2016年の感動
皆様のご意見・ご感想と演奏会評(1)

川崎公演

4月9日(土)《ミューザ川崎シンフォニーホール》

プログラムA

ショパン
前奏曲 嬰ハ短調 op.45
舟歌 嬰ヘ長調 op.60
ノクターン ヘ短調 op.55-1
ノクターン 変ホ長調 op.55-2
子守歌 op.57
ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53「英雄」

ドビュッシー
前奏曲集第2巻
1. 霧 2. 枯葉 3. ヴィーノの門 4. 妖精はよい踊り子 5. ヒースの茂る荒地 6. 風変わりなラヴィ―ヌ将軍
7. 月の光が降り注ぐテラス 8. 水の精 9. ピックウィック卿をたたえて 10. カノープ(エジプトの壺) 11. 交替する三度 12. 花火

〈アンコール〉
ドビュッシー:前奏曲集第1巻第10曲「沈める寺」
ショパン:バラード第1番

本日のアンコール曲のお知らせ 
《ビッグ》さん
無事、ミューザ川崎でのリサイタル終了しました。取り急ぎ、本日のアンコール曲をお知らせします。
ドビュッシー 沈める寺
ショパン バラード第1番
4/9(土) 21:41

お久しぶりです(^^) 
《ゆうこ》さん
すみこさん、この度はポリーニと一緒に仲良く初ミューザだったのですね♪
愛情あふれる素晴らしいご感想に再び感動が押し寄せてきました。

マエストロ・ポリーニがミューザの響きを気に入ってくれますように♪と私も心から願っていましたが、先ほどミューザのFBをチェックしたところ、「はじめてのホールで緊張しましたが、後半のドビュッシーは自分でも満足の行く出来でした」というポリーニのメッセージが!嬉しい〜v(≧∇≦)v

サントリーでも素晴らしいリサイタルが繰り広げられることでしょう。
すみこさん、心ゆくまで堪能してきて下さいね!

4/12(火) 23:46

ありがとうございます! 
《すみこ》
ビッグ様、早速にアンコールをお知らせいただき、ありがとうございました。どちらの曲もアンコールとしては贅沢なほどの曲で、充実感いっぱい、嬉しかったですね。

ゆうこ様、お久しぶりです! ミューザの音響の良いことはウワサに聞いていましたが、ピアノの音も本当に明瞭で、素晴らしかったですね。プログラム変更でドビュッシーを演奏したことも、音響的に正解だったのでしょう、満足のいく演奏だったとのポリーニの言葉、本当に嬉しいです。お教え頂いてありがとうございました。アンコールも気分良く弾いていらしたのでしょう、バラード第1番、本当に素敵でしたね〜 v(*^^*)v

4/14(木) 00:20


音楽の友 2016年6月号 Concert Reviews

(写真が不鮮明で文字が読めないので、評の部分を下に書き写しました。)


音楽の友 2016年6月号 Concert Reviews

舩木 篤也氏

【鍵盤】マウリツィオ・ポリーニ
 評者の経験では、ライヴのポリーニは、休憩後のほうがピアニスティックにみて上出来という場合が多い。当夜も然り、と言うべきだろう。演目はドビュッシー「前奏曲集第2集」。響きの質の多層化がより自在になる(〈花火〉のような曲でも、くぐもった響きが混じる)など、目を瞠る点が多々あった。けれども、どこか違和感が残る。思うに、本作に不可欠であろうフモールが、希薄なのだ。
 そのようなわけで、むしろ前半ショパンの部のほうが心に残った。たしかに、最初の「前奏曲」嬰ハ短調では響きの涸れた各声部が互いによそよそしいし、これに繋げた《舟歌》では弾き損じが目立ちもした。しかし、次の「2つのノクターン」Op.55で窺えた詩的な身ぶりはどうだろう。バス音のエモーショナルなたたみかけ。係留音のちょっとした前倒し。水彩絵の具が水に溶けて消えるような、ごく淡い曲尾。彼のショパンは、以前からこのようだったろうか?「子守歌」は、オスティナート頭の変ニ音に前打音が付いたように聞こえる、不思議な演奏だった。

●舩木 篤也




※「日記帳」に私の感想を載せました。
2016年春『ミューズの微笑み 』



Bravo e Grazie! Maestro!! 2016年の感動

東京公演(プログラムB)

東京公演(プログラムC)

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