10月21日(日)《東京:サントリーホール》
プログラムB'
ショパン
ノクターン 嬰ハ短調 op.27-1
ノクターン 変ニ長調 op.27-2
ノクターン へ短調 op.55-1
ノクターン 変ホ長調 op.55-2
マズルカ ロ長調 op.56-1
マズルカ ハ長調 op.56-2
マズルカ ハ短調 op.56-3
子守歌 変ニ長調 op.57
ドビュッシー
前奏曲集第1巻
1. デルフィの舞姫たち 2. 帆 3. 野を渡る風 4. 音と香りは夕べの大気の中に漂う 5. アナカプリの丘 6. 雪の上の足あと
7. 西風の見たもの 8. 亜麻色の髪の乙女 9. とだえたセレナード 10. 沈める寺 11. パックの踊り 12. ミンストレル
〈アンコール〉
ドビュッシー:前奏曲集第2巻第12曲「花火」
延期リサイタルを聴いて 《hiramasa》さん
今回の3回の当初のプログラムが発表された時、いずれも魅力的でしたが1回しか行けないので、さんざん迷った末、10月11日のプログラムを選びました。ショパンのピアノソナタ第3番とドビュッシーの前奏曲集第1巻は是非聴きたいと思ったのでした。来日公演では、前者は初めてですし、後者も全曲は初めてだからです。中国公演がキャンセルとなったことを知り、体調を心配していましたが、無事来日され、10月7日のリサイタルが、当初のプログラムどおり行われ、アンコールも2曲演奏されたと知って安堵しました。 そして11日を迎え、念のためため本サイトを見たところ、なんと21日に延期となり、残念でした。そして、その延期の理由が「腕の疲労」のためと知り、早く回復してほしいと願いつつ過ごしていたところ、18日のリサイタルはプログラムは変更されたものの、行われたと知り、一安心しました。 とは言え、心配はずっと止まず、昨日21日を迎えました。そして、念のため梶本音楽事務所のサイトで、「大丈夫」なことを確かめたものの、依然ちょっと心配しながら、会場に向かったのでした。 というわけで、マエストロがステージに現れた時は、正直、本当に良かったと思いました。プログラムは、内心予想していたとおり、変更されていましたが、何はともあれ、ポリーニが聴けるだけで、嬉しく有難く思うのでした。 ショパンは陰影が深く、高貴で、特にマズルカが素晴らしかったです。ドビュッシーは輝きに満ち、高度に彫琢された音に彩られ、壮麗な響きに魅入られました。「西風の見たもの」、「亜麻色の髪の乙女」がとりわけ素晴らしかったです。 昨日のリサイタル、体調は決して十分ではないはずであったにもかかわらず、渾身の演奏を披露してくれた、「3回のリサイタルを演奏するという約束を果たし」てくれたポリーニに深く感謝するとともに、その労を労いたいと思います。 10/22(月) 10:50
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3回のリサイタル、無事終了 《すみこ》
hiramasa様、ご投稿ありがとうございました。3回目の延期リサイタルも、それまでの2回と同じように、音楽への愛情、また聴衆への誠意のこもった、ポリーニならではの演奏でしたね。美しい演奏で、貴重な宝物のような音楽を聴けたことに、感動と感謝ばかりです。
曲目は、2回目と同じ前半が再変更のプログラム、ただ曲順が変更となりました。
ショパン:2つのノクターンop.27、2つのノクターンop.55、3つのマズルカop.56、子守歌。 10/22(月) 15:32
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(コピーがきれいに録れませんでした。すみません。)
※「日記帳」に私の感想を載せました。2018年秋『花火のあと』
Bravo e Grazie! Maestro!! 2018年の感動