No.271 ちょっと更新しました 投稿者:すみこ 投稿日:2007/02/10(Sat) 01:01 今後の演奏会のプログラムが幾つか明らかになったので、「2007年のスケジュール」と「2006-2007 Season」を更新しました。9日のチューリッヒの曲目もやっと判りました、ショパンとリスト、それぞれソナタを含むステキなプログラムです。 |
No.270 数学者との対話を読んで 投稿者:博多の人 投稿日:2007/02/03(Sat)
11:31 管理人様、ポリーニと数学者との対話をご紹介くださって、有り難うございます。興味深く読ませていただきました。特に、音楽のアポロ的要素とデイオニュソス的要素との対立について述べた箇所およびそれに関連する対話がとても面白く、いろいろと考えさせられました。我々がポリーニの演奏に惹かれる理由の1つは、ポリーニが、感情表現に論理性を与えているからではないだろうか、と推察してみたりもしました。同じ曲をポリーニと他の演奏家とで聞き比べた場合、多くのケースにおいて、ポリーニによる感情表現の流れに、より自然さを感じるからです。もちろん、そうでない場合もありますが、それは、ポリーニの考え方が、慣れ親しまれた伝統的表現から少し距離を置いたところにあるからでしょう。音楽表現の好みについては、個々人で違いますし、非常に難しい問題です。2002年に東京で開催されたポリーニ・プロジェクトを紹介した分厚い本に掲載されているインタビュー記事とともに、今回の対話は、ポリーニの思想を知る上で、とても貴重なものと思われます。 |
No.269 有り難うございます 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/26(Fri)
18:10 管理人様、ポリーニのインタビュービデオに関する情報、有り難うございました。ジャズという単語1つだけ聞き取れました。070121の意味がわかりました。このビデオでは、ポリーニが素敵なのは言うまでもないことですが、インタビューする人にかなり惹かれました。ちょっと疲れ気味のおじさんが、バールかどこかで一杯ひっかけて、スタジオまでやってきて、ポリーニと議論しているように見える愉快な風景で、とても日本では考えられないなあ、と思いました。もちろん、有名なキャスターによるまじめなインタビューでしょうが、強く印象に残る映像ですね。 |
No.267 しつこくてすみません 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/25(Thu)
18:23 ポリーニのインタビューヴィデオは、イタリアRAIのスタジオ収録のようですね。観客がいて、日本のスタジオとは、ずいぶん違う雰囲気です。070121bの方には、ショパン「ノクターン第8番」の演奏映像がほんのちょっと入っています。見ていて面白いのは、インタビューする方が、ネクタイがゆるんでいて、陽気なイタリアのおじさんという感じで、本当は有名な方なのでしょうが、ポリーニの雰囲気と対照的です。このヴィデオの事は、ゲストブックでずいぶん前に取り上げられたのでしょうか? |
No.265 ポリーニのインタビューヴィデオ 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/24(Wed)
18:31 いつもの通りに、You Tubeのポリーニによるリスト「超絶技巧練習曲第10番」を聞いて興奮した後、ポリーニのインタビューヴィデオが2つ(Maurizio Pollini 070121a、070121b)あるのに気がつきました。イタリア語でしゃべっているので、まったくわかりません。どなたか訳していただけると、ありがたいのですが。 |
No.263 ポリーニのライブ盤 投稿者:あみい 投稿日:2007/01/17(Wed)
04:15 こんにちは。 遅くなりましたが今年も皆様よろしくお願いします。 カデンツァさんの名演奏家貴重盤の2月の速報版のところで去年の8月14日、ザルツブルク、ポリーニソロライヴを見つけました。 FMで最近かかったモーツァルトのリサイタルのもので、録音も良と書いてあります。 この間のFMのは、録音を失敗してしまったので、ライブ盤が出るのはとても嬉しいことです。 皆様知っているかもしれませんが、情報としてお知らせします(^^) |
No.261 今年もどうぞよろしく! 投稿者:ブルージェイ 投稿日:2007/01/07(Sun)
16:57 すみこ様、皆様、あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくおねがいいたします。 皆様にとって良い年となりますように! 食事の支度をする時、いつもポリーニのモーツアルトを聞いています。疲れていても元気が湧いてきてはかどります。不思議。 すみこ様、我が家のベランダでも夏を越したシクラメンが薄紅色の可愛い花をつけていますよ。うれしいですね。 |
No.260 新年 投稿者:ともママ 投稿日:2007/01/06(Sat)
16:33 すみこ様、皆様、明けましておめでとうございます。 今年も、皆様とポリーニに関するいろいろな情報、音楽の喜びを分かち合うことができますように・・、どうぞよろしくお願いいたします。 今年は、来日の予定もなく、新譜発表の具体的な情報もない、ちょっとさみしい年明けでしたが、良いニュースを心待ちにしながら、家でこれまでの録音に耳を傾け、他のアーティストの音楽も聴き、たまにはコンサートにも出かけたいと思います。 |
No.259 こちらこそ 投稿者:おじさん 投稿日:2007/01/05(Fri)
23:01 すみこ様。皆様、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 すみこ様、Music Bird の情報ありがとうございました。19日には、アバド・ルツェルンでマーラーの悲劇的の放送もあるようで、20日も合わせ東京の再現となるようです。準備万端整えて楽しみに待ちます。 |
No.257 ミケランジェリの映像 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/03(Wed)
10:27 とも様、貴重な情報のご提供、有り難うございます。You Tubeでは、この他、ショパンの映像も楽しめますね。ミケランジェリの演奏は、完璧(ポリーニ談)、類まれなユニークさ(ベルマン談)、神秘的な倍音(ピアニスト藤井一興談)など多くの賞賛を得ていますので、映像で見ることができて、大変うれしいです。また、私は、週に2〜3回、ポリーニによるリスト「超絶技巧練習曲第10番」を見て、毎回、興奮しています。吉田秀和氏の言葉を借用すれば、フルトヴェングラーがそうであったように、ポリーニも音楽づくりにおける「推移の名手」だ、と感嘆しています。熱狂へ導く加速とともに、ふとロマンチックな気分にさせる減速があって、それらが、リストの天才性を引き出し、この曲を偉大なものにしています。でも、ポリーニは、リストの官能性より精神性に重きを置いているような気がしますが、どうでしょうか? 精神と官能の見事な融合をみせたフルトヴェングラーの演奏(吉田秀和氏談)を熱心に研究し意見交換を行っていたポリーニやアバド達(ポリーニ談)が、それぞれ独自の演奏スタイル確立に成功したことは、演奏の歴史における「模倣と独創の関係」について何かを示唆しているのでしょうが、それがどのようなものなのかは未だよくわかりません。 |
No.256 ミケランジェリのドビュッシーの映像、続き 投稿者:とも 投稿日:2007/01/03(Wed)
07:23 博多の人さん、ありがとうございます。 この映像について、知人が以下のリンクを紹介してくれました。 http://groups.google.co.jp/group/rec.music.classical.recordings/browse_frm/thread/6235d83ef5c45243/c06745ecc3587b94?lnk=gst&q=Michelangeli+youtube&rnum=2#c06745ecc3587b94 そう言えば、ミケランジェリは一時期、積極的に録画に取り組んでいたんですよね。 ジュリーニとのベートーヴェンも、本来は映像なんですものね。 もちろん、ご本人が「市販はまかりならぬ!」とおっしゃて・・・、「ひええ、せめて音だけでも」となったのでしょうが・・・。 |
No.255 ミケランジェリのドビュッシー 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/01(Mon)
15:05 明けましておめでとうございます。今年も、時々、投稿させてください。ミケランジェリのドビュッシー「前奏曲集第1巻」は、1981年か1982年にNHKの総合か教育で放送された、と記憶していますが、正確な情報をどなたかご存じないでしょうか。たしか、音楽評論家の吉田秀和氏が解説をされていて、ミケランジェリ独特の音響をかもし出すペダル操作をもっと映して欲しかった、と言われていたような気がします。私は「沈める寺」が大好きで、ポリーニの演奏と比べ、解釈上の違いも結構あるなあ、と興味深く見ました。話はかわりますが、昨晩のNHK教育「海外のモーツアルト特集」で、内田光子による協奏曲の演奏があっていましたが、彼女の体にはヨーロッパの演奏スタイルがしみ込んでいるなあ、と強く感じました。指揮者がムーテイだっただけに、これがもしポリーニとの協演だったら、どのような音楽が響きわたるのかな、と想像をかきたてられた瞬間もありました。 |
No.253 ミケランジェリのドビュッシーの映像 投稿者:とも 投稿日:2006/12/27(Wed)
16:17 ポリーニさんじゃありませんが・・・、前奏曲集 第一巻の全曲、 http://www.youtube.com/watch?v=GFrsOfSBkOc が一曲目です。 この衣装、ジャケット写真で見覚えがあるんですが、映像は発売されたことはありましたっけ? |
No.251 ザルツブルクのリサイタルは(また)Web
で・・・ 投稿者:とも 投稿日:2006/12/04(Mon) 15:07 ポーランド国営放送で Zsal koncertowych Europy Recital Maurizia Polliniego (Salzburg, 14.08.2006) 06.12.2006, 13:05 - 14:50(現地時間) 日本時間は 21:05 〜 になります。 以下の番組表の 13:05 からになります。 http://www.radio.com.pl/ramowka/program.asp?p=2&theDate=12/6/2006 |
No.249 ポリーニのマズルカと言えば 投稿者:とも 投稿日:2006/11/30(Thu)
20:44 一時期、もう十年以上前かと思いますが、ポリーニがマズルカ集を録音するプランがあったようです。 ご本人もインタビューで「もうしばらくしたらミュンヘンでショパンはマズルカ集を録音するかも知れません」と発言されていたのを読んだ覚えがあります(何故か「ミュンヘン」という地名まで覚えている)。 それを読んだ感想としては、私も「へえーっ」って感じでした。 |
No.248 おじさん様 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/11/30(Thu)
00:44 ポリーニの選曲したマズルカを教えて頂き、どうも有難うございました。当時のショパンコンクールは現在の様にop全部ではなく、抜粋が可能だったのですね。いかにもポリーニらしい選曲ですね。それにポロネーズ5番も。最近のショパンコンクールで5番ポロネーズを弾く人なんて殆どいません。 op.56もどんな演奏か興味深いです。特にリズミカルな2番をどう弾いたんでしょう… |
No.247 ポリーニのマズルカ 投稿者:おじさん 投稿日:2006/11/29(Wed)
23:44 ショパンコンクールでポリーニが弾いたマズルカは、Op.50-3とOp.33-3とOp.59-3の3曲の様です。これはモノラル録音しか無いようです。その1960年のショパンコンクール優勝直後の3月15・16日にスタジオでステレオ録音したという録音にの中にもop50−3があり、こちらはステレオ録音です。ライブ盤FKM−1028には、1986年のライブでop56−1とop56−2とop56−3が収録されています。 |
No.246 マズルカ 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/11/29(Wed)
20:54 めめ様 確かにマズルカをポリーニは演奏しませんね。確かに、ポリーニの演奏スタイルからすれば、マズルカやワルツより、ポロネーズの方が合っているでしょうね。でも、マズルカはショパンの中で、最も中核をなす作品ですし、op.6〜63まで生前に出版され、一生に渡って書かれたので、結構聴いてみると、変貌が分かり、面白いです。 演奏家別に比較すると、最もスタンダードで素晴らしいのはルービンシュタイン、マズルカを舞曲としてでは無いけどピアノ音楽として究極に突き詰めたのがミケランジェリ、音色とリズム感が素晴らしいのはホロヴィッツ、といったところでしょうか。でも、ブレハッチも過去の偉人に勝るとも劣らない素晴らしいマズルカを弾くので、今後が楽しみですね。 すみこ様 確かに、ブレハッチは個性的というより正統的な音楽をしますね。しかし、何にも代え難い品格のようなものも備わっている様に思います。今後さらに良さを磨いて、ポリーニクラスの演奏家になり、理解のある聴衆の前で演奏できるといいですね。 ところで、ポリーニはショパンコンクールでどのマズルカを演奏したのですか? |
No.244 今更ですが・・・ 投稿者:ブルージェイ 投稿日:2006/11/26(Sun)
22:07 初めて投稿させて頂きます。 ポリーニが大好きです。ピアノが大好きです。ショパン、モーツアルト、そしてビートルズが大好きなおばさんです。何しろ機械音痴で、掲示板に投稿するなど生まれて初めて。ドキドキです。息子に教えてもらいカチカチとキーを叩いてる次第です。ウーン時間がかかるのデス。 すみこ様、ゲストブックの皆様、初めまして。いつも楽しみに読ませて頂いてます。 こんな素晴しいサイトを開いてくださったすみこ様には、感謝の気持ちで一杯です。ゲストの皆様にもです。 さて今更ですが、ルツェルン・フェスティバルの時の事を少し。ピアノコンサートの時は、後半のリストあたりから体中がカーッと熱くなってきて、アンコールの頃には涙ポロポロ、現実なのか夢なのかといった具合でした。ポリーニ、ピアノの音、会場の人達、サントリーホール全体が一つになって宇宙の高みへと昇って行く様な、不思議な感覚でした。もちろん他の日もすばらしかった。ブラームスの時は、向かって右の2階におりましたが、時々マエストロのメロディーを口ずさむ声が聞こえてきましたよ。あの二週間は、夢のような至福のときでした。終わってからも頭の中は、ブラームス、ショパン、リストが鳴りっぱなしで、夜は眠れないし、お皿は割るし、コンサートの帰りに買ったばかりのパスネットで改札出ようとしたらバンとドアが閉まってしまいました。変だなと思ったら改札の人が、「このパスネットで入札してないですね。」ですって。もう頭の中はマエストロの事ばかりだったのです。 今はもちろん平常の生活にもどり我が家の犬も普段どうりお散歩に行けるのでご機嫌です。 皆様のように曲や演奏について分析はできないし、音楽の知識もないのですが、私にとってポリーニの演奏は、自然そのものなのです。風の音、小鳥のさえずり、花の香り、新緑のやさしいグリーン等々のように、なんとも心地よいのです。心の底から深い深 い感動を与えてくれるのです。 そして何より今回、偶然が重なり、何人かのポリーニファンの方々とお話が出来た事がとてもうれしかったです。 昨年まで、コンサートの帰り、気持ちの高揚、感動を一人胸一杯かかえ、地下鉄の階段を下りたものでしたが、その気持ちを分かち合え、わかっていただける方々とお話出来たのはなんとも私にとって喜びでした。皆様どうもありがとうございました。 またいつかマエストロが来日される際に、お目にかかれたらと祈っております。 とにかくこれだけ書くにも相当の時間がかかりました。 読みにくい所多々あったかと思いますが、許してくださいね。 すみこ様、皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 2006年秋、また熱い想い出ができました。 |
No.243 しょぱん様、すみこ様 投稿者:めめ 投稿日:2006/11/25(Sat)
23:29 しょぱん様。マズルカが素晴らしかったとのこと。その通りだと思います。ただ私はショパンの作品の中ではマズルカが最も疎遠なので、恥ずかしながら良し悪しを確信をもって判別するところまで達していないというのが正直なところです。 そもそも自分がピアノを弾けませんので、主にポリーニが弾いている曲を繰り返し楽しみ、その後他のピアニストの作品をいろいろと聞いてようやく曲の真価と演奏の良し悪しがわかるようになる、というのがいつものパターンです。 というわけでマズルカはポリーニが録音していませんので、あまり聞いていないのです。録音してくれたらよいのですが、期待薄ですね。 すみこ様。彼は確かに正統派に属するピアニストなんでしょうね。ただおっしゃる通り個性の強いタイプではないようなので、将来余人をもっては代えがたい演奏家になるかどうかは今のところ未知数ですね。今後に期待です。 またいろいろと感想など教えて下さい。 |