もう半年が過ぎてしまった、早いものネ、なんて思っているうちに、もう七月も半ば過ぎ、夏は目の前。芙蓉、百日紅、夾竹桃・・・夏の花も咲きはじめて青い空に映えています。海の記念日という、楽しい夏休みを思わせる祭日が、今年は台風の荒波とともにやって来て、猛夏・猛暑をもたらしそうな今年の夏。
自然の営みは、まあ“しょうがない”として、暑さの真ッ盛りに選挙とは!? 街では演説やら連呼やら、ますます暑苦しく(;^^;)なりそうなこれからの日々・・・。でも、大切な問題が山積している現在、暑くても、忙しくても、遊びに行きたくても、大事な権利は、やっぱり行使しなくては。疑問や、怒りや、不安の種を見つめつつ、平和への願いをエネルギーに変えて、今出来ることをやらなくては・・・。“夏が来れば思い出す”ものは“ミズバショウ”だけではないのですから。
ポリーニのスケジュールに幾つか新しいものがありました。
10月にはフィレンツェでリサイタル。これはMaggio MusicaleとAmici della Musicaというフィレンツェの2つの組織の共催で行われます。
後者は、フィレンツェに世界的レベルの音楽の中心を創ろうと、1919年にAlberto Passigli氏により設立された長い歴史を持つ組織で、1930年代にはフィレンツェで最初のオーケストラOrchestra del Teatro Politeamaを設立、ヴィットリオ・グイが指揮し、フルトヴェングラーをはじめ著名な指揮者の客演もありました。
多くの初演を含むオペラを公演し、舞台背景や衣装に現代の美術家を起用し、やがてMaggio Musicale Fiorentinaという音楽祭の創設へと繋がっていった、とのこと。現在もTeatro della Pergolaを本拠地に、室内楽の演奏会などを中心に活発に活動している組織です。
“Solopiano”シリーズは第1回ポリーニと第10回ルプーはMaggio Musicaleとの共催でTeatro Comunaleにて行われ、本拠地ではシフ、ブレンデル、ペライア、アンスネスら8人が出演する充実したものとなっています。
12月には、トリノにてMITOの特別公演リサイタル。MITOはMilanoとTorinoの音楽団体が来シーズンから共同で行う音楽祭で、期間は9月“Settembre Musica”なのですが、マエストロは昨年12月に亡くなったG.Balmasの思い出のために、12月に出演します。
ウィーン旅行の写真を幾つかUpしました。殆どはガイドブックに載っているようなもの(あ、それほど上手な写真ではありませんm(_ _)m)ばかりですが、よろしければご覧になってください(Index(ホーム)ページのベートーヴェンの写真にもリンクをつけました)。
パスワードは「vienna」です。
http://www.myalbum.jp/Inform.aspx?mode=Album&albumID=5b01df0d2514