に極度の緊張を強いるような神経質的なピアノ演奏をしたポリーニ。一夜明けた29日には、いかにもイタリア人らしい気さくさと陽気な素顔で“ヒロシマの休日”を楽しんだ。

今回の来日公演で、核問題に関心を寄せる平和主義者のポリーニ自身が、東京と大阪のほかに広島公演を加えることを特に要望したという。それだけに、あいにくの小雨の中を真っ先に訪れたのは念願の広島平和記念公園。まず原爆慰霊碑に花束を供えて犠牲者のめい福を祈った後、原爆資料館を熱心に見学した。初めて見る原爆資料に相当なショックを受けたらしく、館内で待ち構えていたファンの要求にも「今はサインをする心境ではない」と硬い表情をくずさなかった。

「多くの国が核兵器を保有し、世界平和がおびやかされている現在、この資料館に世界中の人々ができるだけ多くやって来て、原爆がもたらした悲劇を直視せねばいけない。見学していると、頭の中で原爆に対する警告が次第に強くなってくる。同時に、人類は本当に戦争をやめることが出来るのだろうかと不安もつのる。だから核兵器はコントロールしながら世界から廃絶すべきだ」。どちらかと言えば、ふだんは無口な方だそうだが、ヒロシマの印象を聞くと実に雄弁に語り続けた。

持ち前の明るさを取り戻したのは、好物の天ぷら料理に舌つづみを打った昼食時。広島市内の天ぷら料理店で、器用に割りばしを使って瀬戸内の味覚を楽しみながら音楽の話題もはずんだ。「日本の聴衆は世界中で一番静かに聴いてくれる。なかでも特に広島の会場は恥ずかしがり屋が多かったようだ。熱心なファンに感激している」「演奏家としてベートーベンやシューベルトなど伝統的な曲を徹底的に追究してみたいし、いつの日かバッハも完成させてみたい。考えると夢は尽きない」-。

ピアニストであると同時に指揮者への希望も持ち、かつては作曲も学んだポリーニ。ヒロシマを主題に作曲の構想はわかないかと尋ねると、「演奏家として努力するのが精いっぱいで、作曲を考える余裕がない」そうだ。それでも「もっと深くヒロシマを知るためにも、いつか広島演奏会を再び開きたい」と強調していた。”

以上39歳のポリーニの発言です。

これらの写真と記事、偶然、ポリーニの平均律のCDを聴きながら、つらつら見ていたのですが、ポリーニの演奏の素晴らしさに関して次のような理解が浮かんできました(すみません、かなり飛躍しますが・・・)。

音楽は、リベラル・アーツ(三学(文法、修辞学、論理学)四科(算術、幾何、天文、音楽))の一要素です。

そもそもリベラル・アーツは、至高の善を達成するため、人を自由にするための手段・手法です。

リベラル・アーツでの、音楽の目的は、リズムを通じて規律を、ハーモニーを通じて秩序を、メロディーを通じて自由を学ぶこと、とされています。

つまり、我々は、音楽を通じて、規律(リズム)を保ちながら情熱を失わず、自由(メロディー)を楽しみながら秩序(ハーモニー)を失わず、いかに生きるか、を学ぶことができます。

ポリーニの演奏が素晴らしいのは、メロディー、ハーモニー、リズムが高い次元で、かつ、情熱を伴いながらバランスよく実現されている、その結果、高い次元での生き方を我々に想起させるからではないか、という理解です。

表現をかえれば、プラトンのイデア論でいう理想的なひな形=イデアのような演奏なのかもしれません。

すみません、長くなってしまいました・・・・



No.663 ポリーニがチェンバロ(Harpsichord) 投稿者:コッぺリア 投稿日:2010/05/10(Mon) 19:25

映像が見つかりました。表題がHarpsichordではなく、Hapriscordsとなっており見つけることができませんでした。 
茶色と黒の2種類を比べて黒いタイプを選んだと最後の解説で言っていますが、コンサートでチェンバロでの演奏を試みているようですね。無心に音色に聞き入っている様子が印象に残りました。

http://www.youtube.com/watch?v=OpvDsn21z9o



No.662 アメリカのポリーニ 投稿者:すみこ  投稿日:2010/04/28(Wed) 15:27

ポリーニのアメリカ・ツァーも好調に進んでいるようです。
今日Alanさんから、シカゴ、ニューヨーク、ボストンのリサイタルを聴きました(羨ましいですねぇ)とのメールをいただきました。シカゴでは前半は少々不調だった(by Alan)ようですが、新聞評などではgrace、magical、masterfulなどと好評でした。ニューヨークでも大喝采を受け、ショパンの多様な曲の想像力に富む演奏、という高評。アンコールは両市とも「革命」、マズルカop.33-3、スケルツォ第3番。
ボストンではop.30(op.41のマズルカから変更)〜op.53の作品となりますが、ここでも素晴らしい演奏だったようです(特に後半が、とAlanさん)。Pollini makes an elegant craftsmanという題のBoston Globe評。アンコールはスケルツォ第2番と子守唄(ステキですね^^)。

コンセルトヘボウで賞を受ける、というニュースも見つけました。以上のアンコールや、京都のリサイタル、ボストンの来年の日程なども追加して、スケジュール表を更新します。



No.661 ポリーニがチェンバロ 投稿者:コッぺリア 投稿日:2010/04/23(Fri) 21:18

マーリン様、segreto様
トスカニーニに対してどう思われているのだろうというと、たまに気になる事がありました。 
ありがとうございました。

ポリーニがピアノを弾いて解説しています。
http://www.youtube.com/watch?v=KWmHxL91_JA

数日前は、ポリーニがチェンバロを弾き比べ調律師が
チューニングを行っている映像がありました。
残念ながら削除されていました。



No.660 KYOTO,Bach、Pollini 投稿者:マーリン 投稿日:2010/04/23(Fri) 00:55

うわっ、KYOTOで平均律ですか?マエストロのご意向?勝手に想像しちゃうと、この世の調和の美を日本の美の象徴である地で奏でたいと思われてのこと?こんなこと他のどのピアニストがやられたでしょうか?毎年このごろになると、1981年5月2日にNHKホール、青少年のためのコンサートでポリーニを初めて聞いたときのことを思い出します。こういうコンサートをやるのも彼らしいし、私は友人の名前も使って何通も応募はがきを出しました。当たった中で一番前の席に陣取ったのですが、ちょうどピアノのボディに隠れてしまい演奏中は彼の顔が見れませんでした。でもあのときのワルトシュタインは良かったな〜。


No.659 Re:ポリーニ京都公演 投稿者:すみこ   投稿日:2010/04/15(Thu) 14:56

ファン様、貴重な情報を、ありがとうございます!!
東京・サントリーホールでの2公演の間に、どこかの街で、どこかのホールで、もう一つ公演があるのでは?・・・と思っていましたが、なんと、京都だったのですね!! 
「平均律」の日本での初披露ですね、聴きたいですねぇ・・・。



No.658 ポリーニ京都公演 投稿者:ファン 投稿日:2010/04/15(Thu) 13:08

10/29(金)19時開演
京都コンサートホール
J.Sバッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV846-869(全曲)
6/27(日)発売

とホールHPにありました。



No.657 リサイタルのお知らせ 投稿者:すみこ  投稿日:2010/04/12(Mon) 16:13

ポリーニ・ファンの皆様に、ピアノ・リサイタルのご案内をさせていただきます。
ナミコさん(この場ではハンドルネームで記します)の初のソロ・リサイタルです。

日時:5月16日(日)午後2時より
場所:八王子市南大沢文化会館交流ホール(京王相模原線「南大沢駅」から徒歩3分)
プログラム:ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第30番 作品109
       リスト/巡礼の年第1年:スイス より オーベルマンの谷
       ショパン/24の前奏曲 作品28
全自由席 2000円

ナミコさんは桐朋学園大学のご出身で、これまで雄倉恵子、紅林こずえ、柳川守の各氏に師事し、2001年から定期的にフランスの夏季アカデミーで、パスカル・ドゥヴァイヨン氏の下で研鑽を積んでいらっしゃいます。
ポリーニ・ファンとしてコンサートの折にお会いしたのですが、その真摯な音楽への姿勢は、マエストロ・ポリーニへの尊敬の想いと重なるものと思わされました。
毎年、紅林先生門下の方達とのコンサートに出演され、私も数回聴かせていただきましたが、年ごとに音色に輝きを増し、表現が深められて行くように感じています。
この度初めてソロ・リサイタルを開かれるとのこと、いずれも弾き応えある曲を、どのように演奏されるかと、楽しみでなりません。
お近くの方(は少ないかもしれませんが)、ご興味のある方、ご都合の良い方・・・皆様もお聴きになりませんか。
もし、聴きに行こう、とお思いの方がいらっしゃいましたら、どうぞ私宛てにメールにてご連絡ください。



No.656 来シーズンのプロジェクト・ポリーニ 投稿者:博多の人 投稿日:2010/04/11(Sun) 09:19

管理人様が掲載されました情報によりますと、今年秋の日本公演は、ポリーニ・プロジェクトの1と4に相当するのですね。あと、ベートーヴェン最後の3つのソナタ(同2)およびシューベルト最後の3つのソナタ(同3)はともに、ポリーニが若い時から好んで取り上げていたプログラムですね。また、ベートーヴェン・シューマン・シュトックハウゼン(同5)もあります。さらに、来年3月アメリカ公演でのモーツアルトとシェーンベルクの協奏曲がポリーニ・プロジェクトの6に加わらないかな、と勝手に想像しています。


No.655 トスカニーニについて 投稿者:segreto 投稿日:2010/03/31(Wed) 21:05

コッペリア様

ずっとずっと昔の話ですので、正確な言葉は思い出せないのですが・・・。
井上道義のインタビューで、ポリーニのトスカニーニへの思いを知りました。

井上道義とポリーニによるショパンのピアノ協奏曲第2番は海賊盤で聴くことができますが、その共演の際に、お二人が一緒に食事をした時、『ポリーニは「トスカニーニのように楽譜を読むことはピアニストにもできるはずだし(楽譜の読み方は)そのようにしなければならない。」と言っていた』と井上氏がおっしゃっておられました。
1970年頃のお話です。その後、マエストロのトスカニーニへのお考えに変化があったことも考えられますが、若き日のマエストロにとって、トスカニーニは楽譜の読み方においての、お手本だったのかもしれませんね!
うろ覚えの話で申し訳ございません。
インタビュー記事を確かめたかったのですが、いったい何年の、どの本(多分、音楽の友だと思いますが)なのかも思い出せませんので、どうぞお許しを!



No.653 チケット発売! 投稿者:すみこ  投稿日:2010/03/26(Fri) 11:10

ポリーニの今秋の来日公演、チケット発売が発表されました!

マウリツィオ・ポリーニ ピアノ・リサイタル

(1) 2010年10月17日 (日) 19:00 開演 (18:30 開場)

プログラム
ショパン : 24の前奏曲 op.28
ドビュッシー : 6つの練習曲 (「練習曲集」第2集)
ブーレーズ : ピアノ・ソナタ第2番


(2) 2010年11月3日 (水) 19:00 開演 (18:30 開場)

プログラム
J.S.バッハ : 平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846〜869 (全曲)


【カジモト・イープラス会員限定先行受付】
6/16(水)12:00 〜 6/20(日)18:00

【一般発売】
6/27(日)10:00

サントリーホール

S¥25,000 A¥21,000 B¥17,000 C¥12,000 プラチナ券¥30,000

詳細はカジモトさんのページをご覧ください。

http://www.kajimotomusic.com/concert/index.php?main_content_exp=398#ja (10/17)

http://www.kajimotomusic.com/concert/index.php?main_content_exp=399#ja (11/3)



No.652 ポリーニのブラームス・・・ 投稿者:すみこ  投稿日:2010/03/26(Fri) 11:07

クロチルド様、ラジオのお知らせを、ありがとうございました。RAIへお問合せまでしていただき、大変お手数をおかけして、すみませんでした。私もポリーニ+カラヤン+BPOのブラームス:ピアノ協奏曲第1番の演奏があったら良いな・・・と思い、カラヤンやベルリンフィルのデータを調べてみましたが、とも様のご友人の仰るように、そもそもカラヤンは本当にこの曲を演奏していないようですね(録音が無いだけかもしれませんが)。第2番をともに演奏して、残してくれたことに感謝しなければ・・・。
その際にベルリンフィルのアーカイヴで、ポリーニのデータを幾つか見つけました。1970年の初共演は「皇帝」で、指揮者はズデニェク・マーカル、と判明・・・嬉しかったです。
マーリン様のお書きになったとおり、いつも貴重なお知らせをありがとうございます。これからも、クロチルド様ならではのご投稿を、よろしくお願いいたします。



No.651 ポリーニファンのオヤジからのお願い 投稿者:マーリン 投稿日:2010/03/26(Fri) 01:47

クロチルドさま、あなたはヨーロッパに住んでおられれ、ラジオ局の担当者に確かめられるほどの語学力の持ち主です。私だけでなく日本にいるポリーニファンはそれをうらやましく思い、いつも謙虚な姿勢で伝えてくださるあなたのニュースを心待ちにしています。ソースが間違っていたかも知れませんが、そんなこと気にされずどんどんレポートお願いいたします。あの伴奏が上手いカラヤンがポリーニとどんなブラームス一番を演奏したか、想像するだけでも楽しいです。


No.649 ポリーニとカラヤンのブラームス一番 投稿者:とも 投稿日:2010/03/25(Thu) 16:36

クロチルド様、わざわざありがとうございます。

カラヤンの公演記録を複数調べてみても、ポリーニとブラームスの一番を共演したという記録はないんですよね・・・(あるのは、ブラームス二番、シューマン、ベートーヴェン三番)。

インタビューで、ポリーニは「カラヤンとブラームスの二番を共演しました」と答えているし、(友人のカラヤン・ファンによると)カラヤンは「ブラームスの第一協奏曲は好きではないので演奏しない」と公言していたそうで・・・。



No.647 ポリーニのインタヴュー記事から 投稿者:マーリン 投稿日:2010/03/23(Tue) 22:04

手元にポリーニのインタビュー記事(音楽の友1992年8月号)があったので、抜粋しました。非常にオーセンティックな考え方、捉え方だと思いますが。
Q:カラヤンとの共演は?
A:カラヤンとはベートヴェンの第3番、シューマン、ブラームスの2番などで何度か一緒にやりました。
Q:レコードでお聞きになった指揮者の中で、特に素晴らしいと思われるのは誰ですか?
A:優れた人はフルトヴェングラーを初めとしてみんなです。彼のベートーヴェンとワーグナーは言うまでもありませんし、ブラームスも本当に独特です。ブルーワルターのマーラーとモーツァルトも忘れられません。それにトスカニーニのヴェルディも。。。。。実際に聞くことができなくて、レコードだけで知って素晴らしいと感じた演奏家が何人もいます。シュナーベル、コルトー、フルトヴェングラー、トスカニーニなど。



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