久しぶりに歩いた道は、ハナミズキの並木道になっていました。青い空の下、白と赤の花が交互に続く光景は目が覚めるように綺麗でした。
今年の桜は一斉に咲き、あっという間に散って、今は若葉の季節。いつの間にこんなに?と思うほど、若い葉の生長は早く、近い所にも遠くにも、一面に新緑が広がっています。真っ赤なつつじ、純白のハナミズキ、黄色の山吹・・・花々も緑に負けずに鮮やかな色を競っています。自然の生命力が美しく輝く季節。
春の訪れの遅いドイツでは“Wunderschoenen Monat Mai”というようですが、日本でもやはり“いと麗しき五月”ですね。
去年の今頃は、ゴールデン・ウィーク後半から始まる“プラチナ・ウィーク”を前に、ワクワクして過していました。今年はワクワクは秋までお預けですが、その代わり6月のチケット発売まで、ソワソワしなければなりません。リサイタルのプログラムも含め、早く詳細がわかるといいですね。
ポリーニ・プロジェクトUが行なわれる、というのは、嬉しい驚きでした。シュトックハウゼンの曲は何番なのか、とても興味を惹かれます。でも一回のみのプロジェクトというのは、なんだか不思議です。前回のような大規模な催しを実現させるのは、やはりとても難しいことなのでしょうか。ウィーンでも来年の4月と12月に一回ずつプロジェクトが開かれるようです。長い期間に亘って持続的に繰り広げようというお考えかもしれません。
(とすると、来日の間隔が短くなるかも・・・? などと、勝手に夢(妄)想している私^^;)
ロンドンの公演評がありました。やはり素晴らしいショパン・リサイタルだったようです。
http://www.guardian.co.uk/arts/reviews/story/0,11712,1470894,00.html
さて、今回は、2005-2006年のEnglish ScheduleのページをUPしました。まだ一部のスケジュールですし、詳細についても判りませんが、来シーズンも世界中で意欲的に活動されるマエストロです。
連休を前に、少〜〜し早めに五月の更新とします。皆様、お元気で楽しい休日をお過しください!