No.532 銀髪のミューズ 投稿者:博多の人 投稿日:2009/07/25(Sat)
09:40 銀髪のアルゲリッチの写真(音友8月号)を見て,若い頃の見事な黒髪をふと思い出しました。疾駆する豹を思わせるような演奏,めらめらと立ちのぼる炎のような芸術に多くの人々が魅了されました。このようなアルゲリッチを高く評価しているポリーニですが,二人の気質の違いがリストのソナタの演奏に表れているように思われます。あと,シフの演奏は録音で数えるくらいしか聞いたことがないのですが,ずいぶん前にテレビで熱情ソナタが放映され,その端正でとても美しい演奏に衝撃を受けたことを思い出しました。ツイメルマンは,ショパンの2つの協奏曲の弾振り(CD)で深く甘美な世界を表出し,聞き手の心をメロメロにしました。これらの巨匠達が今後もますます活躍し,我々聞き手を幸福にしてくれることを願っています。 |
No.531 音楽の友8月号 投稿者:博多の人 投稿日:2009/07/22(Wed)
08:12 何年かぶりで音友を買いました。創刊以来68年になるのですね。8月号はピアノやピアニストの記事がいっぱいあって,しばらく楽しめそうです。 |
No.530 音楽の友8月号 投稿者:グロスター 投稿日:2009/07/20(Mon)
16:55 ピアニストへのピアノに対する思いが、インタビューで 語られており、それぞれが異なる見解とうところが 大変印象的でした。 私は聞く側なので気楽だなと 思いました。 バッハの録音、楽しみですね。 モーツアルトのソナタも録音していただきたいです。 |
No.528 ショパンのエチュード 投稿者:博多の人 投稿日:2009/07/15(Wed)
07:47 管理人様,お調べいただき有り難うございました。DGから提案されることを祈ってます。ポリーニからの申し出でも嬉しいのですが。 |
No.526 バッハの初録の後にショパンのエチュードの再録は? 投稿者:博多の人 投稿日:2009/07/11(Sat)
10:11 10月15日が待ち遠しいですね。ポリーニがどんなバッハを聞かせてくれるのか,とても楽しみです。ところで,来年はショパンのエチュード作品25を数回弾くようですが,ひょっとするとエチュード全曲の再録が計画されているのでしょうか? 情報がありましたら,教えてください。 |
No.525 発表されました! 投稿者:すみこ 投稿日:2009/07/10(Fri) 09:56 ポリーニのバッハ「平均律クラヴィーア曲集第1集」のリリースが発表されました。 インターナショナル・リリースは10月15日。詳細はDGサイトで(家のマークにUrl入れます)。 |
No.522 ピアノ音楽の聖典 投稿者:博多の人 投稿日:2009/06/14(Sun)
09:34 ピアノ音楽の聖典という言葉を誰が言い出したのかは知りませんが、ショパンの練習曲集もそれに入るでしょうね。作曲された時代が離れていると、いろいろな違いが生じるのは当然のことでしょうが、違いを越えた共通性を見いだそうという行為は、ポリーニ・プロジェクトを支える精神の一つだと思います。グールドやツイメルマンのプログラム構成にも同様の試みがあるようですね。あまり専門的になり過ぎずに、いろいろな作曲家の作品を取り上げ、違いを考慮しながら共通点を見いだそうという試みは、「音楽は一つのものである」というブーレーズの発言を思い起こさせますね。 |
No.520 バッハとショパン 投稿者:博多の人 投稿日:2009/06/13(Sat)
09:47 昔から言われていることに、バッハの平均律全曲を旧約聖書、ベートーベンのピアノソナタ全曲を新約聖書、と両作品集をピアノ音楽の聖典とする考え方があるようですね。24の調を取り上げているという点からすると、バッハの平均律はショパンの24の前奏曲集に対応するのでしょうが、ショパンがバッハの平均律を意識して24の練習曲集を作ったとする見方もあるようですね。ショパンは、自分の練習曲集と前奏曲集を合わせて、バッハの平均律に敬意を表しているのかもしれません。ちなみに、ショパンの作品10-1ハ長調の練習曲を聞いていると、バッハの平均律第1巻ハ長調の前奏曲(とても有名な曲ですね)の曲想と何となく似ているところがあるなあ、と感じることがあります。バッハのゴールドベルク(ベートーベンのデイアベルリとの対応が示唆されています)を、ショパンの夜想曲集(フィールドの夜想曲との関連が示唆されています)と結びつけてみようという試みは、とても面白く、両者の共通的な部分の探索や夜想曲集に対する新たな見方の可能性など、いろいろと自由に発想を働かせて考えてみる機会を与えてくれるかもしれませんね。 |
No.517 海賊盤情報 投稿者:とも 投稿日:2009/06/08(Mon)
11:54 WORLD MUSIC EXPRESS からチェリビダッケと共演した「皇帝」が発売されるそうです(WME-S/M-1321 カップリングはハイドンの「太鼓連打」)。 1982 年 10 月 19 日の録音にもかかわらずモノラルということで、あまり音質は期待できないのでしょうね。 この頃のチェリビダッケは、まだそれほどゆったりテンポではないのかもしれませんが、ともすると実演ではアクセルを踏み込みがちのポリーニとの相性はいかがなものか、とても興味があります。 |
No.516 バッハ平均律 投稿者:nerdy 投稿日:2009/06/04(Thu) 12:53 いよいよ今月はポリーニ バッハ平均律の演奏開始ですね。 録音のCD発売で焦らされた状態。 また1つ楽しみが増えましたね。 |
No.513 ごめんなさいね 調子良過ぎて 投稿者:Nerdy 投稿日:2009/05/28(Thu)
07:31 クロチルドさん 許して下さいね。インタビューを理解したいなら私がイタリア語を少しは努力して勉強して、聴く個人がプライベートに理解するのが正道と私は思う。辞書やイタリア語の本は2−3冊 用意するだけはしたのだけれど難しいです。概略などホント、しないで下さいね。ある意味でポリーニの話している声を聴くだけでも語彙を越えて音の調子で何かを感じ取れば それでヨシが正解と思うようになりました。早道をと思った私を許して下さい。 |
No.511 興味深いご意見 投稿者:博多の人 投稿日:2009/05/27(Wed)
17:47 Nerdy様のご意見『協奏中とソロの部分とそのアレンジで、ポリーニなら「別々のものではなく、カデンッアも全体に織り込まれた部分」と言うのでは? と。ある意味でポリーニが世の中とポリーニ自身との関係づけに共通するのではと思う』このアナロジーはとても興味深いです。 |
No.510 ポリーニのモーツアルト協奏曲K467のビデオ 投稿者:Nerdy 投稿日:2009/05/26(Tue)
12:41 早速 見ました。ポリーニのモーツアルトを聴くとやみつきになってしまいます。 ところで クロチルドさん ポリーニがイタリア語で何を語っているのか分かるのは羨ましい限りです。ポリーニのインタビューのビデオはイタリア語が殆どだから それが分かれば どんなに良いことか、、何時もそう思います。 ポリーニがカデンッアを語っているとなると、どう言っているのか想像するばかりですが、協奏中とソロの部分と そのアレンジで、ポリーニなら「別々のものではなく、カデンッアも全体に織り込まれた部分」と言うのでは? と。ある意味でポリーニが世の中とポリーニ自身との関係づけに共通するのではと思うので、是非、簡略を教えて下さいませんか? 非情に興味があります。 |
No.506 19日のアンコール 投稿者:すみこ 投稿日:2009/05/20(Wed) 00:52 シューマンもドビュッシーも、本当に素晴らしい演奏でした。 3曲のアンコールも含め、パーフェクト!といえるほど、絶好調でした。 ドビュッシー:沈める寺、西風の見たもの リスト:超絶技巧練習曲第10番 |
No.504 3年ぶりの感動 投稿者:ひろこ 投稿日:2009/05/16(Sat)
17:26 本当に久しぶりに投稿させていただきます。 待ちわびた3年ぶりのリサイタルに昨晩行ってまいりました。 他の皆様も言っておられるとおり、マエストロは心身共にとても充実なさっているようで、私が経験した中でも一、二を争うすばらしい演奏でした。実を言うと2005年と2006年のリサイタルは悪くはないながらも、「ポリーニしか出せないピアノの音」というのが聴かれなくて、物足りなさを否めませんでした。正直なところ、もうあの音は出せないのかもしれないと不安になったくらいでした。けれども今回「ポリーニの音」完全復活!重厚な低音部、輝かしい高音部、ffはもちろんpでもppでも、どんなに早かろうが複雑だろうが、すべての音が大きなエネルギーを持ってホール中に響き渡ります。これこそが聴衆を熱狂させ続ける「ポリーニの音」…。最初の前奏曲はまだエンジン全開とはいかないまでも、一音一音慈しむような語り口で、今日はいい演奏が聴けそうな予感がしました。バラード2番、テンポ感も落ち着いていて余裕のある演奏、マエストロもどんどん気持ちが入ってきた感じ。追加された2つの夜想曲op27の1番は夜想曲にしては重厚な演奏で夜想曲離れしてまるでバラードみたい(笑)。2番もいつもアンコールで弾くときよりもかなりスケールの大きい演奏でした。そしてソナタ2番。ピアノの音は輝かしさを増してきました。マエストロが好調の時は際だって音の粒建ちがよくなり、複雑に入り組んだ声部がはっきりと分離してきこえるのですが、この日のマエストロはまさにそうでした。一楽章二楽章は、最近の再録音よりは若き日の録音を彷彿とさせる演奏。3楽章のトリオのあの美しさを表現する文章力がなくて残念です。どうしてあんなに美しいppが出せるのでしょうか。そしてギョッとするほど速い4楽章。どんなに速くても全く乱れず。この不可思議な曲はもしかするとこのくらい速く弾くと本質が伝わるのかもと思うくらい。後半もますますすばらしい演奏でしたが、すでに長く書きすぎたので詳細はやめます。特に子守歌すばらしかったです。そして第三部とも言うべきアンコール。アンコールと言えども気楽に弾き流すなんてことはなく、本プログラム以上に集中力をもって奏でられたバラード1番とスケルツォ3番(この期に及んでこんな曲を弾くなんて!)は涙が出るほどのすばらしさでした。客電があがっても鳴りやまない、総立ちの聴衆の嵐のような拍手の中、マエストロの満足そうな輝くような笑顔がとても素敵でした!長ったらしい私の文章を最後までお読みくださったとしたら、どうもありがとうございました。 |
No.503 5/15東京公演 投稿者:ズー 投稿日:2009/05/16(Sat)
08:50 おひさしぶりです。昨日の東京公演、前から3列目の左側で堪能させていただきました。 演奏中の息遣いまでが伝わってきて、 一瞬たりとも目を離すことがありませんでした。 スケルツォもバラードもこれまでに何度も 聴いていますが、これまで以上に素晴らしい演奏で 感動いたしました。 前の方の席ですと、さらにいろいろな発見があり、 昨日は、ピアノの椅子の脚(前側)にアジャスターの ついていることが気になりました。 若干、ピアノに向かって前かがみ(?)に なるように見えました。微妙な角度を つけるのにはいいのでしょうか。 私は仕事の都合で19日は行かれません。 聴きにいかれた方のお話を楽しみにしています。 P.S すみこ様はじめ、皆様の姿をお見かけいたのですが、 開演のベルが鳴ってしまい、また終演後はサイン会に並んでしまいましたので、ごあいさつできませんで失礼いたしました。 |
No.502 東京のリサイタルは、大成功! 投稿者:すみこ 投稿日:2009/05/16(Sat) 00:59 マエストロはお元気そうで絶好調、楽器はFabbriniのサインが光るピアノで、美しい音がホール中に響き、本当に素晴らしい演奏でした。 アンコールは5曲。「革命」、バラード1番、練習曲op.10-4、「雨だれ」、そして最後にスケルツォ第3番! まずは簡単なご報告まで。 |
No.501 サササーッと乗り込む姿 投稿者:nerdy 投稿日:2009/05/14(Thu)
06:04 すみこ様は大阪公演も遠出して聴きにいらしたのですね。次は東京公演、、、羨ましいです。 ポリーニが外に出て来る楽屋口もファンは知っているのですね。カーネギーホールでは何処から出て来るのかしら。それとなく調べて来年は一度、車に乗り込む姿を見てみたいです。サササーッ ではない事を願って。サイン会は無いのですね。 |
No.499 完璧主義者?開拓者? 投稿者:Yamaken 投稿日:2009/05/13(Wed)
13:37 私は残念ながら行けませんが、日本公演が始まり楽しまれている方々も多いかと思います。うらやましい限りです。 ポリーニの来日公演では、弾きこまれた、これぞというレパートリーを携えて来てくれているように思います。とはいえ、完成された演奏をそのつど再生する、というイメージはあまりなく、たとえ再三弾かれたレパートリーであっても、一回ずつが、いまここで生まれた音楽であるかのような演奏を生み出す挑戦のように、実演からは感じてきました。実演のたびに、それまで聴いていた過去の録音や実演の記憶とは違う質感の演奏に驚いたり感激したりすることが何度もありました。レアなレパートリーの場合であっても、夜のガスパールは聴いたことがないので判断することはできないのですが、例えば昔放送された「冬の旅」などは、フィッシャー・ディースカウの歌に寄り添うというよりは、歌手とピアノのための二重奏といった趣で、確かにオーソドックスな歌曲のアプローチとはかなり異なっている、しかし曲の新たな可能性を引き出したような演奏でした。そういうわけで、確立したレパトリーのみならず、新レパートリーでも、何か新しい名演が聴けるじゃないか、と期待したくなるところがあります。私にとっては、ポリーニは、完璧主義者というよりも、今なお、ピアノ音楽の開拓者、挑戦者のイメージでありつづけています。 来日公演のレポート楽しみにしています。 |
No.498 すいません 投稿者:ミスターX 投稿日:2009/05/13(Wed) 08:50 その通りです。お詫びして訂正します。 |
No.497 昨日(大阪)のアンコール 投稿者:ファン 投稿日:2009/05/13(Wed)
08:06 アンコール1曲目は、 「木枯らし」ではなくて、「革命」ですよ。 |