No.210 素晴らしかったです! 投稿者:ズー 投稿日:2006/10/12(Thu)
23:39 いままでに何回もポリーニの演奏会に行き、そのたびにとても感動を受けてきましたが、昨夜のリストのソナタや「熱情」はいままでのどの演奏よりも印象深いものとして心に残りました。 どの演奏曲目も大曲ですが、ポリーニの演奏を聴いていると大曲のようには感じられないのが不思議でした。 アンコールが5曲もあり、それだけでも演奏会のプログラムとして充分であると思うと嬉しくなりました。実は、帰りの時間を気にしていた私は「革命」が終ったところで もうアンコールはないだろうとドアの方に立ち上がりました。後ろを振り向いたら、またピアノに向かっていたので、そのあと二曲はそのままドアの所で聴いていました。 初めてポリーニの演奏を聴いた(かれこれ30年前)ときにも同じようにドアの所で聴いていたことを思い出しました。一曲一曲聴きながら、その曲を以前に聴いたときの自分の思いがよみがえってきました。一人の演奏家の姿と自分のいろいろな思い出やできごとを重ね合わせることは、 そうそうできるものではありません。 そういえば、ステージの後方にもう一台、ファブリーニさんのサイン入りのピアノが置かれていたのはご覧になりましたか? 休憩時間、うっかりして見逃しましたが、ピアノは入れ替えてはいないですよね。あのピアノはコンチェルト用なのでしょうか? |
No.209 リサイタル 投稿者:めめ 投稿日:2006/10/12(Thu)
23:29 素晴らしいリサイタルだったみたいですねー。 アンコールの曲目を見ても盛りだくさんで行けなかったことが本当に残念です。 NHKでは放映しないのでしょうか? |
No.208 サイン会 投稿者:ともママ 投稿日:2006/10/12(Thu)
22:50 モーツァルトのブックレットにサインをしていただいて、とても幸せな気分です。 一人ひとりに温かい笑顔をむけてくださり、本当に‘胸キュン’でした! テレビ放送の件ですが、今週の土曜日、18時10分、NHK,BS1でほんの1分ほどの放映だそうです。 サイン会では握手も写真も禁止との主催者側のお話でしたが、サイン会の後、タワーレコードの建物の前で、車に乗る前のひと時(タバコを一服楽しまれていました。)、多くのファンに囲まれて、携帯での撮影にも結構にこやかに応じていらっしゃいました。 私は撮れませんでしたが・・。 奥様がすぐそばにいらしたので、ずうずうしく話しかけてしまいました。 中国訪問、お二人ともとても楽しまれたとのこと。リサイタルも成功だったそうです。 美しくにこやかなマリリーザ夫人、鮮やかなグリーンの中国服風ジャケットをお召しになっていましたが、今回の中国訪問でお求めになったのかも・・。 |
No.206 一夜明けて。 投稿者:ともママ 投稿日:2006/10/12(Thu)
14:22 昨晩は夢のような素敵な演奏会でした。 今なお感動さめやらぬ状態です。 会場に入るとピアノには‘ファブリー二’のマーク。 でも昨年のショパン・プロのときとはその金文字の大きさも位置も違っていました。 マエストロは毎回、演奏する曲などによってピアノを選ばれるのでしょうね。 そのファブリー二氏とマエストロ・アバドは客席にいらっしゃいましたが、今回は奥様のお姿をお見かけしませんでした・・。 昨晩のマエストロは舞台に登場なさったときからご機嫌な表情で、会場も期待で幸せな雰囲気に包まれたような気がします。 シェーンベルグ、曲が進むにしたがってどんどん調子が上がってきて、美しい音が響き渡りました。 熱情ソナタは、期待していたような激しい演奏とはちがいましたが、丁寧で精度の高い、心に染み入るような味わい深い名演でした。 後半は本当に絶好調でしたね! あんなに素晴らしいロ短調ソナタが聴けるなんて、、興奮で胸が熱くなりました。 神がかり的テクニックを駆使し、激しい感情がほとばしっても暴走しすぎて崩れることはなく、ドルチェの部分は限りなく美しく、曲全体が完璧に構築されている・・、ポリーニの真髄を見た(聴いた)思いです。 アンコールも特別大サービスでしたね。 リストの超絶練習曲、もしかして・・とは思っていましたがやっぱりでましたね! 気合が前面に出てとてもエキサイティングでした。 他の曲も、全く手を抜かない丁寧な心のこもった演奏で、感謝感激!でした。 今回のマエストロは、アバド初め、気心の知れた多くの友人と来日なさっているからでしょうか・・、とてもリラックスして楽しんで演奏なさっている様子、見ているこちらも幸せな気分になります。 15日の室内楽、18&19日の協奏曲も本当にたのしみです! |
No.205 ! 投稿者:おじさん 投稿日:2006/10/12(Thu)
02:10 音をとても大事に弾いているように感じました。右手を気にしている様子がうかがえたので何か有ったのかもしれません。 しかしそれが幸いしたのか、「熱情」は抑制の効いた慈しむような演奏でした。1976年にザルツブルクで弾いた時の録音や、1986年NHKホールの録音では、外面にほとばしるような「熱情」でしたが、今回の「熱情」は内面から沸いてくるような「熱情」だったと思います。 リストの小品4曲。1978年NHKホールではゆっくりしたテンポでしたが、それに比べると全体に速く、一曲目の「灰色の雲」は急ぐ感じでしたが、すぐにその速いテンポで落ち着き、ワーグナーの葬送曲には震えてしまいました。 リストのソナタを弾き始める時、鍵盤の上に手を構えていながら一度手をヒザの上に降ろし、弾くのを躊躇しました。何か気持ちの入れ方に違いが有ったのでしょうか。後半は、音楽の神が降りてきたとしか思えません。 アンコールも5曲。リストの超絶技巧が始まった時には、来た来た来た来たと嬉しくなってしまいました。ショパンのノクターンで終わりかと思いましたが、スケルツォ第3番まで弾いてくれて、本当に素晴らしい一夜でした。 アンコールの超絶技巧を弾く気満々で現れたポリーニに、花束女性がいてそれを受取り一度袖に下がりました。残念です… そのまま弾いて欲しかった…… |
No.201 マエストロ、5日に来日。 投稿者:ともママ 投稿日:2006/10/07(Sat)
02:05 嵐の中、オペラシティにハーディング&マーラー・チェンバー・オーケストラのモーツァルトを聴きに行ってきました。 ちょっと攻撃的?な若々しいドラマティックなモーツァルトで、大喝采を浴びていました。 とても良い席だったのですが、まん前に、マエストロ・ポリーニをひどくこき下ろす、有名な音楽評論家の先生が・・。 最初から最後まで難しい顔をして(・・といっても実際に顔が見えたわけではないのですが)、拍手も数回パラパラ・・、という感じ、、、怖そうな先生でした。 一緒に行った友人のおかげで、またまた楽屋にお邪魔できました。 そこで、いつもマエストロの送迎など、お世話をしているという梶本事務所の方にお会いしました。 「昨日(5日)、成田にお迎えに行った。」、とのこと。 ・・ということは、北京でのリサイタルの翌日にはもう東京に来て下さったということですね。 なんだかうれしくなりました! |
No.199 お願い! 投稿者:ショピネット 投稿日:2006/10/03(Tue)
23:18 すみこ様、イタリア語の文章を訳してくださってありがとうございました。コリエーレ・デラ・セーラを普段からお読みになっていたり、その多方面にわたる才能にはいつものことながら「すごい」の一言しか出てこないです。 ところが、なんとそのサイトがもうなくなってしまっているではありませんか!もし著作権等の問題がないのでしたら、あの画像をどこかに載せてはいただけないでしょうか?ともママ様にも好意的なお返事をいただいたのに、これでは悲しすぎます。 ところで以前、マエストロとファツィオリのことを尋ねたのを覚えておいででしょうか?青弓社の『ピアニストガイド』の54ページにこのことが書かれています。タワーレコード渋谷店でインタビューアーの方が質問してくださるとありがたいのですが・・・(そうでない場合はすみこ様にお願いするしかありません。どうか、どうか・・・・・・) |
No.198 公開リハーサル 投稿者:ともママ 投稿日:2006/10/01(Sun)
01:25 渋谷のタワレコでトーク&サイン会のある12日。11時〜14時にサントリーホールでルツェルン・フェスティバル・オーケストラの公開リハーサルが行われるとのこと。梶本の会員でコンサートのチケットを購入した人(?)は申し込めば見学の券をプレゼントしてくださるみたいです。 曲目の予定はマーラーみたいですが、ひょっとしてブラームスの協奏曲も合わせたりしないかしら・・、と期待して、一応申し込んでみました。 |
No.196 残念 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/09/30(Sat)
16:41 ポリーニのリサイタル、実は予約まではしていたのですが、スケジュールが合わず、上京を断念しました。みなさんのレポートを楽しみにしています。 ところで、この掲示板はどうやったら画像がアップできるのですか? |
No.195 明日で10月! 投稿者:ともママ 投稿日:2006/09/30(Sat)
10:15 待ちに待った10月がやってきます。 特に朝晩はひんやりとして・・クールな季節ですが、心はどんどん加熱してとてもホットな気分。 充実のプログラムが発表されて、期待にワクワク・ウキウキです。 ベートーベンの熱情にリストのロ短調ソナタ、ライブで聴けるなんてまるで夢のようです! リサイタル、トーク&サイン会、室内楽に協奏曲が2回・・・、その上シリーズ券を購入したので、ハーディング・マーラーチェンバー、サイ、ランラン、ダンタイソンまで加わって、コンサートラッシュです! 主婦にとってはまさに異常事態ですが、 「お母さんがキャリアウーマンの家では、夜にこのくらいお母さんがいないこともきっとあるわ・・。」 とか、 「ママがハッピーだと、家も明るくていいでしょ!」 などとこじつけて納得させています。 主人はあきらめモード、子供たちは、 「ママがいない方がのんびり自由にできていいや・・。」 と言い出す始末で、しめしめ・・といったところです。 とにかく、体調を整えて万全の状態でコンサートに臨まなければと思っています。 ショピネット様、驚きの写真をご紹介くださってありがとうございました。 日本でもマエストロのリサイタルでは音大生と思われる40-50人の人が舞台上で聴いていますね。 あのスタイルは、ずっと前からなのでしょうか? 世界中でそうなのでしょうか? 一般席にも中高生向けの若葉シート(3000円)が用意されていて、去年は娘もその恩恵に浴しました。 音楽を学ぶ若者、音楽が好きな若者に対するマエストロの思いやりが感じられて温かい気持ちになります。 ただ、日本の舞台上の学生さんたちは、背筋を伸ばし、脚をきちっと揃えて微動だにせず、(マエストロの間近で聴けるのは素敵けど)結構大変そう・・と思っていました。 床に‘体育座り’でお行儀を気にせずにかぶりつきの場所でマエストロの演奏を楽しんでいるイタリアの若者、うらやましいです。 |
No.194 チケット 投稿者:リキリキ 投稿日:2006/09/27(Wed)
15:08 ずうっと前にちょっとお邪魔したこと のあるリキリキです。 先程来たカジモトのメールに完売です、と 付記されていましたが、見に行ってみたら(笑) AとBに残席が??? それもRAとLDで、 関係者席とも思えず、謎です。 つい先日まで、最初の画面は「受付中」になって いるくせに開いてみると「完売」状態で イープラスなんか変と思っていましたが。 プロは、もしかしたらモーツァルト♪ (ポリーニプロジェクトの時に聴いた のがとても良かったので)と思って いましたが、違いましたね。 お休みの間に気分一新されたのかしら? |
No.193 リサイタル 投稿者:めめ 投稿日:2006/09/24(Sun)
20:32 ポリーニのリサイタル、すごいプログラムですね。 確かにイープラスを見ると残席があるようです。 リストのソナタは以前来日した際に、少々ひやりとした演奏を聴きましたが、また演奏するのですね。 この時期、私は残念ながら仕事が季節的にかなり忙しいので、行くことができません。東京に住んでいればまだ可能性はありましたが・・・。 行かれる方がどてもうらやましいです。 ぜひ皆さん感想を教えて下さい。 |
No.192 まさかのチケットGET 投稿者:しょぱん 投稿日:2006/09/24(Sun)
16:27 ポリーニの10月11日に行われるリサイタルのチケット、まだ残席があるとのすみこさんの書き込みを見て、自分の財布のことなど考えずに駆け込み入手してしまいました(笑)。 もちろん、前回の様な良い席ではありませんでしたが。 私は、特に後半のリストが楽しみです。シェーンベルクは良く知らないので、これから予習しなければ… なんだかチケットを入手した後は、そわそわしてきてしまいます。 いまからどうやって上京するか、対策します。 |
No.189 Concerto all'Auditorium Rai
投稿者:ショピネット 投稿日:2006/09/21(Thu) 20:44 すみこ様、ともママ様、このマエストロの写真はいったい何なのでしょうか? http://carlodemarchis.com/pdm/photo.asp?gallery=spettacoli&mode=full&photo=Pollini.jpg ぼくの語学力ではよくわからないのですが、イタリアは熱狂的なファンへのサービス精神が旺盛な国ですよね?大渋滞の中、せっかく苦労してF1を見にいっても、鈴鹿だと「国際映像のケーブルを傷つけたら承知しないぞ」みたいな感じで、表彰式の時でも決してコースになだれこませてはくれませんが、サンマリノグランプリとイタリアグランプリの行われるイモラとモンツァだけは、皆さんご存知のように無礼講です。 今年も美しいであろう日本の秋、マエストロとフェラーリに幸多からんことを! |
No.188 レコード芸術10月号 投稿者:ともママ 投稿日:2006/09/21(Thu)
08:22 p.172−173、「話題のNew Disc」に、マエストロのモーツァルト新譜についての「封印は解かれた。覚醒したエクスタシーと‘歌’という深化」と題する記事(矢澤孝樹氏)が載っています。 なかなか興味深い内容でした。(一部、「・・・?」と感じたところもありましたが、、、) ライブでは2曲の協奏曲の間に挟まれていた「兵士の物語」、ポリーニらしい歴史の相対化を感じさせていた・・とのことでした。 |
No.185 モーツァルト 投稿者:ともママ 投稿日:2006/09/12(Tue)
09:55 マエストロのリサイタルまで1ヶ月をきりました。 北京でのプログラムからすると、もしかして日本でも・・とワクワクです。 モーツァルトの新譜、本当に素晴らしいですね! 8月は主人の所用と子供の夏休みを兼ねてニューヨークで過ごしてきたのですが、帰国翌日の8/31にHMVで輸入盤を、その後国内盤も購入。毎日繰り返し聴いています。 17番。内田&テイト、バレンボイムの弾き振りの2枚を持ってはいたものの、20番以降(・・とマエストロの録音のある12,14,19番)に比べてあまり聴くこともなく、この曲がこんなに優れた曲だと初めてしりました。 なんというデリケートな演奏でしょう! 透明感のある美しい音で奏でられる軽やかでウィットに富んだ優美なモーツァルト。そしてその洗練された外の装いに内在する悲しみ、痛みといった複雑な表情もさりげなく、しっとりと表現していて、まさにモーツァルトの醍醐味ですね。 とくに主題と変奏の形式の3楽章、見事!です。 21番。工夫された装飾音など、センス抜群ですね。 みずみずしくのびやかで「精神の自由」を感じさせてくれる名演だと思います。 おじさん様、トークショー&サイン会のお知らせ、ありがとうございました。 早速渋谷タワーレコードに行って3枚目(!)を買って、イベント参加券(昨日のお昼頃の時点でNo.40)をゲット、3枚のCDは、居間、寝室、車に‘配備’しました。 当日は大変な混雑が予想され、入場フリーのトークショーも参加券を持っている人が優先されるとのことでした。 せっかく、ニューヨークに3週間も滞在してきたのに、8月だったのでカーネギーホールもリンカーンセンターもオフ・・。 けれど、カーネギーホールの玄関横にマエストロを含むKeyboard Virtuososの写真入ポスターが掲示されていました。 フライシャー、バレンボイム、ローティ、ブレンデル、ポリーニの5人で143〜485ドル、ポリーニの単券だと34〜108ドルということです。 やはり日本よりかなり安いですね。うらやましい! |
No.184 ファツィオリ 投稿者:ショピネット 投稿日:2006/09/12(Tue)
01:00 ご無沙汰いたしております。おじさん様、博多の人様をはじめとした皆さんの冴え渡る表現力、文章力、そして豊かな感受性に魅了されながら、掲示板をいつも読ませていただいています。 すみこ様が日記帳で紹介なさっている“Steinway Legends”を見て思い出したのですが、マエストロがご自宅にファツィオリを所有しておられるというのは本当でしょうか?ぼくは残念ながら、録音でしかファツィオリの音色を聴いたことがありません(チッコリー二のノクターン全集とアンジェラ・ヒューイットのノクターン全集)。 これは是非おじさん様にお聞きしたいのですが、ファブリーニさんはファツィオリの製造にはかかわっていらっしゃるのでしょうか?大変お忙しいこととは思いますが、是非お教えください。よろしくお願いします。 |
No.183 YOU TUBE 投稿者:めめ 投稿日:2006/09/09(Sat)
22:26 ポリーニのリスト見ました。(遅すぎ?) 何回も見ました。 とてもいいです。 ご紹介していただいた方ありがとうございます。 でもその下のコメントは否定的なものも多く、ちょっと残念。悪意をもって書いたような感じもするので気にすることでもないと思いますが・・・。 |