Wie aus der Ferne 〜Guest Book〜

2006/02/14から2019/02/06のゲストブック記事です。

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No.458 評価 投稿者:博多の人 投稿日:2009/03/22(Sun) 10:28

クロチルド様が書かれているように、求めるものや個々人の感性の違いによって、評価が分かれるのは「世の常」だと思います。ピアニストの演奏をどのように感じるのかということは、逆に聞き手の感性がどのようなものかを示唆する(どのようなものかが探られている、といえば言い過ぎになるでしょうが)のでは、と思っています。言い換えれば、演奏を聞くことを通して、聞き手は自分自身の内面をみつめさせられているのではないだろうか、と推測します。このようなとらえ方は間違っているかもしれませんが、私はそのように考えて、自分の感性を大切にしながらもその状態をチェックしています。


No.456 ピアニストはショパン弾きと、それ以外に分類できる 投稿者:とも 投稿日:2009/03/21(Sat) 22:04

クロチルドさんなら当然ご存知でしょうが、私が題名にした一文は、ブレンデルのとても有名な分類です。

だからでしょう、ブレンデルは「どうしてショパンを弾かないの?」と、かなり頻繁にインタビューで質問されていたと思います。

で、彼の答えは、大よそ以下のようなものでした。

「私が考えるに、ショパンはピアニスト人生をかけて取り組むべき作曲家であり、そうなると必然的に他の作曲家、モーツァルトやベートーヴェンなどが犠牲になってしまいます。だから、私はショパンをもう弾きません。」

私なりにこのブレンデルの答えを解釈すると・・・

*********************

吉田秀和さんが、こんな意見を紹介されていました(誰の意見か、どうしても思い出せないでいます)。

「本当の天才とはショパンのことである。ベートーヴェンやモーツァルトを天才と呼ぶ人がいるが、彼らはハイドンやバッハに遡る『伝統』の中に位置付けることができるではないか。しかし、ショパンはそうした『伝統』とはまるで無縁であり、音楽史上の孤島なのである。それ故、ショパンこそが天才である。」

もちろん、ショパンだってバッハを勉強した訳ですし、ハイドンはベートーヴェンを「野蛮だ!」と驚いたのですが・・・、そんなことは百も承知の意見でしょう。

*********************

ブレンデルは孤島でピアノを弾くのではなく、ピアノで伝統という大河を弾くことを選んだ、ということなのかな、と思います。

私はブレンデルの率直な態度に、大いに好感を持っています。



No.455 このゲストブックの良さ 投稿者:博多の人 投稿日:2009/03/21(Sat) 10:07

管理人様が開設され運営されているこの「ゲストブック」の良さは、音楽に対する感性・考え方についての多様な意見や類似の意見が同じテーブルの上にのり、それらを俯瞰しながら音楽の豊かさを共有できるところにあると思っています。そして、クロチルド様が発せられたような疑問はとても大切で、関心のある人がいろいろと意見を述べることが楽しみの一つになると思います。「ああでもない、こうでもない、ああかな? こうかな?」と想像の世界に遊ぶことが(間違って構わないと思います、むしろ間違うことがユニークな見方につながるかもしれません)、気持ちをリラックスさせながら音楽への関心を高めると思います。


No.454 Re:ショパンの良さ 投稿者:すみこ  投稿日:2009/03/21(Sat) 02:09

クロチルド様、この間のご投稿を拝見し、私もお返事を書こう、書かなければ、と思いながら、遅くなってしまいました。音楽に関して、皆様の様々なご意見やご感想、ご質問などを、この場を通じてやり取りしていただければ、そしてこの掲示板が少しでもお役に立てれば、それはとても嬉しいことです。謝られることなど、なにも無いのですよ。
お返事しようと思いつつ、なかなか考えが纏まらずにいたところ、博多の人様の心温まるアドヴァイスが寄せられ、またショパンとポリーニへの思いが述べられ、クロチルド様もそれにお応えになってポリーニのショパンを真摯に受け止めようとなさっているご様子に、ホッとして温かい気持になりました。博多の人様、どうもありがとうございました。
そもそも私が「ショパン」を不用意に持ち出したために、クロチルド様にプレッシャー(?)をかけてしまったようで、申し訳ありませんでした。お好きな曲から、お心のままに、ポリーニの演奏を楽しんでいらしてください。多くの名盤があり、何度聴いても、また聴けば聴くほど、曲と演奏の素晴らしさを感じられることと思います。

でも、やはり、ショパンはポリーニにとって大切な作曲家であり、その演奏はピアニスト・ポリーニの真価を表すものではないかと思います。
私自身も、ドイツ系の音楽に馴染んでいたこともあり、ショパンには長いこと“遠い存在”という感じを持っていました。ポリーニがショパン・コンクールの覇者であり、驚異的な「エチュード」はピアノ界を震撼させた名盤と知りつつ、むしろベートーヴェンやシューマン、ブラームスの協奏曲などを聴くことが多かったのです。でも、ある時突然、ショパンの素晴らしさが判った、というか、すっかり魅了されてしまったのです。それはソナタ第3番を聴いた時でした。目(耳?)からウロコが落ちたように(冒頭のフレーズを思えば、笑われそうな言い方ですが)、そして心のフタが開いたように、曲が心に沁み込んできました。ああ、ショパンってこんなに素晴らしい曲を書いていたのか!と驚き、ショパンに出逢えたことを、ポリーニに感謝せずにいられませんでした。今は美しく貴い宝物のような音楽だと思っています。
私も、博多の人様が仰るように、ショパンは音楽史において独特な位置を占めていると思います。それは他の誰とも比較し得ないほどの独自の個性、稀有な天才性によるものでしょう。充実した内容の完璧な曲を殆どピアノだけで作曲し遂げた、モーツァルトやベートーヴェンと比肩し得る、しかし他と比較し得ないほどユニークな天才なのではないでしょうか。

私の想いを書いただけで、お答えにはなっていないかと思います。どうぞゆっくり時間をかけて、また時間を置いてでも、お心のままにお聴きになってください。いつかきっと、心から受け容れられる、そんな曲に出逢える時がくる、と信じています。



No.451 ショパンの良さ 投稿者:博多の人 投稿日:2009/03/19(Thu) 20:40

クロチルド様が言われるように、音量の大きさが必要・ふてぶてしさがない、ことがショパン音楽に感じられるのは、私も同意します。ピアニシモとフォルテイシモの間のデュナーミクが広いことも原因の一つかもしれませんが。私の独断と偏見では、ショパンは小品の魔術師、起承転結をコンパクトにまとめることのできる希有の天才、だと思います。ピアノ協奏曲やソナタの大曲、中規模の作品(バラード、スケルツォ、ポロネーズ)、100曲を超える小品集がありますが、ちょっと疲れた時などに、小品の何曲かを聞くと、不思議と落ち着きます。おそらく、これは間違った解釈でしょうが、音楽史の中でショパンはとても独特な位置を占めているのではないでしょうか? ショパンのバラード第1番で他の追随をゆるさないかのようなドラマテイックな名演をくりひろげるポリーニが、ベートーベン・最後のソナタ第2楽章で深い精神性を表出する(後半部分での演奏速度が若干速いような気はしますが)のを聞くと、私の個人的な思いとしては、ポリーニの心の中で、ショパンとベートーベンとは、異なった気風の作曲家であるにもかかわらず、つながっているような気がします。


No.449 ショパンの良さ 投稿者:博多の人 投稿日:2009/03/19(Thu) 07:48

クロチルド様ご自身の今のお気持ちを大切になさってください。そして、しばらくの期間をおいてショパンを聴かれ、その時にどう感じられるかを、またご披露ください。ブレンデルも比較的若い頃にショパンの作品を録音していますが、それらをお聴きになられたのでしょうか?


No.447 Re:Maurizio Pollini e la sua musica 投稿者:すみこ   投稿日:2009/03/18(Wed) 00:02

Yamaken様、こんにちは。ご投稿ありがとうございます! 某動画サイトで検索したら、該当する画面がズラリと出てきてビックリしました(お家のマークにUrl入れます)。
2時間半の長編をRAI3では2回に分けて放映したようですね。前から話題になっていたフィルム(私の日記帳の2002年秋10月2日付でも少し触れましたが)の、珍しい、貴重な映像を見ることが出来て、本当に嬉しいことでした。といっても、悲しいことに、内容はサッパリ?(^^;)?なのですが・・・。イタリア語が聞き取れたら、ポリーニの人となり、その音楽観を理解するうえで、どんなに役立つことか!! そう思わせる充実した内容の力作と見て取れますね。
日本では、まだ放映されていないのではないでしょうか。クラシカ・ジャパンででも取り上げて、日本語の字幕を付けて(吹き替えでなく!)、放映してくれるといいですね。



No.446 Re:はじめまして 投稿者:すみこ  投稿日:2009/03/17(Tue) 23:29

クロチルド様、はじめまして。長年ブレンデルさんの音楽に親しんでいらしたとのこと、もうその演奏をお聴きになれないのは、本当に寂しいことですね。でも、77歳という節目(「喜寿」という観念が西洋にあるかどうかは不明ですが)に引退を決め、一年間世界中で“サヨナラ公演”を続けられたのはブレンデルさんらしい、と思っていました。最後にロンドンでお聴きになれたのは、本当に良かったですね。
そしてまたロンドンで、我がマエストロ・ポリーニの演奏をお聴きになられたのも、新たな音楽の楽しみへの一歩となることでしょう。ブレンデルはショパンの曲を演奏しなかったけれど、ポリーニはショパンへの取り組みをますます深め、その魅力をより明らかにしています。もちろん、ベートーヴェンも、シューマンも、ブラームスも・・・ですが。
熱い思いを込めて“Appassionata”を演奏するポリーニは、きっと、音楽に恋しているのでしょう。そんな真摯なマエストロを、ご一緒に見つめ、聴き続けていきたいですね。



No.445 Maurizio Pollini e la sua musica 投稿者:Yamaken 投稿日:2009/03/15(Sun) 21:46

2001年RAI3制作の「ポリーニと彼の音楽」が某動画サイトに出ているようですね。2時間以上の長編で、ポリーニや友人達のインタビュー、音楽学校でのレクチャー映像もふんだんに出てきます(原語字幕なしが残念!)。「管弦楽のない協奏曲」の出だしから始まって、98年ローマでのシュトックハウゼン10番、ジェノヴァの工場で演奏した「皇帝」、「湖上の美人」での指揮姿、ブーレーズLSOと共演したシャリーノ初演、それから99年ザルツブルグでのプローベ(アッカルドSQやAns.ウィーンベルリンとのモーツァルトやチェンバロで弾き振りしたモンテヴェルディ)など、初めてみた貴重な実演映像がたっぷりちりばめられていて大変楽しめました。日本で上映されたことはあるんでしょうか?


No.443 ラジオのお知らせ 投稿者:すみこ   投稿日:2009/03/09(Mon) 23:33

ポリーニの演奏がラジオで放送されます(Thank you, Jae-Wook!)

3月17日20:03から、Deutschlandradio Kulturで、ケルンの演奏会(3月11日)が放送されます。
日本時間では3月18日(水)午前4時03分からです。

http://www.dradio.de/dkultur/sendungen/konzert/927756/

上のUrl.(お家のマークにも入れておきます)で、左側“Audio”をクリック、“Radio live auf dradio.de”をクリック、赤い字のDeutsclandradio Kultur liveの“MP3”、または“Windows Media”を選んで聞ける(はず)です。

上海のプログラム、ボン、ロンドンのリサイタルをスケジュール表に追加しました。



No.442 Re:ポリーニは作曲しているのでしょうか? 投稿者:すみこ  投稿日:2009/03/09(Mon) 22:25

roseberry_runa様、こんにちは。珍しい情報をご覧になりましたね(^^)。
「ポリーニがヴァイオリン・ソナタを作曲」とは、これまで見聞きしたことはありませんでした。絶対に作曲してない、とは言いきれませんが・・・もし有れば話題にならないはずありませんよね。
メニューインのディスコグラフィを見ると、Francesco Polliniという作曲家のハープ(とヴァイオリンのための)ソナタが載っていますので、そのPolliniさんのことではないでしょうか。
Polliniというfamily nameは、イタリアでは結構多いのかもしれません。音楽家では前述のFrancesco(18〜19世紀の人、作曲家)、19世紀の同姓同名のFrancesco(作曲家)、パドヴァで活躍し音楽学校・ホールに名を残すCesare Pollini(19〜20世紀のピアニスト、作曲家、教育者)がいます。現在もMaurizio Polliniという商工会議所(のような団体?)の議長を務める人がいて、私は時々ニュースなどで迷わされてます(^^;)。



No.441 ポリーニは作曲しているのでしょうか? 投稿者:roseberry_runa 投稿日:2009/03/09(Mon) 13:37

ヤフーの知恵袋でポリーニが作曲したヴァイオリン・ソナタがあり、メニューインが録音したものがある、という質問を見掛けました。
本当にあるのかな?でも、ポリーニは作曲法も勉強されているし。。。
どなたか判る方情報をお願いします。



No.440 博多の人様、たっちゃん様 投稿者:すみこ   投稿日:2009/03/03(Tue) 10:27

博多の人様、プログラムへのご高察を嬉しく拝見しました。久しぶりの日本公演、待ち焦がれていた聴衆への愛情溢れるプログラム、と私は感じましたが、どちらもよく考え抜かれた、奥行きのある選曲ですね。なんらかの方法でお聴きになれると良いのですが、放送(TVも)録音は今の日本では難しいようですね・・・。

たっちゃん様、ショパン・プロはとりわけ人気が高いようですね。マズルカをライブで聴けるのも嬉しいし、多彩な曲目を堪能できそうです。曲目発表前に売り切れ・・・は金曜日ということもあるのでしょうか。19日火曜日も、聴き応え充分なプログラムと思うのですが。
それで、先ほどカジモト-イープラスを見たところ、19日分はまだ残席があるようです。
キャンセルとか、調整したら残席があったとかなのでしょう、ここの○・△・×の表示はしばしば変りますので、こまめにチェックされれば、まだチケット入手のチャンスはありそうです。



No.439 たびたびすみません 投稿者:たっちゃん 投稿日:2009/03/02(Mon) 14:56

いまカジモトHPでSchumann〜Debussyプロ(5/19)を予約しようとしたらすでにSoldOutでした(泣)。個人的には昨年買ったChopinAlbum新譜で弾いていたミケランジェリ風(!)マズルカを聴きたかったのですが…皆さまの詳細な報告を期待しています。それとアンコールでもいいからPollini版Bach平均律聴いてみたいなぁ。
Debussyスペル間違えましたm(__)m



No.438 Chopinプロのみsold out 投稿者:たっちゃん 投稿日:2009/03/02(Mon) 01:11

すみこさんのリサイタルプログラム紹介(Chopinの夕べ)(Schumann,Webern,Debbusy)の上に博多の人さんの丁寧な解説がアップされてて思わずチケット購入したくなりました(笑)
ただし一番聴きたかったChopinプロが曲目未定の段階で売り切れって不思議なのですが…



No.437 関東・関西の方々がうらやましい 投稿者:博多の人 投稿日:2009/02/28(Sat) 11:04

管理人様が記入されたポリーニの演奏会プログラムを見て、これらを聴くことができる方々のことを大変うらやましく思います。曲目についてはほとんどが過去の日本公演で披露されたものだと思いますが、今回のプログラム構成は、ポリーニの思想が明確に示されていて、とても面白いと思います。ショパンの夕べでは、大まかにいうと、スケルツオ第1番と英雄ポロネーズという性格の異なる2つの曲の間に、ソナタ第2番で頂点を形成し、脇をマズルカ・バラード・前奏曲・子守歌というショパンの諸相で固める、とでもいうのでしょうか? ポリーニは、シューマンとドビュッシーや新ウイーン学派との間に何か関連を見つけているようですね。このことは私にはわかりませんが、でも、シューマンは感情を有効に表現するために、作曲の形式を拡大したのでしょうか? リストやシューマンと比べると、ショパンは古典的だといわれているようですが、それでもスケルツオ第1番・バラード第2番・ソナタ第2番には、ロマン派の音楽でありながら、どことなく現代音楽の萌芽を予兆させる響きがあるような気がします。ポリーニが演奏するシューマンの第3ソナタの演奏をCDで聞いて、私は衝撃を受けました。特に第3楽章で感じられるシューマンの情念と狂気が交錯する様(間違っているかもしれません)を天才的に表現するポリーニに圧倒されました。また、シューマンの第1ソナタ・最終楽章の最後の方で出てくる静かな部分では、孤独と狂気が入り交じった様(間違っているかもしれません)を幻想的に表現するポリーニの天才性に魅了されました。5月の東京と大阪の公演を聴かれる方々の感想を楽しみにしています。


No.436 速報!! Pollini's Program 投稿者:すみこ   投稿日:2009/02/25(Wed) 12:11

ポリーニの曲目が発表されました! お家のマークにカジモト・サイトのUrl.入れます。
(そこからコピーしてきました、少し形を変えて載せます。)

<5月12日(火)19時 ザ・シンフォニーホール/5月15日(金)19時 サントリーホール>

《ショパン・プログラム Chopin Program》

前奏曲 嬰ハ短調 op.45
バラード第2番 ヘ長調 op.38
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35

     * * *

スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
4つのマズルカ op.33
子守歌 op.57
ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53 「英雄」


<5月19日(火)19時 サントリーホール>

シューマン:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 op.14(管弦楽のない協奏曲)
シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17
           
     * * *

シェーンベルク:6つのピアノ小品 op.19
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 op.27
ドビュッシー:6つの練習曲(「練習曲集」第2集)


12 May:in The Symphony Hall
15 May:in Suntory Hall

《Chopin Program》

Prelude in C-sharp minor op.45
Ballade No.2 in F major op.38
Piano Sonata No.2 in B-flat minor op.35
   * * *
Scherzo No.1 in B minor op.20
4 Mazurkas op.33
Berceuse op.57
Polonaise No.6 in A-flat major op.53


19 May:in Suntory Hall

Schumann:Piano Sonata No.3 in F minor op.14(Concerto without Orchestra)
Schumann:Fantasy in C major op.17
     * * *
Schoenberg:Sechs kleine Klavierstucke op.19
Webern:Variationen fur Klavier op.27
Debussy:6 Etudes II livre



No.435 音楽雑誌3月号 投稿者:すみこ  投稿日:2009/02/22(Sun) 14:18

「音楽現代」3月号の特集は「伝説のショパン弾きたち」。往年の名ピアニストについて述べられているのですが、“vs.”として現代のショパン弾きを対照させています。
ブライロフスキー(青澤唯夫氏)、ホロヴィッツ(倉林靖氏)、ルービンシュタイン(萩谷由喜子氏)と“vs.”ポリーニについて書かれています。

来年は生誕200年のショパン。今年も“没後160年”で、プレ・メモリアル・イヤーのようです。
「音楽の友」でも4月号に第一弾の特集があります。
[特集]ショパンと世界のピアニストたち ・・・こちらも楽しみです。



No.434 雑誌の新刊 投稿者:すみこ  投稿日:2009/01/20(Tue) 22:43

たれねこ様、ありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1階左側の前の席・・・マエストロのピアノを弾く指、表情も覗える良いお席ですね(^^)v
私も2日とも1階中央部前方に席を取ることが出来ました。お正月もなんだかソワソワ過ごしましたが、やっとホッとして落ち着いた気分になれました。後は曲目発表を楽しみに待ちましょう。

「レコード芸術」2月号、特集は恒例の2008年リリースされたCDの“リーダーズ・チョイス”。
表紙に並んだCDジャケットの中に、ポリーニの2枚もありました。
総合第6位に「モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番・第24番」、第17位に「ショパン・リサイタル」でした。
総合第1位はヒラリー・ハーン「シェーンベルク/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」。ダントツで選ばれたようです。彼女のつい最近の来日公演も、素晴らしい演奏だったようですね。
ジャンル別では、協奏曲の部でこのCDが1位、ポリーニの「モーツァルト」が2位。器楽曲の部では、グリモーの「バッハ・トランスクライブド」が総合9位に入り、ポリーニの「ショパン」はやはり2位でした。
先月号の評論家が選ぶ「レコード・アカデミー賞」と、多くの愛好家が自由に選んだCDの違い(アカデミー賞大賞のブーレーズ、室内楽曲部門の田部&カルミナSQのCDも入っていましたが)、面白いですね。

ポリーニ・リサイタル、東京公演のチケット発売は、あと25日の一般発売を残すのみとなりました。
大阪公演は明日21日からシンフォニア会員の優先予約、25日から一般発売となります。
ポリーニを聴きたい方皆さんが、ご希望のチケットを手に入れられますように。



No.433 おめでとうございます(^^) 投稿者:たれねこ 投稿日:2009/01/16(Fri) 10:55

まず遅ればせながら・・・
「新年明けましておめでとうございます♪」
マエストロに、すみこ様の素敵なHPに、
「お誕生日おめでとうございます♪」
我が家の愛兎のショコラ(ネザーの男の子・2歳)も、実は1月5日がバースデーなんです。
残念ながらピアノは弾けませんが、マエストロのCDを流していると、耳を立てて聴き入っているようにみえます^^;

昨日無事19日分のチケットもゲットしました。
「連席だし、P席でもいいかなぁ」と思っていたのですが、こちらはあっさり3分ほどで完売でしたね^^;
結局15日分と同じ1階左側の前の席にしました。
根がミーハーなんで、出来るだけマエストロを近くで見たいんですよ。邪道でしょうか?(笑)

5日のバレンボイムとの共演、大成功だったとのこと、新年早々うれしいニュースです。
ニューイヤーコンサートの挨拶でも、
「中東で正義が実現する年になりますように」と
述べていたバレンボイム、
複雑な立場でなにかと苦労は絶えない昨今、
マエストロとの共演は芸術家としての本領発揮の充実したものだったでしょうね。

“Maurizio Pollini, le prince du piano”
いいですね〜「王様」でも「皇帝」でもなく、
「王子」ですか(^^)
ここ数年、日本でも「何とか王子」が流行りましたが、
やっぱりマエストロはファンにとっては永遠に「ピアノの王子様」のイメージですね(笑)
表紙の写真がまたイイ!
ポスターがあったらぜひ欲しいです。
"Le Monde de la Musique"、フランス語読めないのに、私も欲しくなってしまいました。

あ、PDFのチラシのポートレート見ました♪
最近のCDジャケット写真と同じ時期の撮影でしょうが、
煙草に火をつける瞬間なのかな?
かっこいいな〜(ミーハー丸出し^^;)



No.432 カジモト・イープラス 続 投稿者:すみこ  投稿日:2009/01/10(Sat) 14:43

カジモト・イープラスマガジン(メール)が届きました。
ついに「会員限定先行受付 カレンダー」に“マウリツィオ・ポリーニ ピアノ・リサイタル”が掲載されました。(お家のマークにUrl.入れます)
でも「●お申し込み」のリンクはまだ表示されず、曲目もまだ判りません。毎日、注意して見なければ・・・。
昨日「欲しいなぁ・・」と書いたチラシが、PDFで見られるようになっているのが嬉しいですネ!



No.431 カジモト・イープラス 投稿者:すみこ  投稿日:2009/01/09(Fri) 19:02

カジモト・イープラスのインフォメーションに
“マウリツィオ・ポリーニ いよいよカジモト・イープラス会員限定先行受付開始![カジモトくんの気まぐれ日記]”
がUpされています。(お家のマークにUrl入れます)
残念ながら、まだ詳細は判らないのですが、心の準備をし、気持だけでも高めておきましょうネ!
「今、巷で配っております、今回のリサイタル・チラシ」があるのだそうです。このところ音楽会に足を運ばないので、知りませんでした。欲しいなぁ・・・



No.430 Re:ポリーニの動画映像です  投稿者:すみこ 投稿日:2009/01/08(Thu) 00:30

roseberry_runa様、はじめまして。よろしくお願いいたします。
Youtubeの動画のご紹介をありがとうございました。ポリーニの映像、大分増えていますね、楽しませていただきました。このサイトは“これ、出していいの? 見ていいの?”と思うものもありますが(というより大部分がそうですが)、そう思いつつも、ついつい、次々と見てしまいます(^^;)
前奏曲24番の動画がnew versionになっているのには驚きました。まさに“18歳”のポリーニで、ショパン・コンクール後にフランスのTVに出演した時の映像と思います。

“Prelude op.28 n.8”もあるのですね。これは、きっとコンクール時か直後(演奏会orTV出演で)の演奏でしょう。一番若い映像かもしれませんネ。

http://jp.youtube.com/watch?v=rPOoFj-6zYU&feature=related

リストの方は2006年の初夏、パリのリサイタルでしょうか。この秋の東京でのリサイタルを思い出して、懐かしくなりました。
5月には、どんな曲を聴かせてくれるのか、楽しみですね。

5日のベルリンでの演奏会をお聴きになったJanさんから、メールが届きました。
シューマンの協奏曲はとても美しく、バレンボイムとのパートナーシップ、オーケストラとの相互の作用も素晴らしく、大成功だった、とのこと。マエストロもバレンボイムも、とても幸せそうで、二人の様子に感動させられた・・・とのことでした。幸せなお誕生日になって、本当に良かったですね。



No.429 ポリーニの動画映像です 投稿者:roseberry_runa  投稿日:2009/01/06(Tue) 15:59

はじめまして。いつも拝見しております。今年の来日2公演ともチケットを取れれば!と満を持しております。
↓のアドレスでは2006?年の来日時のアンコール曲のリストの超絶技巧10番の演奏を動画で見られます。
http://jp.youtube.com/watch?v=CrWxzv0OImA

→のアドレスではポリーニのTV出演が約10分診られます。http://jp.youtube.com/watch?v=-WdwTa1YYmw&NR=1

ポリーニが18歳?の頃の前奏曲24番の演奏です↓

http://jp.youtube.com/watch?v=EHvDKalsdsY&NR=1

ベートーヴェンのソナタ32番の1楽章の動画です↓

http://jp.youtube.com/watch?v=3kA8O6rv76U&NR=1

24の前奏曲から15〜19番の動画です↓

http://jp.youtube.com/watch?v=GUk8n41q5p8&feature=related

今年もより良い年になりますように。



No.428 Re:おめでとうございます−ありがとうございます 投稿者:すみこ 投稿日:2009/01/06(Tue) 11:52

bunta様、お久しぶりです。懐かしいお名前を拝見して嬉しくなりました。ええ、このHPも8歳の誕生日なのでした(^^)v こうして続けてこられたのも、ひとえに皆様のご協力のおかげです、ありがとうございます。そして何よりもマエストロ・ポリーニの大きさがこのささやかなHPに力を与えてくれるのですね。“ポリーニの引力”・・・と思っています。bunta様とマエストロのオーディションに合格された田中様との間にも、その“引力”が働いているのかもしれませんね。
10年ぶりに聴かれるというポリーニのライヴ。その間発売されたいくつものCDで触れていらしたことと思いますが、この10年のポリーニの歩みを、ホールで直に感じ取られるのは、また素晴らしいことですね。
プログラムは、何? チケットは、大丈夫? ・・・気になりますが、頑張りましょう!



No.427 おめでとうございます 投稿者:bunta 投稿日:2009/01/05(Mon) 00:31

昔々、お邪魔していましたbuntaと申します。すみこさんのHPも誕生日ですね。おめでとうございます。また、いつも貴重な情報をありがとうございます。

私は只のウォッチャーで何のコメントも出来ませんが、これからもこの素晴らしいHPとマエストロに期待しています。

私は今年、10年振りにマエストロのライヴ、行く心算です。
マエストロのライヴで1993年に出会った田中君という青年が、キジアーナでのマエストロのオーディションに合格し、現在ピアニストとして、日本で活動しています。

マエストロのお陰で彼との付き合いがあります。

15年振りに彼と会えたのはすみこさんのHPを見させて頂き、マエストロの音楽と関わり続けられたからで、本当に感謝しております。



No.426 良いお年を! 投稿者:すみこ  投稿日:2008/12/30(Tue) 00:34

師走の日々は駆け足で去り、いよいよ今年もあと2日を残すのみとなりました。
皆様にとって2008年はどんな年だったでしょうか。今年の漢字は「変」・・・なんだか変ですねぇ。日本でも世界全体でも、経済が崩壊し、政治が衰退し、社会が荒廃し、その矛盾がみな弱者にしわ寄せされている状況。「変」と言うよりもっと異常な、非常事態の、そして非情な世界に思えます。出口の見えないまま一年を締めくくるのは、悲しく、腹立たしい思いがします。
変化、変革、変換、変容・・・新しい年への希望を含んだ言葉として、むしろ「変」を捉えたい気がしています。

フランスのクラシック音楽誌"Le Monde de la Musique"が、“Les Chocs de l'anne'e 2008”というリストを発表、いろいろなジャンルの13枚のCDの中に、ポリーニの「ショパン・リサイタル」が選ばれています。
でもって、その雑誌のサイト(お家のマークにUrl.入れます)には1月号の写真が。表紙はポリーニ、特集は“Maurizio Pollini, le prince du piano”だそうです。(読めないけど、欲しい・・・)

今年も多くの方にお訪ねいただき、ご意見・情報をいただきまして、ありがとうございました。
来年はポリーニ来日の年、また皆様とともに楽しい時・場を持てますようにと願っています。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。



No.425 FM放送 投稿者:すみこ   投稿日:2008/12/01(Mon) 11:27

NHK・FM放送のお知らせを、ある方から頂きました(ありがとうございました!)
(家のマークに番組表のUrl.を入れます。)

12月4日(木)午後7時30分〜9時10分 ベスト・オブ・クラシック
「クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会」
〜ドイツ・ベルリン ワルトビューネ野外劇場で収録〜(2008/5/24)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(ピアノ:ポリーニ)
ベルリオーズ:テ・デウム 他

5月のベルリンフィル本拠の火災直後の、ワルトビューネでの野外演奏会です。
様々な困難な状況の中での、アバドBPO+ポリーニの演奏。楽しみですね。

たれねこ様、良い席のチケットを手に入れられて、良かったですね!
ピアノの演奏会では、左側の指使いの見える席を勧められることが多いけれど、
マエストロの場合、右側のお顔の見える席も選べるとなると、迷ってしまいますネ(ミーハーですいません)。
シリーズBは、聴き応えあるピアニスト達ばかりで、1年間楽しめそうですね。



No.424 とりあえず15日分は確保♪ 投稿者:たれねこ 投稿日:2008/11/28(Fri) 11:51

すみこ様、こんにちは。
こちらの掲示板で「ワールドピアニストシリーズ2009」の発売情報を知り、
(一応カジモトイープラスのメールも登録しているのですが、すみこさま情報の方がそれより早かった!)、
おかげさまで準備万端で予約開始時間に臨むことが出来ました。
やはり良い席はシリーズ券で取るのが一番ですね。
今回特にBシリーズのラインナップが素晴らしく魅力的だったので、
迷わずシリーズ券を狙いました。
(アンデルシェフスキもワッツもエマールも是非聴きたいピアニストなので)
ネットで座席選択が出来るのはやはり感激です。
ただ、やっぱり席の選択は短時間(5分以内)に決断しないといけないので結構焦りますね。
今回も前中央と前左側、どっちにしようか・・・悩みました。
前中央の真ん中やや右よりの方が
「表情も見えて、音も最高」のベストチョイスなのでしょうが、
「弾いてるポリーニをより近くで『見たい』!」気持ちが勝って、
前左側の席にしました。
斜めから弾いてる姿と指使いをしっかり見られる席なんで・・・ミーハー精神で恥ずかしい(汗)
19日は夫と行く予定ですので、来年の一般発売で連席を狙います。
「音楽の友」のカーネギー「ピアノ」月間の記事、
ご紹介ありがとうございます。
定期購読してるくせに、細かい記事を見逃しがちなので・・・(苦笑)
掲載写真、小さいけどいい感じに撮れていて、
思わず見入ってしまいました。
「テンペスト」と「熱情」でスタンディングオヴェーションの様子、
読んでるだけでこちらも興奮してきます。
あと、シューマンにショパンですか・・・来日プログラムもぜひこれでお願いしたいところですね、
本当に楽しみ。(笑)
すみこ様のサイトはどこよりも早くて詳しくて愛に満ちた(^^)ポリーニ情報が手に入りますので、
いつも頼りにしています♪



No.423 Re:Concert in Japan 投稿者:すみこ  投稿日:2008/11/26(Wed) 19:58

Hi, 咸池! Welcome to this guestbook!
It's a nice idea of you to visit in Japan to hear Maestro Pollini.
Yes, when I get new informations about his recitals, I will update this site as soon as possible.

Now, we have the dates of Pollini's recitals;
May 12:in Osaka (The Symphony Hall)
May 15 & 19:in Tokyo (Suntory Hall)

Tickets will be on sale:
on January 25 (for general audience, both for recitals in Tokyo & in Osaka)
on January 15-19 (for Kajimoto e-plus members, for recitals in Tokyo)

see below (sorry, only in Japanese)

http://www.kajimotomusic.com/concert/2008_november/03.pdf



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