No.416 来年5月が待ち遠しい! 投稿者:たれねこ 投稿日:2008/11/07(Fri)
00:33 すみこさま、こんばんは。 マエストロのアメリカ・ツアーの批評のご紹介、 とても興味深く拝見しました。 詳しくご紹介いただき、ありがとうございます。 マエストロの好調なご様子に安心し、 ますます来年の来日公演が楽しみになってきました。 ボストン・シンフォニーホールのレヴァイン&ボストン響とのシューマン、聴きたかった! 10月18日の公演の午前のオープンリハーサルは、改装が終わったシンフォニーホールの天井窓を何十年かぶりに開けての自然光溢れる中で行われたようです。 音楽評論家の渡辺和氏のブログにその写真が掲載されていて、「ああ、こんな黄金の光に包まれてのリハだったんだな・・・」とうっとりでした。 http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18 (「光の中のシンフォニーホール」) 来年のプログラムを見て注目しているのは、 やはり6月のバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻です。 ついにバッハが射程圏内にきましたね・・・! それから春のブラームス・ピアノ5重奏曲、 ハーゲンSQとの組み合わせはイタリアSQとはまた違った感じになるんでしょうね。 フランスの聴衆の方々がうらやましい! 来年の東京の2公演、チケット代専用に貯めているその名も「ポリーニ貯金箱」もかなーり重くなったことだし、しっかり確保しなければ〜(^^) |
No.415 ショパン・リサイタル 投稿者:グロースター 投稿日:2008/11/02(Sun)
18:22 再録ということで、躊躇していたのですが昨日ようやく購入しました。 ワルツがすばらしいですね。このような多彩な表情を表す演奏は始めてです。 他の人の演奏ではエメラルド、サファイヤなどの何かの色がついた表現にまとめられているという印象ですが、ダイヤモンドのような感じです。 再録された曲も全体的に、ゆとりがある表現で細やかな動機など克明に伝わって来ると思われました。 聴いていて、驚きと喜びの気持ちが湧いてきました。 年を重ねると共に、表現が広がって曲の意図が分りやすくなり深さが増しているという印象を持っています。 |
No.414 吉田秀和氏のポリーニ評 投稿者:博多の人 投稿日:2008/11/01(Sat)
10:48 管理人様が書かれていましたので、私も本屋で立ち読みしました。「桁外れの能力に基づいた完璧にピアニステックな演奏」という評は、よく分かります。一般的には、楽器が背後に退いて(楽器の存在を忘れさせて)音楽だけが鳴っている、というのが究極の演奏のように言われていますが。ポリーニは「ピアノ」道路 と「音楽」道路の交差点に立っているような演奏家に見えます。他の多くの演奏家達が交差点からどちらの道路にどれだけ踏み込んでいるか、がポリーニの演奏と比べると分かるような気がする、とでも申しましょうか。また、ポリーニの演奏する姿を映像で見ていると、精神と肉体が交わる所で、ポリーニは楽曲と格闘しながら交流しているような印象を受けます。これらの考え方はまったく間違っているでしょうが、約35年間ポリーニのファンであり続けている私の個人的な感想です。交差点は、いろいろな事柄がそこで交わる、とても豊かな所だと思います。とも様からの情報にありますように、ショパンコンクール優勝後、24の前奏曲全曲のLPの他に、バラード第1番・子守歌・ピアノソナタ第2番のLPが発売された、というのをどこかで聞いたことがあります。東京のレコード店だったか、福岡だったか、思い出せません。若い頃の貴重な記録ですね。是非、CDで復刻して欲しいですね。 |
No.413 グリモー 投稿者:グロースター 投稿日:2008/10/31(Fri)
22:18 グリモーはいろいろと苦難があったようですが、 DGに移籍し、最近人気が出ていますね。 このような過去が、なにか直接、今の人の深層に 響くのでしょうか、興味深い現象です。 グリモーが来日した時、ポリーニのコンサートで聴いた ショパンが余りにも素晴らしかったので、ショパンに 取り組みCDに残したそうですね。 |
No.411 Re:実況録音盤・優勝記念演奏会 投稿者:すみこ 投稿日:2008/10/29(Wed)
15:50 とも様、ポリーニの珍しいLPのご紹介をありがとうございます。博多の人様の仰るように、優勝記念演奏会のものなのでしょう。70年代には日本のレコード屋さんにも並んでいたのでしょうか。“ラジオ録音から再現”とあるので、正規録音とはいえないかもしれないけど、本当に貴重な音源ですね。それにしても、そのような折に、「24の前奏曲」全曲をドーンと弾いてしまうって、若きポリーニ、やっぱりスゴイですね! 聴いてみたいけれど、入手は難しそう、もうLPも聴けないし・・・でも、ジャケットだけでも、欲しいですねぇ(*^^*;) |
No.410 New York
でのリサイタル 投稿者:Noarht 投稿日:2008/10/28(Tue) 21:51 私もカーネギーホールのリサイタルに行って参りました。スーツにネクタイ、という日本のリサイタルではあまりお見かけしない出で立ちで軽やかに登場されました。 カーネギーホールはいいホールですねぇ。ほどよい残響がlive感を増幅させます。ピアノの音が、正しくといいますか、過不足なくといいますか、耳に届きます。気候の違いもあるのかもしれません。そのせいかどうか分かりませんが、今日の演奏はとにかくdynamic rangeのひろさが際だっていました。音の強弱だけでなく、音の形も音の質もすべてにおいて。特に最後のScherzo2番は、これまでうん十年来Polliniの演奏を聴いてきた私としても唖然といたしました。頭の先からつま先までえぐられた感じです。アンコールの4曲は、おなじみの曲ですが、どれもすばらしかったです。拍手にこたえるというよりも、Pollini自らのりにのって演奏していました。 うれしいことに終演後サイン会がありました。新譜のChopinのCDを購入した人のみが参加できるとのことで、私はすでにiTuneで購入し、さらにBostonの演奏会でも記念に1枚購入していたのですが、それにもかかわらず何の躊躇もなくもう1枚購入ししっかりサインをいただきました。実は日本でのサイン会の機会を逸していたので、今回は逃すことはできなかったのです。「来年日本でのリサイタルを楽しみにしております。本当に楽しみにしております。」と(みなさまを代表する気持ちで)お伝えいたしました。しっかり伝わったようで、にこやかにほほえみ返していただけました。本当に至福のひとときでした。来年も楽しみですね。 |
No.408 優勝記念演奏会 投稿者:博多の人 投稿日:2008/10/28(Tue)
08:04 だと思います。1970年代に発売されていました。 |
No.407 ショパン・コンクールでの実況録音盤 投稿者:とも 投稿日:2008/10/27(Mon)
17:01 ぼーっと eBay を見ていたら、ショパン・コンクールでの演奏(あるいは、コンクール優勝記念演奏会、多分こっちの方だったような気がします)の LP が出品されていました。 http://cgi.ebay.com/MAURIZIO-POLLINI-24-Preludes-CHOPIN-Polish-MUZA-LP_W0QQitemZ390002760127QQcmdZViewItem?hash=item390002760127&_trksid=p3286.c0.m14&_trkparms=72%3A1205%7C66%3A2%7C65%3A12%7C39%3A1%7C240%3A1318 これは正規盤になるのか、微妙なところですが・・・。 |
No.405 今度は室内楽 投稿者:とも 投稿日:2008/10/24(Fri)
21:26 http://groups.google.co.jp/group/rec.music.classical.recordings/browse_thread/thread/6a645a7c00965f72# 今度は Prospettive Pollini での室内楽演奏だそうです。 CD2 Luigi Nono "Djamila Boupachà", da "Canti di vita e d'amore" per voce sola Luigi Nono A floresta é jovem e cheja de vida rec.: 11 January 2008 CD1 Pierre Boulez Sonata n. 2 per pianoforte rec.: 18 January 2008 Karl Heinz Stockhausen Klavierstück VII Karl Heinz Stockhausen Klavierstück VIII Arnold Schönberg Sechs kleine Klavierstücke op. 19 rec.: 22 January 2008 |
No.404 Pollini Prospettive
でのブラームス協奏曲 投稿者:とも 投稿日:2008/10/23(Thu) 11:43 この掲示板でも書かれている、母国での Pollini Prospettive でパッパーノと競演したブラームスの mpeg ファイルです。 第一協奏曲 http://groups.google.co.jp/group/rec.music.classical.recordings/browse_thread/thread/55781d4c9afa5d4c# 第二協奏曲 http://groups.google.co.jp/group/rec.music.classical.recordings/browse_thread/thread/21c9e2a75f4221e0# ローカルにダウンロードするのは結構手間ですが(無料ユーザーだと、一定時間後でないとダウンロードできない、など)、なかなかの音質だと思います。 |
No.401 Bostonの演奏会 投稿者:Noarht 投稿日:2008/10/18(Sat)
12:42 ボストンの演奏会に行って参りました。にこやかに舞台に登場したポリーニ。冒頭から好調ぶりがうかがえました。いつものつぼをつくようなメロディの歌い回し、オケとのかけあいも絶妙で、パーフェクトでした。すべての弱音をていねいに、またオケの強奏の中でも必要な音をすべて耳にとどかせてくれます。心にしみわたると同時に、なんと小気味のよい演奏でしょう。終演後の満足げな表情も忘れられません。何よりお元気そうなのがファンとしてはうれしいことでした。Bravo。Bravo。 |
No.398 ポリーニによるショパンのワルツ 投稿者:博多の人 投稿日:2008/10/11(Sat)
10:21 聞き手である私はかなりわがままであって、ポリーニのような大家に対してでさえ、この箇所はこのように弾いて欲しい、などど心の中で注文をつけることがよくあります。今回のCDで、ショパンの3曲のワルツを最初に聞いた時も、そのような気持ちになりました。しかし、何度も繰り返し聞きこんでゆくうちに、「この演奏はある意味で完結しており、過不足はまったくないのでは」、と心の底から納得するようになりました。それは何故なのだろうか? と考えはじめています。私は昔から、ポリーニの自然な小節のきかせ方、アゴーギクが好きで、落ち着いた歌いまわし、加速・減速による感情変化の描写の巧みさなど、楽曲の構造に裏打ちされた表現力に魅了されてきました。これは、音楽を構成する諸要素を有機的・統一的に把握するポリーニの特徴なのでしょうか? ポリーニは、楽曲と聞き手の間にいる自分自身の役割を、どのように考えているのでしょうか? 作曲家の真意をできうる限り忠実に聴衆に伝える、あるいは、演奏家としての自分の個性を聞き手に届ける、あるいは、それら二つのものを調和させた形で舞台に立つ、など勝手に推測しています。 |
No.393 ワルツ 投稿者:でんでん虫 投稿日:2008/09/14(Sun) 13:07 試聴とインタヴューの紹介、有り難うございます。 ポリーニが弾くショパンのワルツを一度 聴いてみたかったのですが やっと 一部を聴く事ができて 幸せ気分です。 ポリーニの演奏は何回も聴いても飽きる事がなく、常に新鮮に聴こえる。 全体を聴ける日が待ち遠しいですね。 |