2012年の感動
皆様のご意見・ご感想と演奏会評(1)

10月23日(火)《東京・サントリーホール》

プログラム1B-M"

マンゾーニ
Il rumore del tempo
(ヴィオラ、クラリネット、打楽器、ソプラノ、ピアノのための)
  〈ルツェルン・フェスティバル委嘱作品、日本初演〉
クリストフ・デジャルダン(Va)、アラン・ダミアン(Cl)、ダニエル・チャンポリーニ(打楽器)、チョー・ジョー(Sp)、ニコラス・オッジ(P)


ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 op.54
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57「熱情」


日本公演初日 
《ともママ》さん
久しぶりに書き込みさせていただきます。

昨晩、今年の日本公演の初日を聴いてきました。

前半は、マンゾーニ作曲のとても前衛的な室内楽曲?(ソプラノ、ビオラ、クラリネット、ピアノ、パーカッション)。
頭の固い私には理解できない曲でしたが、興味深く聴きました。
作曲家ご自身が客席で聴いていらして、最後に盛大な拍手を浴びていました。
私の席から、舞台袖の楽屋への出入り口が見えたのですけれど、サスペンダー姿のマエストロポリーニが笑顔で演奏者たちを迎え入れていました。

後半、いよいよベートーベンのソナタ3曲。
大変なプログラムですよね。
後半に進むにしたがってどんどん調子を上げていました。
ワルトシュタインも熱情も、2楽章から3楽章への移行の仕方が絶妙でした。
外見は・・やはり70代になられたんだな・・という感じですが、演奏はまだまだ全然枯れていない!熱情なんて本当にパッションみなぎっていて、素晴らしい音も健在で、また今年も演奏会を生で聴けた喜びに浸りました。

すみ子さん初め、数名のポリーニファンのお顔も拝見で来て嬉しい夕べでした。

10/24(水) 18:11

10/23 コンサートについて 
《ポリーニファン》さん
コンサートに行かれた方、感想等を書き込んでください。リズムの乱れやミスタッチ、音の抜けが目立ち、かつて無い様な低調であったと、あるコンサート評には書かれていました。聴きに行かれた方は、相当な衰え方にさどかし驚いたことでしょう。本当なのでしょうか?
10/28(日) 22:33

23日の演奏会 
《すみこ》
ともママ様、早速ご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
本当に「ワルトシュタイン」も「熱情」も、終楽章へアタッカで入るところ、見事でしたね。
私の頭の中では、しばらくの間「熱情」の第3楽章が、輝かしい音で鳴り響いていました。

ポリーニファン様、人によって音楽の味わい方、音楽に求めるものなど、様々なのですね。
23日の演奏会は、いくつかミスタッチ等があったとしても、音楽の流れの中では殆ど気にならないもの、音楽表現を少しも損なうものでは無かったと思います。指の動きも鮮やかに、美しい音で、ポリーニならではの格別な(別格というべきか)演奏が聴けて、感銘深いものでした。満場のいつまでも鳴り止まぬ拍手、スタンディング・オヴェーションも、聴衆の感動を証していました。

10/30(火) 00:26


古稀の「革新」  大木正純氏

毎日新聞 2012年11月5日 夕刊

青澤隆明氏

音楽の友 2012年12月号 コンサート・レヴュー





※「日記帳」に私の感想を載せました。
2012年秋『Pollini Perspectives 2012 第一日 』



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