Wie aus der Ferne 〜Guest Book〜

2006/02/14から2019/02/06のゲストブック記事です。

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No.272 嬉しいニュース! 投稿者:すみこ   投稿日:2007/02/12(Mon) 11:53

ポリーニの「ショパン:ノクターン集」が第49回グラミー賞の器楽ソロ部門(Grammy Award:Best Instrumental Solo Performance Without Orchestra)を受賞しました!
素晴らしい演奏が正当に評価され、高い栄誉を得て、こんなに嬉しいことはありません。マエストロ、おめでとうございます!と叫びたい気持ちです。



No.271 ちょっと更新しました 投稿者:すみこ   投稿日:2007/02/10(Sat) 01:01

今後の演奏会のプログラムが幾つか明らかになったので、「2007年のスケジュール」と「2006-2007 Season」を更新しました。9日のチューリッヒの曲目もやっと判りました、ショパンとリスト、それぞれソナタを含むステキなプログラムです。


No.270 数学者との対話を読んで 投稿者:博多の人 投稿日:2007/02/03(Sat) 11:31

管理人様、ポリーニと数学者との対話をご紹介くださって、有り難うございます。興味深く読ませていただきました。特に、音楽のアポロ的要素とデイオニュソス的要素との対立について述べた箇所およびそれに関連する対話がとても面白く、いろいろと考えさせられました。我々がポリーニの演奏に惹かれる理由の1つは、ポリーニが、感情表現に論理性を与えているからではないだろうか、と推察してみたりもしました。同じ曲をポリーニと他の演奏家とで聞き比べた場合、多くのケースにおいて、ポリーニによる感情表現の流れに、より自然さを感じるからです。もちろん、そうでない場合もありますが、それは、ポリーニの考え方が、慣れ親しまれた伝統的表現から少し距離を置いたところにあるからでしょう。音楽表現の好みについては、個々人で違いますし、非常に難しい問題です。2002年に東京で開催されたポリーニ・プロジェクトを紹介した分厚い本に掲載されているインタビュー記事とともに、今回の対話は、ポリーニの思想を知る上で、とても貴重なものと思われます。


No.269 有り難うございます 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/26(Fri) 18:10

管理人様、ポリーニのインタビュービデオに関する情報、有り難うございました。ジャズという単語1つだけ聞き取れました。070121の意味がわかりました。このビデオでは、ポリーニが素敵なのは言うまでもないことですが、インタビューする人にかなり惹かれました。ちょっと疲れ気味のおじさんが、バールかどこかで一杯ひっかけて、スタジオまでやってきて、ポリーニと議論しているように見える愉快な風景で、とても日本では考えられないなあ、と思いました。もちろん、有名なキャスターによるまじめなインタビューでしょうが、強く印象に残る映像ですね。


No.268 100回聞けば判るでしょうか・・・? 投稿者:すみこ   投稿日:2007/01/25(Thu) 19:52

博多の人様、興味深いヴィデオをお教えいただきありがとうございます。
これは数字からも察せられるように、つい最近1月21日の夜の放送と思います。あるブログで「ポリーニが日曜の夜語った・・・」という文を見たので「講演会かしら?」と思っていたのですが、これだったんですね。こんな感じでポリーニがTVに出演するなんて、ちょっとビックリです。
そのブログによると「クラシックはもはやそう呼ぶより、芸術音楽と呼ばれる方がよい。音楽はそれとポピュラー音楽とに大別される。ジャズは時に境界を越えて芸術音楽に近いものとなる・・・」というようなことを語ったらしく、教養豊かに芸術音楽を称える一方、ポピュラー音楽もけなしたりせず、むしろ価値と美点を認めていた、とのこと。ブログはそこから別の話題になってしまったので、ほ〜〜んの僅か、冒頭の数分くらいしか窺い知れませんが、拍手が起こったのはそのあたりかしら、なんて想像しています。(本当に、どなたか聞き取って下さると嬉しいのですが。)
いずれにしろ、ごく最近のポリーニの映像です。お元気そうで、嬉しいですね。

「ショパン」2月号に“ステージマネージャーは見た!”というタイトルで、サントリーホールの方の話が載っています。本番前のポリーニの様子も少し触れられています。



No.267 しつこくてすみません 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/25(Thu) 18:23

ポリーニのインタビューヴィデオは、イタリアRAIのスタジオ収録のようですね。観客がいて、日本のスタジオとは、ずいぶん違う雰囲気です。070121bの方には、ショパン「ノクターン第8番」の演奏映像がほんのちょっと入っています。見ていて面白いのは、インタビューする方が、ネクタイがゆるんでいて、陽気なイタリアのおじさんという感じで、本当は有名な方なのでしょうが、ポリーニの雰囲気と対照的です。このヴィデオの事は、ゲストブックでずいぶん前に取り上げられたのでしょうか?


No.266 すみませんm(_ _)m 投稿者:すみこ   投稿日:2007/01/24(Wed) 18:57

下のNo.264 の投稿に、間違いがありました。
“「音楽現代」のウィーン・レポートにもこの演奏会が取り上げられ・・・”と書きましたが、
「音楽現代」に載っているのは、12月の室内楽の演奏会(「レコード芸術」、「音楽の友」の記事はこれ)のことではなく、
11月25日に行われた“ウィーン・モデルン”最終日の演奏会のことでした。訂正いたします。



No.265 ポリーニのインタビューヴィデオ 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/24(Wed) 18:31

いつもの通りに、You Tubeのポリーニによるリスト「超絶技巧練習曲第10番」を聞いて興奮した後、ポリーニのインタビューヴィデオが2つ(Maurizio Pollini 070121a、070121b)あるのに気がつきました。イタリア語でしゃべっているので、まったくわかりません。どなたか訳していただけると、ありがたいのですが。


No.264 音楽雑誌2月号から 投稿者:すみこ   投稿日:2007/01/20(Sat) 18:41

「レコード芸術」2月号は“リーダーズ・チョイス”。読者が選ぶ2006年のベスト・ディスクに、ポリーニの「モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番・第21番」が堂々一位に選ばれました。(Webで表紙を見て、「これは?!(^^)v」と、本屋さんに駆けつけました^^)
2位(ラトル+VPOの「ホルスト:惑星」)3位(ムター「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ」)に50票以上の差をつけてのダントツ1位! アンチ派(?)からの支持も多かったようで、ポリーニの魅力の大きさ・多彩さが理解されるのは、嬉しいことですね。
同誌(「音楽の友」にも)の“海外楽信・ウィーン”の項に、モーツァルト・イヤーを締めくくる12月の演奏会の記事があり、ポリーニの室内楽が華を添えた、とありました。
「音楽現代」のウィーン・レポートにもこの演奏会が取り上げられ、現代作品と古典派の取り合わせだが、気持ちよく聞けた、ポリーニの「ハンマークラヴィーア」が名演で、ベートーヴェンのこの曲が当時の現代音楽だったということがよく判った、というような評がありました。



No.263 ポリーニのライブ盤 投稿者:あみい 投稿日:2007/01/17(Wed) 04:15

こんにちは。
遅くなりましたが今年も皆様よろしくお願いします。

カデンツァさんの名演奏家貴重盤の2月の速報版のところで去年の8月14日、ザルツブルク、ポリーニソロライヴを見つけました。

FMで最近かかったモーツァルトのリサイタルのもので、録音も良と書いてあります。

この間のFMのは、録音を失敗してしまったので、ライブ盤が出るのはとても嬉しいことです。
皆様知っているかもしれませんが、情報としてお知らせします(^^)



No.262 FM放送 投稿者:すみこ   投稿日:2007/01/15(Mon) 20:19

来週のNHK・FMで、昨年のルツェルン音楽祭特集が放送されるとのお知らせをいただきました(ありがとうございました)。どうぞお楽しみに!
NHK・FM ベストオブクラシック(19:30〜21:10)
1月22日(月)マーラー/交響曲第6番「悲劇的」(82分34秒) アバド
1月25日(木)ブラームス/ピアノ協奏曲第2番(45分47秒) アバド&ポリーニ
       R・シュトラウス/歌劇「カプリッチョ」から序奏(11分14秒)
       同/変容(27分53秒)ルツェルン管のソリストたち
1月26日(金)マルタン/イエーダーマンからの6つのモノローグ (20分19秒)
       ブルックナー/交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(67分12秒)



No.261 今年もどうぞよろしく! 投稿者:ブルージェイ 投稿日:2007/01/07(Sun) 16:57

すみこ様、皆様、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
皆様にとって良い年となりますように!

食事の支度をする時、いつもポリーニのモーツアルトを聞いています。疲れていても元気が湧いてきてはかどります。不思議。

すみこ様、我が家のベランダでも夏を越したシクラメンが薄紅色の可愛い花をつけていますよ。うれしいですね。



No.260 新年 投稿者:ともママ 投稿日:2007/01/06(Sat) 16:33

すみこ様、皆様、明けましておめでとうございます。
今年も、皆様とポリーニに関するいろいろな情報、音楽の喜びを分かち合うことができますように・・、どうぞよろしくお願いいたします。
今年は、来日の予定もなく、新譜発表の具体的な情報もない、ちょっとさみしい年明けでしたが、良いニュースを心待ちにしながら、家でこれまでの録音に耳を傾け、他のアーティストの音楽も聴き、たまにはコンサートにも出かけたいと思います。



No.259 こちらこそ 投稿者:おじさん 投稿日:2007/01/05(Fri) 23:01

すみこ様。皆様、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
すみこ様、Music Bird の情報ありがとうございました。19日には、アバド・ルツェルンでマーラーの悲劇的の放送もあるようで、20日も合わせ東京の再現となるようです。準備万端整えて楽しみに待ちます。



No.258 今年もよろしく! 投稿者:すみこ   投稿日:2007/01/05(Fri) 18:19

皆様、明けましておめでとうございます。今年もこの掲示板を通じ、ポリーニを中心に、ピアノのこと、音楽のこと、いろいろな情報、またご意見を交わせることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ラジオ“Music Bird”の放送予定をある方からお知らせいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
(但しこの放送は、契約をしなければ聞けないのですが)

1月20日(土)22:00〜24:00 Euro Live Selection
ルツェルン音楽祭2006 ポリーニ&アバド
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
マウリツィオ・ポリーニ(P)(1)
ルツェルン祝祭管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド



No.257 ミケランジェリの映像 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/03(Wed) 10:27

とも様、貴重な情報のご提供、有り難うございます。You Tubeでは、この他、ショパンの映像も楽しめますね。ミケランジェリの演奏は、完璧(ポリーニ談)、類まれなユニークさ(ベルマン談)、神秘的な倍音(ピアニスト藤井一興談)など多くの賞賛を得ていますので、映像で見ることができて、大変うれしいです。また、私は、週に2〜3回、ポリーニによるリスト「超絶技巧練習曲第10番」を見て、毎回、興奮しています。吉田秀和氏の言葉を借用すれば、フルトヴェングラーがそうであったように、ポリーニも音楽づくりにおける「推移の名手」だ、と感嘆しています。熱狂へ導く加速とともに、ふとロマンチックな気分にさせる減速があって、それらが、リストの天才性を引き出し、この曲を偉大なものにしています。でも、ポリーニは、リストの官能性より精神性に重きを置いているような気がしますが、どうでしょうか? 精神と官能の見事な融合をみせたフルトヴェングラーの演奏(吉田秀和氏談)を熱心に研究し意見交換を行っていたポリーニやアバド達(ポリーニ談)が、それぞれ独自の演奏スタイル確立に成功したことは、演奏の歴史における「模倣と独創の関係」について何かを示唆しているのでしょうが、それがどのようなものなのかは未だよくわかりません。


No.256 ミケランジェリのドビュッシーの映像、続き 投稿者:とも 投稿日:2007/01/03(Wed) 07:23

博多の人さん、ありがとうございます。

この映像について、知人が以下のリンクを紹介してくれました。

http://groups.google.co.jp/group/rec.music.classical.recordings/browse_frm/thread/6235d83ef5c45243/c06745ecc3587b94?lnk=gst&q=Michelangeli+youtube&rnum=2#c06745ecc3587b94

そう言えば、ミケランジェリは一時期、積極的に録画に取り組んでいたんですよね。

ジュリーニとのベートーヴェンも、本来は映像なんですものね。
もちろん、ご本人が「市販はまかりならぬ!」とおっしゃて・・・、「ひええ、せめて音だけでも」となったのでしょうが・・・。




No.255 ミケランジェリのドビュッシー 投稿者:博多の人 投稿日:2007/01/01(Mon) 15:05

明けましておめでとうございます。今年も、時々、投稿させてください。ミケランジェリのドビュッシー「前奏曲集第1巻」は、1981年か1982年にNHKの総合か教育で放送された、と記憶していますが、正確な情報をどなたかご存じないでしょうか。たしか、音楽評論家の吉田秀和氏が解説をされていて、ミケランジェリ独特の音響をかもし出すペダル操作をもっと映して欲しかった、と言われていたような気がします。私は「沈める寺」が大好きで、ポリーニの演奏と比べ、解釈上の違いも結構あるなあ、と興味深く見ました。話はかわりますが、昨晩のNHK教育「海外のモーツアルト特集」で、内田光子による協奏曲の演奏があっていましたが、彼女の体にはヨーロッパの演奏スタイルがしみ込んでいるなあ、と強く感じました。指揮者がムーテイだっただけに、これがもしポリーニとの協演だったら、どのような音楽が響きわたるのかな、と想像をかきたてられた瞬間もありました。


No.254 こんな映像も 投稿者:すみこ   投稿日:2006/12/30(Sat) 13:34

とも様、いつもステキな情報をありがとうございます。
ミケランジェリの前奏曲全12曲、映像を見られるなんて、You Tube、恐るべし!ですね。
(でも、まだ12曲は見られない私・・・お正月にでもゆっくり見ようと思います^^)
このラフなタートルネック姿のジャケットは、DGのベートーヴェン、シューベルト、ブラームスの作品を収めたLP(当時)に使われていたようです(同じ服かどうかは判りませんが)。1981年録音のものですから、この映像も、もしかしたらその頃のものでしょうか? ドビュッシーの前奏曲集第1巻の映像は、現在市販されているものは無くて、過去にもあったかどうか・・・。これはヨーロッパのTV録画かもしれませんね。

You Tubeに、ポリーニに関しては"Stockhausen"の映像がありました。日本での「ポリーニを語る会」(1998年?)の折のもので、ごく短いのですが・・・。ご存知の方も多いと思いますが、家のマークにUrlを入れましたので、ご覧ください。

皆様、今年も一年、ご訪問、ご投稿をありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。



No.253 ミケランジェリのドビュッシーの映像 投稿者:とも 投稿日:2006/12/27(Wed) 16:17

ポリーニさんじゃありませんが・・・、前奏曲集 第一巻の全曲、

http://www.youtube.com/watch?v=GFrsOfSBkOc

が一曲目です。

この衣装、ジャケット写真で見覚えがあるんですが、映像は発売されたことはありましたっけ?



No.252 音楽雑誌1月号 投稿者:すみこ  投稿日:2006/12/21(Thu) 01:02

「レコード芸術」1月号出ました。[今月のアーティスト]は「誠意と情熱、責任感と献身 マウリツィオ・ポリーニ」。1ページ大の写真と3ページのインタビュー(諸石幸生氏)記事です。モーツァルトの協奏曲のこと、先輩音楽家への敬意ある言葉、古楽など演奏様式について、いかにして作曲家の精神に近づけるか・・・誠実に、熱く、いつも前向きなマエストロの言葉です。是非ご一読を。

「音楽の友」1月号の特集「いまこのピアニストが聴きたい!」は、主に若手から中堅のピアニストにスポットを当てたもの。ユンディ・リ、キーシン、ラン・ランなどのインタビューがあります。「いま、このピアニストたちを聴け!(外国人編)」(青澤隆明氏)では(勿論)ポリーニも取り上げています。15人の『今もっとも……なピアニストたち』というコラムにも入っていて、「……」に入る言葉は、“20世紀音楽に精通している”。岡部真一郎先生の文章です。



No.251 ザルツブルクのリサイタルは(また)Web で・・・ 投稿者:とも 投稿日:2006/12/04(Mon) 15:07

ポーランド国営放送で

Zsal koncertowych Europy

Recital Maurizia Polliniego (Salzburg, 14.08.2006)


06.12.2006, 13:05 - 14:50(現地時間)

日本時間は 21:05 〜 になります。


以下の番組表の 13:05 からになります。

http://www.radio.com.pl/ramowka/program.asp?p=2&theDate=12/6/2006




No.250 FM放送のお知らせ 投稿者:すみこ   投稿日:2006/12/03(Sun) 22:27

NHK-FMの「ベスト オブ クラシック」で、ポリーニの演奏が放送されます。

12月14日(木)19:30〜21:10 
ザルツブルク音楽祭2006“マウリツィオ・ポリーニ ピアノ・リサイタル”

モーツァルトとウェーベルン、ブーレーズのプログラムですね。
以前、Web Radioでも聞けましたが、今度はFMで音も良く、聞きやすいでしょう。

ある方からお知らせいただきました。どうもありがとうございました!



No.249 ポリーニのマズルカと言えば 投稿者:とも 投稿日:2006/11/30(Thu) 20:44

一時期、もう十年以上前かと思いますが、ポリーニがマズルカ集を録音するプランがあったようです。
ご本人もインタビューで「もうしばらくしたらミュンヘンでショパンはマズルカ集を録音するかも知れません」と発言されていたのを読んだ覚えがあります(何故か「ミュンヘン」という地名まで覚えている)。
それを読んだ感想としては、私も「へえーっ」って感じでした。



No.248 おじさん様 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/11/30(Thu) 00:44

ポリーニの選曲したマズルカを教えて頂き、どうも有難うございました。当時のショパンコンクールは現在の様にop全部ではなく、抜粋が可能だったのですね。いかにもポリーニらしい選曲ですね。それにポロネーズ5番も。最近のショパンコンクールで5番ポロネーズを弾く人なんて殆どいません。
op.56もどんな演奏か興味深いです。特にリズミカルな2番をどう弾いたんでしょう…



No.247 ポリーニのマズルカ 投稿者:おじさん 投稿日:2006/11/29(Wed) 23:44

ショパンコンクールでポリーニが弾いたマズルカは、Op.50-3とOp.33-3とOp.59-3の3曲の様です。これはモノラル録音しか無いようです。その1960年のショパンコンクール優勝直後の3月15・16日にスタジオでステレオ録音したという録音にの中にもop50−3があり、こちらはステレオ録音です。ライブ盤FKM−1028には、1986年のライブでop56−1とop56−2とop56−3が収録されています。


No.246 マズルカ 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/11/29(Wed) 20:54

めめ様
確かにマズルカをポリーニは演奏しませんね。確かに、ポリーニの演奏スタイルからすれば、マズルカやワルツより、ポロネーズの方が合っているでしょうね。でも、マズルカはショパンの中で、最も中核をなす作品ですし、op.6〜63まで生前に出版され、一生に渡って書かれたので、結構聴いてみると、変貌が分かり、面白いです。
演奏家別に比較すると、最もスタンダードで素晴らしいのはルービンシュタイン、マズルカを舞曲としてでは無いけどピアノ音楽として究極に突き詰めたのがミケランジェリ、音色とリズム感が素晴らしいのはホロヴィッツ、といったところでしょうか。でも、ブレハッチも過去の偉人に勝るとも劣らない素晴らしいマズルカを弾くので、今後が楽しみですね。
すみこ様
確かに、ブレハッチは個性的というより正統的な音楽をしますね。しかし、何にも代え難い品格のようなものも備わっている様に思います。今後さらに良さを磨いて、ポリーニクラスの演奏家になり、理解のある聴衆の前で演奏できるといいですね。
ところで、ポリーニはショパンコンクールでどのマズルカを演奏したのですか?



No.245 Re:今更ですが・・・ 投稿者:すみこ   投稿日:2006/11/27(Mon) 17:18

ブルージェイ様、初めまして!(というより)ゲストブックにようこそ!
10月半ばの十日間ほど、ご一緒に体験できた音楽三昧の日々を、また懐かしく思い起こしています。
晩秋の今から見れば暖かい秋の日でしたが、時には(こちらの精神状態もあって)暖かいどころか“熱い”日々でしたね。
リサイタルの日など、「熱情」に心を揺さぶられ、終った時はすっかり上気していました。それでも会場にはまだ余裕(というのも変な言い方ですが)があったような気がします。休憩後のリストの演奏は、更に集中力の強いインパクトあるものでしたね。ホール全体が音楽の器になって響きわたり、ホール中の人がポリーニの弾き出す音に精神の全てを傾け、聴衆が一つになっていったようでした。客席のみならず舞台との一体感も生まれていましたね。めったに起こり得ない僥倖に、ホール中が熱くなっていました。
そのように始まったルツェルン・フェスティヴァル。皆さん、家事やら仕事やらに手がつかず、ソワソワしたり、ウッカリしたり、のご様子。一つ大ポカ(言えない!)をやっちゃった私も、なんだかホッとしました。
そう、マエストロの音楽は、本当に心に深く深く訴えかけてきますね。自然に、自然そのもののように、私達の存在を支えてくれているような気がします。
これからもお訪ねいただいて、ご意見をお寄せいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。



No.244 今更ですが・・・ 投稿者:ブルージェイ 投稿日:2006/11/26(Sun) 22:07

初めて投稿させて頂きます。
ポリーニが大好きです。ピアノが大好きです。ショパン、モーツアルト、そしてビートルズが大好きなおばさんです。何しろ機械音痴で、掲示板に投稿するなど生まれて初めて。ドキドキです。息子に教えてもらいカチカチとキーを叩いてる次第です。ウーン時間がかかるのデス。

すみこ様、ゲストブックの皆様、初めまして。いつも楽しみに読ませて頂いてます。
こんな素晴しいサイトを開いてくださったすみこ様には、感謝の気持ちで一杯です。ゲストの皆様にもです。
さて今更ですが、ルツェルン・フェスティバルの時の事を少し。ピアノコンサートの時は、後半のリストあたりから体中がカーッと熱くなってきて、アンコールの頃には涙ポロポロ、現実なのか夢なのかといった具合でした。ポリーニ、ピアノの音、会場の人達、サントリーホール全体が一つになって宇宙の高みへと昇って行く様な、不思議な感覚でした。もちろん他の日もすばらしかった。ブラームスの時は、向かって右の2階におりましたが、時々マエストロのメロディーを口ずさむ声が聞こえてきましたよ。あの二週間は、夢のような至福のときでした。終わってからも頭の中は、ブラームス、ショパン、リストが鳴りっぱなしで、夜は眠れないし、お皿は割るし、コンサートの帰りに買ったばかりのパスネットで改札出ようとしたらバンとドアが閉まってしまいました。変だなと思ったら改札の人が、「このパスネットで入札してないですね。」ですって。もう頭の中はマエストロの事ばかりだったのです。
今はもちろん平常の生活にもどり我が家の犬も普段どうりお散歩に行けるのでご機嫌です。
皆様のように曲や演奏について分析はできないし、音楽の知識もないのですが、私にとってポリーニの演奏は、自然そのものなのです。風の音、小鳥のさえずり、花の香り、新緑のやさしいグリーン等々のように、なんとも心地よいのです。心の底から深い深
い感動を与えてくれるのです。

そして何より今回、偶然が重なり、何人かのポリーニファンの方々とお話が出来た事がとてもうれしかったです。
昨年まで、コンサートの帰り、気持ちの高揚、感動を一人胸一杯かかえ、地下鉄の階段を下りたものでしたが、その気持ちを分かち合え、わかっていただける方々とお話出来たのはなんとも私にとって喜びでした。皆様どうもありがとうございました。
またいつかマエストロが来日される際に、お目にかかれたらと祈っております。

とにかくこれだけ書くにも相当の時間がかかりました。
読みにくい所多々あったかと思いますが、許してくださいね。

すみこ様、皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2006年秋、また熱い想い出ができました。



No.243 しょぱん様、すみこ様 投稿者:めめ 投稿日:2006/11/25(Sat) 23:29

しょぱん様。マズルカが素晴らしかったとのこと。その通りだと思います。ただ私はショパンの作品の中ではマズルカが最も疎遠なので、恥ずかしながら良し悪しを確信をもって判別するところまで達していないというのが正直なところです。

そもそも自分がピアノを弾けませんので、主にポリーニが弾いている曲を繰り返し楽しみ、その後他のピアニストの作品をいろいろと聞いてようやく曲の真価と演奏の良し悪しがわかるようになる、というのがいつものパターンです。
というわけでマズルカはポリーニが録音していませんので、あまり聞いていないのです。録音してくれたらよいのですが、期待薄ですね。

すみこ様。彼は確かに正統派に属するピアニストなんでしょうね。ただおっしゃる通り個性の強いタイプではないようなので、将来余人をもっては代えがたい演奏家になるかどうかは今のところ未知数ですね。今後に期待です。

またいろいろと感想など教えて下さい。



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