時々の雑記帳

音楽のこと、ポリーニのこと、日々の雑感を、
時々(気まぐれに)、書き入れます。

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(1月〜3月)

龍のように高みへ
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

東京では、穏やかな暖かいお正月を迎えました。公園を歩けば、紅梅が早くも一輪ほころび、枝々のつぼみもうっすら赤みを帯びて膨らんでいます。広場ではパパと一緒に凧揚げする子供たち、ファミリー揃っての散策、いつものことながらワンコのお散歩・・・のどかで平和な光景でした。新しい年が良い年になりますように・・・と願う心に応えてくれるように。

ところが午後4時過ぎ、突如の大地震!
東京での揺れは大きくなかったけれど、スマホに次々と入ってくる情報で能登の震度7を知り驚愕しました。TVを点けるとどの番組も地震情報に切り替っていて、その惨状がまざまざと映し出されています。家屋の倒壊、土砂崩れ、道路の亀裂と崩壊、津波警報、大火事etc.・・・地震で起こる怖ろしい全ての事柄に加えて、原発銀座と言われるほど日本海に沿って幾つもある原発の被害への恐怖。「異常なし」と言われても信じきれない不安。
帰省した家族、子供や孫も沢山いるだろうに、なんで元日にこんなことが!?・・・と思っても、地球の内部の動きは表面に暮らす人間の都合など、関係ないのでしょう。断層が幾つも重なり、未知の断層もあるとか、海の下ではプレートが絶えず動いて引っぱったり潜ったり・・・本当に危ういところに奇跡のように立っている島国・日本。
国民が安心して安全に暮らせるように、今こそ為政者には心新たに(心を入れ替えて!)しっかり働いてもらわなくては! 虚しい期待にすがる思いです。

ところが翌日の夕方、またも怖ろしいニュースが!
羽田空港でのJAL機と海保機の衝突・炎上。爆発しつつ火の玉となって滑走し、停止して炎上する飛行機の恐怖の映像を見ました。
乗客乗員が皆無事に(ケガした方がいらしたにしても)脱出できたのは奇跡としか思えません。日頃の善行(スタッフの訓練・心構え、指示に従う・譲り合う乗客の精神etc.)の賜物でしょうか。
海保の飛行機は能登地震への救援物資を輸送する任務だったとのこと。乗員5名が死亡との報に、本当に胸が痛みます。

被災地の復興と、被災者の方々に一日も早く平穏な暮らしが戻るよう、心からお祈りしています。

さあ、今日は1月5日、マエストロ・ポリーニの82歳のお誕生日です。

Buon Compleanno!
Tanti Auguri per 82 Anni!

マエストロ・ポリーニ、82歳のお誕生日おめでとうございます!

幸多き一年となりますよう、お祈りいたします。
ピアノと共に、心のままにお好きな曲を奏で
時には”音楽の父”の励ましと癒しを受け
体調を良く整えて、ゆっくりとお過ごしください。

昨年は体調が優れず、キャンセルの多かったマエストロ・ポリーニでした。不調を忍てのリサイタルは、マエストロにも聴衆にとっても、不本意な結果となったようでした。
それでも大きな拍手が続いたのは、ポリーニのこれまでの演奏で多くの感動を得たから、至福の音楽の時を味わえた確かな記憶があるから、一心に音楽に身を捧げる姿に敬愛の心が湧くから、限りない感謝の思いを込めて・・・。私もそんな聴衆の一人でありたかったです。

今年は春にスペインの三都市でのリサイタルと、首都ローマとお膝元のミラノでのリサイタルが予定されています。寒さの時季を乗り越えて、十分に体調を回復されることを、無事に公演が行われますようにと、心から祈っています。
けれど、決して無理はなさらずに! ゆっくりと平穏にお過ごしください! と、心から願ってもいます。
マエストロ・ポリーニ、私達聴衆は、貴方から、すでに十分過ぎるほどの音楽の贈り物を頂いているのですから。

世界はどうなるのか、平和は訪れるのか。日本はどうなるのか、新しい戦前への途を食い止め、衰退への道を止められるのか・・・。懸念すべきことは山積していますが、楽しいこと、嬉しいこと、素晴らしいことも、きっとあることでしょう。新しい年、日々を大切に、希望を持って歩んで行きたいと思います。

2024年、皆さま、どうぞ良い一年をお過ごしください。

2024年 1月5日 10:30


雲 隠

R.I.P

Maestro Maurizio Pollini!

23 Marzo, 2024

 

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