皆様、明けましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
年越し寒波と言われましたが、東京周辺は寒いながらも(風も強かった〜)穏やかな新年を迎えました。日本海側や北の地方は大雪や吹雪で荒れ模様だったようですね、お見舞い申し上げます。またひどい乾燥によりインフルエンザも流行しているようですが、お元気で過ごされていることを願っています。
三が日は、まずまずユックリと過ごしました。寝坊して、炬燵でノンビリして、つい夜更かしして・・・しょうもない過ごし方でしたが、このところ時間に追われるように暮らしていたので、まぁ良いか・・・と。
昨冬から炬燵を使うようになったのですが、この温かさ、この構造(布団+座椅子)が、どうにも行動力を削ぐのですねぇ。あぁ、この温もり・・・といつまでも抜け出せずに、ダラダラし、ゴロゴロし、ウトウトして。炬燵って、こんな良い暖房器具って、他の国にあるのかな? 日本独自の素晴らしい(?)発明品? なんだか日本人のメンタリティにピッタリみたい・・・。穏やかさを求め、小さな幸せに満足して、変化を好まず、誰かにやってもらうことを期待して・・・。
そんな日本人が昨年の暮れに選んだ政権は、果たして、より良い社会へ向かう道、平和な世界へと続く道を開くことができるのでしょうか? それとも・・・一体どんな未来へ、私達を連れて行くのでしょうか?? 懸念することや、危惧すべきことは沢山あるけれど、すぐにやらねばならないことも山積している日本。新しい年は少しでも良い年になるように、いえ、より良い年にしようと、自分で考えて、しっかりと行動すべきなのですね。・・・まず、炬燵から出なくては! (あ、今はちゃんと机に向かってパソコンやってます。マエストロに感謝!)
さて、今日は1月5日。マエストロ・ポリーニは、お元気で新年を、そしてお誕生日を迎えられたことでしょう。
皆様、イタリアの空に向ってお祝いの言葉を送りましょう!
Buon Compleanno!
マエストロ・ポリーニ、71歳のお誕生日おめでとうございます!
なによりも健康で、幸多い佳き一年となりますように!
お元気で活躍されますよう、心からお祈りいたします!
昨年は日本への演奏旅行で、Pollini Perspectivesの4回(+2回ですね)を全て行ったことは、私達日本のファンには本当に嬉しいことでした。マエストロにとっても、きっと。
今年はパリで2回、ベルリンで2回のPerspectivesが予定されています。
今年最初の演奏会、18日のパリでは、プログラムに変更がありました。ベートーヴェンのソナタが、第28番、第29番「ハンマークラヴィア」から、第4番、第8番「悲愴」になりました。ルツェルンでのPerspectives3回目のプログラムと同じです。
ベルリンでは昨年1・2回目がキャンセルとなりましたが、3月には当初の予定通り3・4回目が行われるようです。こちらは今のところプログラムの変更はありません。
2月に予定されていたイタリア国内での演奏会は、ミラノ、ジェノバ、ローマの3都市とも、各ホールの演奏会カレンダーに掲載されていません。なぜかキャンセルになったようです(それとも会場が違うのでしょうか?)。スケジュール表からは一旦削除しました。
4月、5月はアメリカへの演奏旅行。2年続けてのキャンセルだっただけに、今年は是非実現して欲しいと、アメリカのファンは待ち兼ねていることでしょう。ムーティさん、シカゴ交響楽団と共演の予定もあります。マエストロのご健康を、心から祈らずにはいられません。
70歳記念の年であった昨年は、DGから多くのCDがリリースされましたが、新譜は1枚、あとは旧録音の集大成という形になりました。
「ショパン」、「20世紀音楽」の組に続き、「シューマン」、「協奏曲」の組もリリースされています。
ショパンの新譜は、私には忙しかった時期、またマエストロ来日の頃に重なり、なかなか落ち着いて聴けなかったのですが、よく聴いてみると、美しい音色の素晴らしい演奏でした。前奏曲集は若い頃のCDと比べ、ライブ感が漂う、自由でしなやかな演奏。何度聴いても美しいポリーニ十八番のノクターン、新たな録音のマズルカを楽しみ、そしてスケルツォは大きく昂揚感溢れる演奏に圧倒されました。イタリアではポピュラー音楽に交じって、このショパンのCDがベストセラー入りしたようです。そして2012年の“Premio della Critico di Musica e Dischi”という賞を受けました。
今回の更新は、バイオグラフィを書き加え、新たに判ったプログラムを書き入れ、昨年度賞を受けた3枚のCDをレコード賞のページに加えました。
リリースされたCDも載せましたが、集大成の協奏曲集は、オムニバスとしてディスコグラフィ6に書き入れました。
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