Wie aus der Ferne 〜Guest Book〜

2006/02/14から2019/02/06のゲストブック記事です。

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No.150 驚きました! 投稿者:ともママ 投稿日:2006/07/30(Sun) 15:03

しょぱん様、素晴らしい情報、ありがとうございました。
こんな素敵なサイトがあったのですね!
マエストロのリスト超絶技巧練習曲、これまでにも何度かアンコールで弾いたということは聞いていましたが、私はライブでも録音でも聴いたことがなかったので、これが初めてでした。
本当にすごい演奏ですね!
64歳のマエストロですが、アンコールでこんな曲を弾いてしまうエネルギー、気力の充実ぶり、とてもうれしいです。
10月の演奏会、プログラムの発表も待ち遠しいですが、アンコールも・・楽しみになってきました!



No.149 アンコール 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/30(Sun) 09:23

しょぱん様,ポリーニが弾くリストの超絶技巧練習曲を,教えてくださったサイトで見ました.とにかく凄いですね.練習曲全集を録音して欲しいですね.それから,このような公式サイトがあることを初めて知りました.東京公演(?)でのショパン・ノクターンOp27-2もありましたし,貴重な記録ですね.


No.148 1974年のライブCDの出所 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/30(Sun) 09:11

おじさん様,1974年のライブCDが東京公演であることを教えてくださって,有り難うございました.私は,アメリカ公演と信じ切っていましたので.これで,このCDをよりいっそう身近に感じるようになりますね.初来日のプロコフィエフPCNo.3の映像あるいはCDを入手することはできないものでしょうか? とにかく,凄絶な演奏だった,との噂を聞いたものですから.


No.147 ポリーニのアンコールサプライズ 投稿者:おじさん 投稿日:2006/07/30(Sun) 00:21

 ポリーニのアンコールサプライズはいくつかありますが、このリストの超絶技巧もその一つですね! ポリーニは1989年と1993年と2001年来日時のアンコールでこの曲を弾きました。私は89年と01年を聴く事が出来ましたが、特に89年は、ポリーニがリストの超絶技巧練習曲を弾くなんて情報は一つも無かったので、この曲が鳴り出した時は本当に驚きでした。
 アンコールサプライズ… 考えてみれば、初来日時のショパンのバラード1番がその最初でした。博多の人様が書かれた「1974年・アメリカ公演のCD」とは、おそらくライブ盤のHosanna盤(HOS-21/22)の事だと思われますが、これは1974年4月25日新宿厚生年金会館のライブ録音です。バラード1番みたいな大曲をアンコールで演奏するポリーニ。この頃のポリーニには、アンコールでベートーヴェンの告別ソナタ全曲を弾いたなんてウソみたいなエピソードもあるので、普通だったのでしょうか!? とにかくこの日のポリーニの演奏は、その後の私の人生に大きい影響を与えてくれたコンサートでした。また6曲アンコールを弾いたのは、もしかしたらポリーニの最高記録かもしれません…
 1976年来日時にはスケルツォ3番をアンコールで弾きました。この曲が鳴り出した時、東京文化会館に何とも言えないどよめきみたいな物が走ったのを今でも覚えています。それ以外に私が度肝を抜かれたのは、ドビュッシーの「西風の見たもの」とシューマンの「飛翔」です。特に「飛翔」は、何時だったかFMで放送された演奏が素晴らしくて頭からずっと離れずにいた曲、それの実演が聴けた2004年の横浜は忘れられない演奏会となりました。



No.146 リスト 超絶技巧 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/07/29(Sat) 15:00

http://www.youtube.com/watch?v=CrWxzv0OImA&mode=related&search=Pollini

ここに、多分今シーズンと思われるポリーニのアンコール映像があります。この揺れ方からして、何かを感じずにはいられませんが、とりあえず・・・・・・・。
凄いテンポでした。



No.145 伊HuntCD 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/29(Sat) 09:43

たっちゃん様,1960年の伊HuntCDは,私もお気に入りです.この頃のポリーニの演奏には,春風のような爽やかさ,初々しさ,青春のセンチメンタルな気分が随所にみられ,またポリーニ独特の旋律の歌わせ方も堪能できますね.しかし,音楽の作り方は,何かしら不思議と,大人びたものがあるように思われます.1974年・アメリカ公演のCDに納められている,ショパンのプレリュードOp28-17やノクターンOp27-2の演奏は,近年のものと比べ,テンポがゆっくりとしており,ショパンの歌心を,それに呼応したポリーニの歌心を,じっくりと聞かせてくれます.もちろん,円熟の境地にある現在のポリーニも素敵です.


No.144 ちょっとだけ更新です 投稿者:すみこ   投稿日:2006/07/28(Fri) 11:25

暑さのせいか、使用者のせいか・・・このところパソコンの調子が悪く、いつプッツンするかと、ハラハラしています。
で、今回は大急ぎでスケジュール表の更新のみ行いました。夏の音楽祭は、ザルツブルク、ルツェルンともラジオで放送されます。Webでも聞けるので、予定表に載せました。「2006年のスケジュール」(と「2005-2006 Season」)をご覧になってください。
(放送といえば、「ツィメルマン・リサイタル」もBS2の“クラシック・ロイヤルシート”で放映されるようです。8月12日(土)0:30〜。詳細は番組表でお確かめください。)



No.143 ポリーニ演奏の原点 投稿者:たっちゃん 投稿日:2006/07/25(Tue) 14:20

すみこ様、皆様こんにちは。久しぶりに投稿させていただきます。今秋のチケットを梶本・サントリーホール・ぴあで先ほど問い合わせましたら、Polliniは完売でした(泣)。遅すぎました。みなさんの感動のリサイタル報告を読むしかないかなあ・・。ところで先日自宅のピアノを調律してもらったので、部屋中に散乱した楽譜をシェルフに整頓しながら、ついでにPolliniの愛聴盤も並べ替えしました。楽譜は、ふつうVivaldi,Handel,Bach,Scarlatti,,という風に時系列(生年)並べ替えが原則ですが、Pollini音源はやっぱり録音年代順ですよねえ。僕のライブラリでもっとも古い録音は1960年ChopinCompetitionLive(伊HuntCD・廃盤)で、「六本木WAVE」(なつかしい〜!)で18年前に購入しました。収録曲は@SonataOp.35 b-mollAMazurkaOp.50-3 cis-mollBMazurkaOp.33-3 C-durCMazurkaOp.59-3 fis-mollDEtudeOp.25-10 h-mollEEtudeOp.25-11 a-mollFEtudeOp.10-1 C-durGEtudeOp.10-10 As-durHPreludeOp.28-2 a-mollIPreludeOp.28-8 fis-mollJPreludeOp.28-24 d-mollKNocturneOp.48-1 c-mollLPolonaiseOp.44 fis-moll というてんこ盛りのラインナップですが、幻の名盤というか、われらがPolliniの原点のディスクです(DeutscheGrammophonデビュー盤を除いて)。Chopinの奏法中、最もレアなオクターブ技法満載の曲が集中しています!(Pollini以前にPolonaiseOp.44やNocturneOp.48-1を頻繁に弾いたピアニストを僕は知りません。この18才の時点で世界中の誰よりも上手にオクターブを弾けるピアニストが誕生したんですね。ミスタッチは一切なく、ノンペダルで且つ“定規で測ったような”インテンポで延々とオクターブのレガートを弾き続けるPolliniに絶句していまいそうな名演です。注:ちょっとまえ話題にのぼったImpromptuOp.51 Ges-durは残念ながら収録されていません)。久しぶりに聴いた愛聴盤を紹介したくなり投稿しました。それでは。


No.142 The Golden Twelve 投稿者:ともママ 投稿日:2006/07/20(Thu) 23:25

ショピネット様、ポリーニ&アルゲリッチが収録されたvol.3、おかげさまでタワーレコードのサイトで購入できました。
最初からネットで申し込めばよかったのですが、18日に渋谷でランチの予定があったので、タワーレコードの店頭で求めた方が早いかなと思って・・。尋ねた店員さん、そういえばちょっと頼りなそうだったかも・・。
サイトでも在庫はわずかとのことでしたが、間に合ってほっとしています。
すみこさまのおっしゃるとおり、カデンツァ・ショップという手もありましたね・・。

18歳の青年ポリーニの若さ漲る熱い迫真の演奏、本当に素晴らしいです。
完璧なテクニック、力強く美しい音、、、ルビンシュタインに「われわれの誰よりも上手い。」と言われたことにも頷けます。
さらに研究を重ね、内容を深めて録音されたグラモフォンのものと聴き比べるのも興味深いですね。

アルゲリッチのノクターンop.55−2、この前リリースされたポリーニのノクターン集を繰り返し聴いているためか私には今ひとつピンとこないのですが、プレリュードやスケルツォが素敵でした。
意外なことに(アルゲリッチのエチュードってどうかなァと妙な偏見をもって聴き始めました・・。)、ハ長調と変イ長調のエチュード、なかなかどうして、とても素晴らしい演奏でした。

対照的ともいえる二人ですが、どちらもとてつもない才能の持ち主ですね。
ショパンコンクールの黄金時代を築いた天才二人の、コンクールでのとても貴重な録音でした。




No.141 音楽の友8月号 投稿者:すみこ   投稿日:2006/07/19(Wed) 16:19

ともママ様、「音楽の友」のインタビュー記事のお知らせを、ありがとうございました。ポリーニの話は、ピアニストとしてシューマンのピアノ曲を演奏するだけでなく、シューマンという作曲家をトータルで捉えようとする、音楽家としての深い探究心に裏打ちされた発言ですね。
シューマンとショパンの対比、「シューマンの『自由さ』がとても気に入っています」という発言も興味深いです。

ところで、以前(ずっと昔)音楽雑誌にシューマン特集《空前絶後の作曲家》とかいうのがあったのですが、そこに“シューマン語録”が載っていて、ショパンについては有名な「諸君、脱帽したまえ、天才だ!」という言葉とともに、ショパンのある曲を聴いて「これまで、彼を羨ましいと思ったことはなかった、が、今度ばかりは、心底嫉妬した」という(ような)言葉が載っていました。その曲が何だったのか、思い出せなくて気になっています。(ノクターンだったかしら?と思うのですが・・・。)どなたか、ご存知の方いらっしゃいましたら、お教えください。

それから、2007年のスケジュールに、5月31日ウィーン・フィルとのコンサート・ツァーがあることが判りました。オーストリー南部の都市クラーゲンフルトという所です。曲目は6月2・3日ウィーンの演奏会と同じです。予定表に追加しました。

ショパン・コンクールの記録The Golden Twelve、今では入手しにくいと思いますが、
CDショップ・カデンツァのカタログには載っています。在庫があるかどうかは判りませんが、ご参考までに。

http://www.webserve.ne.jp/cadenza/index2.html

このページ上部の検索で“MUZA”と入れて、出てきた一覧の 3. POLSKIE NAGRANIA (MUZA) を見てください。
それにしても、1960年3月15・16日のスタジオ録音・・・他の曲もあるのでしょうか? 気になりますね。



No.140 ともママ様 投稿者:ショピネット 投稿日:2006/07/18(Tue) 19:57

 記述の仕方がまずかったみたいで申し訳ございませんでした。先日、タワーレコードからネットで購入したのはVol.3のほうです。

 http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=706819&GOODS_SORT_CD=102 

 1990年の第12回ショパンコンクールのためのスペシャルエディションと書かれています。
 ポーランド製で、POLSKIE NAGRANIA という会社が出しています。
(アルゲリッチさんの演奏がトラック3〜9までを占めていますので、またこっぴどくしかられそうですが、ポリーニさんのショパンは、興奮して眠れなくなるほど魅惑的ですよ!)

 1985年第11回までのショパンコンクールに合計12人の優勝者がいて(第4回は、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカさんとベラ・ダヴィドヴィッチさんの二人が優勝)、彼らを「黄金の12人」と呼んでいるので、第6回優勝のポリーニさんがVol.2に入っているとは考えにくいのですが・・・・・・う〜ん、謎です。渋谷に行きたい(ヘリコプターがあれば)。

 

 
 



No.139 シューマン、モーツァルト・・ 投稿者:ともママ 投稿日:2006/07/18(Tue) 18:56

International Chopin Piano Competitions,the Golden Twelve、ぜひ聴きたいと思い、渋谷のタワーレコードに行って調べてもらいましたが、ポリーニの演奏が収録されているvol.2は廃盤で売り切れ、手に入らないと言われてしまいました(涙)
中古を扱っているお店で探すしかないかも・・。

仕方なく雑誌コーナーで「音楽の友」の8月号を買ってページをめくっていると、写真のマエストロと目とがあって嬉しい驚きでした。
シューマン没後150年特集の中にマエストロのインタビュー記事が掲載されています(p96-97)。
マエストロにとってのシューマンの存在、シューマンを愛する理由などが語られた興味深い内容です。
ポリーニが最も好きな作品は晩年のもので、全体では「ファウストからの情景」、ピアノ曲では「暁の歌」だそうですが、「クライスレリアーナ」、「幻想曲」、「謝肉祭」の3作品がピアノ作品の中でもっとも美しいと思うとも述べています。
マエストロの「謝肉祭」もぜひぜひ聴いてみたいですね!

同誌に、2007年の「来日演奏家速報」なるものが出ていました。
聴きに行きたいオケ、ソリスト、オペラ、いろいろありますが、残念ながら今のところ来年以降のマエストロの予定は載っていませんね・・。
10月の来日の際に近い将来の日本での公演の 交渉(?)が行われ、実現するように祈るばかりです。

モーツァルトのCDの発売日が早くなったとは・・、とても嬉しいです!
マエストロの17番はまだ聴いたことがないので楽しみだし、21番は、シャイー指揮、ロイヤルコンセルトへボーとの素晴らしいライブの録音を聞いているので、新譜もさぞや・・と期待してしまいます。
すみこ様が更新して下さった2007のスケジュールによると、6月2&3日にウィーンでモーツァルトの12番と24番を演奏するようですね。
アンダンテから圧倒的な20番の名演がでていますが、一緒に12番と14番も収録されています。これがまた愛らしくとても素敵な演奏で、この曲が大好きになりました。
時間とお金があったらウィーンまで聴きにいきたいくらいです。



No.138 3枚のDVD 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/18(Tue) 08:28

このようなことを書いたら、皆様に笑われるかもしれませんが、今年になって入手した3枚のDVDの間に、何かしら小さな接点があるのでは、とふと思いました。1枚目のDVDは「海の航跡」、2つ目は「博士の愛した数式」、それに「Always 三丁目の夕日」です。3枚のDVDがそれぞれ独自の世界を描きながらも、「物」より、「精神」や「心」の大切さが共通してにじみ出ているように思われて、胸を打つものがありました。「海の航跡」はイタリアの現状と何か関係があるのかもしれませんし、「博士の愛した数式」は日本国内で数多くの読者を獲得し、「Always 三丁目の夕日」はアメリカ人の心を揺さぶったようです。時代の流れが少しずつ変わりつつあるのかもしれませんね。


No.137 Re:海の航跡 投稿者:すみこ   投稿日:2006/07/17(Mon) 21:30

「海の航跡」に、付録で「ソッフェルテ・オンデ・セレーネ」が入っているなんて! 驚きです! おじさん様、貴重なお知らせを、ありがとうございました。
このDVDは「ビデオがあるし・・・」と、私も入手を迷っていて、あまり情報を確かめていなかったのですが、(今見ると^^;)HMVの紹介文にも「本編60分 特典16分」と書いてあったのですね。しかも、TDKコアのサイトの解説には「ポリーニによるノーノ作《・・・苦悩に満ちながらも晴朗な波・・・》を併録。収録:1999年8月 モーツァルテウム(ザルツブルグ)におけるライヴ収録」と、ちゃんと書いてありました!!(今頃見ても遅い・・・)。日本語字幕版への特典なのですね。日本のファンへのプレゼント(*^^*)。
ザルツブルクの1999年プロジェット・ポリーニUは、8月14日は私の参考にしたデータではノーノの合唱曲しか記載が無かったので、ポリーニは伴奏のみの出演だと思っていました。でも、独奏曲(というのかしら)も演奏していたのですね。このビデオ本編を見て、気付くべきでした。ご指摘ありがとうございました。早速、追記させていただきます。
それに、早速、DVDを入手しなければ! ポリーニの数少ない映像ですもの、本当に貴重な作品ですね。



No.136 1960年のショパン 投稿者:おじさん 投稿日:2006/07/17(Mon) 14:40

 1960年のショパンコンクール優勝直後の3月15・16日にスタジオ録音したというデータは初めて知りました。1960年録音という記載があるショパンのCDを何枚か持っていますが、ショパンコンクールのライブ録音はモノラルだし客席ノイズも入るので聴いてすぐにわかるのですが、ステレオで収録されていて客席ノイズ皆無の録音があり不思議に思っていました。ショピネット様、どうもありがとうございました。

 私が持っているFORLANE盤のCDでは次の曲目が収録されています。
1)夜想曲op48−1
2)即興曲op51
3)ポロネーズop44
4)マズルカop50−3

 2)の即興曲だけが謎でポリーニ唯一の録音です。出所不明のライブ盤で、とてもポリーニの演奏だとは思えない録音が何曲も有り驚いてしまいますが、この即興曲だけはFORLANE盤で収録されていて出所は確かなようです。聴いてみても、この頃のポリーニなら、という演奏で私は納得しています。



No.135 海の航跡 投稿者:おじさん 投稿日:2006/07/17(Mon) 13:34

 遅ればせながら「海の航跡」のDVDが届きました。すでにビデオを持っているのと、去年の2005年11月1日に、「マウリツィオ・ポリーニ ノーノを語る」(東京オペラシティ)でポリーニと一緒に見た想い出もあるので、注文は何時でも良いかと後回しにしていたのです。しかし、届いてから驚きましたが、付録として「ソッフェルテ・オンデ・セレーネ」全曲の映像が収録されているではないですか!! ポリーニ4枚目の演奏DVDという事で、知らなかったのでとても興奮しました。
 DVDには1999年8月モーツァルトテウム(ザルツブルク)とあるのですみこさんのページで確認してみましたが、「ソッフェルテ・オンデ・セレーネ」は記載が無いようです。映像には、シェーンベルク合唱団が歌うような舞台セッティングの様子が伺えるし、アルヴィーズ・ヴィドラン(エレクトロニーク)という記載があるので、DVDのアルヴィゼ・ヴィドリン(再生音響)と同じだと思われ、8月14日で間違い無いようですがどうでしょう…
 去年の11月3日に東京オペラシティでポリーニが演奏した「ソッフェルテ・オンデ・セレーネ」は、アンドレ・リヒャルトがライブ・エレクトロニスクを担当しており、ライブ・エレクトロニスクの音量が大きくて閉口しましたが、DVD収録の方はポリーニのピアノがリアルに捉えられていて安心して見る事が出来ました。
 この曲をCDで聴くと、どっちがポリーニの演奏でどっちがスピーカーからの音なのか判別が難しい所があります。そもそもCDでは、実演でのスピーカーからの音は、別にラインからミキシングして録音されているような形跡があり、また、曲が曲だけに、ライブ放送されたという記憶もありません。今回のDVD映像ですべての疑問がすっきりして安心してポリーニの演奏を見る事ができました。
 しかしこの曲を何度聴いてもとても理解が出来ません。ライブではポリーニがピアノの前で演奏しているので、ポリーニ独特のオーラが発生し、確かに音楽を演奏しているんだという現象として捉える事が出来ますが、DVDで鑑賞となるとそのオーラの存在が抜けてしまうので今一つ捉える事が私には出来ません。ノーノの音楽は本当に難解でやっかいな存在です…



No.134 ポリーニのモーツアルト、楽しみです。 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/16(Sun) 08:50

ポリーニのモーツアルト・ピアノ協奏曲CDの発売、とても楽しみです。約30年前、ポリーニ命だった頃、PC23番のレコードにたちまち魅了されてしまいました。第1楽章の出だしが鳴りはじめると、「朝」の美しくて清々しい感じにすっぽりと包まれた気分になり、モーツアルトって、こんなに素晴らしい音楽を作曲した人なんだ、と心から感動しました。その時まで、モーツアルトの音楽をほとんど知りませんでしたから。あれから30年を経た今日、ポリーニがどんなモーツアルトを響かせてくれるか、想像はふくらむばかりです。


No.133 ショピネット様 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/16(Sun) 08:17

ショピネット様、貴重な情報、有り難うございました。私は、そのCDの存在を知りませんでした。探してみます。でも、東京以外では、入手できないかもしれませんね。近頃、上京する機会がなくて、新しい情報に飢えています。


No.132 みなさん、ご存知ですか? 投稿者:ショピネット 投稿日:2006/07/15(Sat) 18:02

再び投稿することを、お許しください。

 すみこ様、博多の人様、
  FRYDERYK CHOPIN
  INTERNATIONAL CHOPIN PIANO COMPETITIONS, THE GOLDEN TWELVE VOL.3
MAURIZIO POLLINI, MARTHA ARGERICH

というCDをご存知でしょうか?このCDには、ポリーニさんが、1960年のショパンコンクール優勝直後の3月15、16日に録音した嬰へ短調のポロネーズと、3月4日の第二ステージでの葬送ソナタのライブ録音がはいっています。

 http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=706819&GOODS_SORT_CD=102 

 さらに、アルゲリッチさんとしては唯一のものと思われる、ノクターン作品55の2、変ホ長調の、第三ステージでのライブ録音がはいっています(1965年3月10日)。 
 この曲には思い入れがあって、昨年のザ・シンフォニーホールでのポリーニさんのあまりにも甘美な演奏に、中間部分でもう涙をおさえることができませんでした。バラード第1番が、圧倒的で、膝が震えて立てなくなってしまうくらいの、宇宙的な広がりを持つ演奏だとするなら、このノクターンは、心の中の、もっとも切なくて、はかない部分に訴えかけてくるような感じに思えたのです。
 このポリーニさんの演奏を世界中のすべての人に聴かせたい、その時は本当にそう思いました。そんな思いを抱いたのは、生まれてはじめての経験でした。ナイーヴすぎるとおしかりをうけるかもしれませんが、彼の生演奏を聴いて魂を高揚させたすべての人たちが、争いのない、みんなが好きなことをして幸せに暮らしていける世界へと導いてくれることを信じてやみません。



No.131 新譜リリースが・・・早くなる?! 投稿者:すみこ   投稿日:2006/07/13(Thu) 12:23

新譜「モーツァルト/ピアノ協奏曲第17番、第21番」の発売が、早まりそうです\(^o^)/

タワーレコードでは、(なんと!?)8月10日発売。HMVでは8月25日発売。
どちらも「輸入盤」とのこと。DGサイトには“International Release:September 2006”となっているのですが・・・。「予定」はあくまで“予定”ですが、注意してお店やサイトを見ていたいと思います。

http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=607060003

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=977487&GOODS_SORT_CD=102

博多の人様、ポリーニの演奏は、本当に音楽に生命が宿ったかのようですね。脈拍と呼吸という生命の源が、彼の手から生き生きとしたリズムとなり、心のうちから溢れる歌となって流れ、それらが極めて自然に一つになって、心地よい生命感ある美しい曲が生れるのでしょう。だからこそ、聴く者の胸に訴える力を持つのですね。
モーツァルトの協奏曲も、きっと生命感に満ちた、素晴らしいものだろうと思います。本当に楽しみですね!



No.130 ポリーニはリズムを歌わせる 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/08(Sat) 08:42

先日、地下鉄の駅で電車を待っている時、有線放送でクラシック音楽が流れていました。ショパンの曲で、24のプレリュードから第3番と17番、ポロネーズ第1番でした。このポロネーズを耳にするのは本当に久し振りのことで、中間部の美しいメロデイーの所では、1970年代半ば過ぎにレコードで発売されたポリーニの名演を思い出し、胸が一杯になりました。もちろん、私の頭の中では、ポリーニによる極美で深い演奏が鳴っていました。そこでふと気がついたことは、有線放送の演奏と比較してのことですが、ポリーニの演奏ではリズムが歌っている、ということでした。リズムが歌うことによって、メロデイーに命が吹き込まれている、と感じたのです。このことは、1960年録音のピアノ協奏曲第1番(クレツキー指揮フィルハーモニア管)特に第2楽章のピアノ演奏で感動した理由にもつながります。バラード第1番(1968年録音)にも当てはまります。リズムを歌わせることによって、メロデイーの流れに構成感が生じ、ポリーニ独特の小節のきいた歌が、聞く人を納得させるのだろう、と思われます。これはポリーニの際立った個性でしょうが、以外と普遍的なものかもしれない、と勝手に想像しているところです。


No.129 熱い論議 投稿者:博多の人 投稿日:2006/07/01(Sat) 09:58

ここ数日間の皆様方による熱い論議を遠くから拝見させていただきました。たいへん勉強になりました。議論を蒸し返す気が全くないという条件で、私の拙い想いを述べさせていただくことをおゆるしください。管理人様が「人間の尊厳」の重要性について語られていましたが、このことから帰結されるものは何だろうか? これを保つためには何が要請されるのだろうか? と思いを巡らせていました。また、皆様方のご意見を拝聴した結果、音楽と社会との関係をどのようにとらえたらよいのだろうか? という大問題にも気付かされました。この世には音楽と社会とが同時に存在するので、両者には共通のルールがあるだろう、というのも1つの見方でしょうし、それでも音楽には音楽の、社会には社会の、個別のルールもあるに違いない、というのも事実でしょう。拝聴できました数日間の熱い議論は、私個人にとりまして、とてもインパクトのあるもので、感謝しています。


No.128 ありがとうございました! 投稿者:すみこ   投稿日:2006/06/30(Fri) 13:08

皆様、こんにちは。
この数日間のゲストブックの様子に、ご心配をおかけしてしまって、申し訳ありませんでした。
多くの方が心を痛めて見守っていてくださったことが、その後のいくつものご投稿から判りました。暖かい励ましのお言葉に、本当に力づけられました。いつもご投稿くださる方々には勿論、感謝、感謝!ですが、初めて書き込んでくださったSegreto様(ようこそ!)マエストロへの愛の溢れる文章を、嬉しく拝見しました。これからもよろしくお願いいたします。それから、しょぱん様(お疲れ様でした^^;)、真摯で熱心な音楽への姿勢と、冷静なご意見に、多くを教えられました。ショピネット様、最後なんて仰らずに、またいろんなご意見やご感想をお寄せくださいね。
メールで気遣って下さった方々にも、お一人お一人にお返事をしたいところですが、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、いただいたご批判は、やはり謙虚に受取らなければ、と思っています。その当否は別として、人それぞれ、いろいろな見方、解釈の仕方があるのだし、インターネットに公開していることは、無数の目に晒されながら、また無数に発信していることになるのですから。心して、責任をもって、為さなければなりませんね。
管理者のカラー云々・・・などと書きましたが、これは違いますね。このゲストブックは参加してくださる皆様のカラーで描かれているもの。明るい色、暖かい色、渋い色、深みのある色、フレッシュな色、キラキラした色、落着きある色、優しい色・・・。それらが一緒になって、マエストロ・ポリーニの名に相応しい色合いになるといいな、と思います。ン、マエストロにお似合いの色? ストライプのネクタイにしてプレゼントしたいな・・・(な〜んてことを夢見るほど、私はもう元気です^^)



No.127 ソフトペダル 投稿者:ひろこ  投稿日:2006/06/30(Fri) 00:39

少し前の話題に戻って恐縮ですが…。マエストロはたいへん効果的にソフトペダルを使います。ピアニシモのところでべったり踏みっぱなしというような使い方はあまりしないので視覚的にはわかりにくいのかもしれません。その一音にソフトペダルの響きがふさわしいと考える音に瞬間踏むという感じです。ダンパーペダルも、踏み込む深さの調整を含めて非常に精緻に踏み換えられ、求める音色を自在に生み出します。指さばきにも劣らない見事な足さばき(?)です。CDでもそういう音色の変化は聴くことができます。


No.126 お久しぶりでございます 投稿者:ひろこ  投稿日:2006/06/30(Fri) 00:19

すみこ様、皆様、お久しぶりでございます。すみこ様、このところ何かとご心労だったこととお見舞い申し上げます。このホームページWie aus der Ferneはすみこ様の、明確な主張を持ちながらも配慮に満ちた表現をなさる、そのあり方を反映して、全体に穏やかで楽しい空気につつまれています。これまでこちらに訪問された方々も、賢明にもその空気を感じ取り、同様に配慮に満ちた投稿をなさることにより、みなさんの交流の場であるゲストブックにも、いつもなごやかで明るい空気がありました。すみこ様のホームページですもの、すみこ様らしさが現れて当然です。他のサイトではありえないような、その空気が私は大好きです。我らが敬愛するマエストロにもふさわしいと常々感じています。先にsegreto様が素敵な投稿をしてくださいました。わたくしもこのすばらしい空気を皆様で守って行っていただきたいと心から願います。


No.125 お詫びm(__)m 投稿者:segreto 投稿日:2006/06/29(Thu) 23:57

初めての投稿でしたのに、今、読み返してみましたら、誤字脱字が散乱しておりました。ちゃんと確認したはずなのに・・・恥ずかしいです。ごめんなさい。


No.124 ルツェルン祝祭管弦楽団のように・・・ 投稿者:segreto 投稿日:2006/06/29(Thu) 23:03

皆様、はじめまして!
数か月前に「アンコール」のコーナーに、2度参加させていただきましたsegretoと申します。
ゲストブックは読者としてのみ参加させていただいておりました。今回、初めて投降させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

このHPの前口上の「インターネットの世界には、ポリーニ・ファンの宇宙が広がっている・・・。太陽のようなポリーニを中心に、数多の星が楽しげに巡っている・・・。
日本中の、いや世界中の彼のファンが意見を交わし、情報を伝え、熱い想いを語り合っている・・・。
ポリーニを心から愛する人たちと、彼の音楽を語り合いたい。
そして少しでも多くの人にポリーニの素晴らしさを知って欲しい。
・・・そんな想いで、ヨシ、私もポリーニを巡る宇宙の星の一つになろう!と、思ったのですが・・・。」
・・・というのが、このHPの原点だと思います。

そして管理人である澄子様の賢明で謙虚な、そしてユーモア溢れるお人柄、表には出ない水面下の(?)ご努力の数々によって、今迄この原点は達成されてきたように私は感じています。

ただ、ポリーニを中心に巡る星達はもともとは「人間」ですので、同じ演奏を聴いても、それぞれに感じ方が違っていることもあるでしょうし、意見がぶつかることだってある思います。

でも、だからこそ集っている意味があるのではないでしょうか。
自分一人では考えたこともない着眼点、感じ方、etc.に接することで、聴き方の可能性が増えるだって有り得ますよね。

10月のルツェルン祝祭管弦楽団とポリーニの共演、本当に楽しみですね。
私はこれ迄、ブルックナーと仲良くして来なかったので、なんとか頑張ってブルックナーの予習をしなければなりませんが・・・。
ルツェルン祝祭管弦楽団のメンバー(・・・といってもメンバーは確定していませんね)は様々な年齢や人種の演奏家達が集まって成り立っていますよね。

一人一人が大変な才能を持った音楽家なのですから、解釈一つをとっても、なかなか難しい問題もあるのでは・・・?と思います。

でも、もし個人的な何かを抑えなければならない事があったとしても、全てのメンバーにとって、ルツェルン祝祭管弦楽団の一員として演奏することで得られるものは計り知れなく大きいように思うのです。

マーラー室内管弦楽団の若者達は素晴らしい先輩達から成熟や経験の尊さを学び、その先輩達は若者達の輝きを見ながら、ちょっぴり忘れそうになっていた自分の中の漲る生命力を取り戻したり、といったこともあるのかも、とも。

でも、なにより、アバドの許に集った人々が、全員で、全身全霊で、到達すべき音楽をめざして生命をかける時に生まれるエネルギーの凄さは、放送を聴くだけでも痛いほど伝わってきます。
このHPに集った私達も、ポリーニへの愛を実らせることができるはず、と信じています。
最高の実りは、演奏会場を暖かい愛のオーラで満たして、マエストロご自身にとって本当に納得のいく演奏ができる空気を作り、マエストロにとって、そして私達にとって、忘れられない素晴らしい演奏会が実現することだと思います。
そのために、日頃から暖かいオーラを発生させられるように、努力していきたいなぁ、と思っています。

長々書いてしまい、ごめんなさいm(__)m
もう一度、原点に帰って、ポリーニへの愛でいっぱいの心で再スタートしませんか?
しましょうよ!!!!!



No.123 Re 投稿者:おじさん 投稿日:2006/06/29(Thu) 21:50

 ショピネット様こんばんは。言葉が足らなくて誤解を与えてしまったことお詫び申し上げます。どうもすみませんでした。
 そして、私はポリーニをこの目で見てこの耳で聴いたことしかお話できませんが、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



No.122 申しわけありません 投稿者:ショピネット 投稿日:2006/06/28(Wed) 23:10

 すみませんでした。ですが、おじさん様は文章の後半で、ぼくの質問に丁寧に答えてくださっています。その文脈からすれば、はじめてご覧になった方は、ぼくが論争の火付け役だと思いかねないですよね。
もしショパンだったら、激怒して、疑いを晴らそうとするか、その怒りを内に秘めてハ短調のエチュードを作曲しているのでしょうが、ぼくにはそんな才能はないのでこうするよりほかなかったのです。
 ほんとうにすみませんでした。
 これからは、このページの大ファンの一人として生涯拝見させていただきます。
 それから、しょぱんさん、おじさん様、ソナタの繰り返し、ペダルについての素敵なお話ありがとうございました。



No.121 Re:何も削除していませんよ! 投稿者:おじさん 投稿日:2006/06/28(Wed) 22:32

 ショピネット様こんばんは。私は誰が削除したという事には触れませんでしたが、いかがでしょう?


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